つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。このたび不定期更新に切り替えました。

台湾のたべものは、ワンダーランド。~外食の国、台湾~

 

台湾(台北)に行ってきまして、食事に関して感じたことを今回は書いていこうと思います。

 

 

 

 

台北市到着当日は既に夜だったのでどんなお店があるのかをしっかりと確認する余裕もありませんでしたが、滞在したホテルの近所にはスタバもあり、何故かモスバーガー(笑)もあり、結構多種多様だなと感じました。また中心部ということもあり、日本のコンビニである「セブンイレブン」と「ファミリーマート」もあったことが驚きでした。

 

どこかで聞いた話ですが、台湾は「外食の国」とされています。

 

 

 

要するに、自炊するよりは外で食べる習慣があるということで、これは滞在中何回も目にするのですが、これから出勤するであろうひとたちと、これから帰宅の途に着くであろうひとたちが、それぞれの時間帯において、それぞれ行きつけのようなお店(店内または店外、というか、壁といった仕切りがそもそもないお店)にわんさかと集まり、食べたい食材を注文しては一心不乱に、または現代的にスマホを見ながら食事をしているようすが窺えました。

 

こういった活気が、外食産業以外にも浸透していて、街全体が賑やかというイメージを持ちます。

 

 

 

続きを読む

整理棚からひとつかみ。 邦楽編 その30

裏界線 / タテタカコ

 

f:id:maruyamabase:20170401175908j:plain

f:id:maruyamabase:20170401175928j:plain

 

 

VPCC-81500

 

 

1.ひまわり
2.心細い時にうたう歌
3.烙印
4.渦
5.雪と月と君と僕
6.秘密の物語
7.卑怯者


セカンド・ミニアルバム。
2曲目はライブの時でもよく歌われるようになりましたが、個人的には6曲目。
この世界を紡ぎ、表現する手法はいかにもタテタカコ、という感じがします。
他にはないピアノと、他では見当たらない声。
これを手にする価値は、あると思います。

 

 

 

 

 

本日は1日ニセコ方面(羊蹄山のある地域)に出向いていますので、こちらの記事とさせていただきます。

台北市内の移動はスムーズです。用途に合わせての移動がとてもかんたんです。~交通の国、台湾~

きょうは今回の旅行の「交通」について。

 

 

 

 

新千歳空港(国際線)について

 

空港は新千歳空港から国際線で台北に入りました。

 

新千歳空港周辺の駐車場ですが、新千歳空港ICが出来たこともあり、その数は増えています。元々千歳市側、苫小牧市側にはパーキングはありましたが、空港近くに高速道路の入り口が出来たことと、周辺に関しては開発がまだのため、現状はパーキングだけがあるような感じです(それでも、何らかの開発は進んでいました)。

 

 

 

新千歳空港の国際線(新しくなってから)を利用するのは、今回が初めて。

出来て何年経過するのかは忘れましたが、国内線への移動も連絡通路でスムーズになってますし、大変清潔さを感じました。日本らしいですね。

 

そして報道では聞いていたものの、手荷物検査ではそれなりの時間を使いました。

行きと帰りとを比べてみると、圧倒的に出国(日本から出る)時の手荷物検査のほうが手間をかけています。それだけ神経を使っているということでしょうか。この水準で行けばいいのでしょうが、またテロや紛争などが起こると、時間がかかりそうです。そのため、時間には余裕を持った方がよさそうだと実感しました。

 

続きを読む

もともと、てるみくらぶでツアーを予約していた「台湾(台北)」。他の会社で予約を取り直して行って来ました。~未知の国、台湾~

先週のことですが、数年振りに海外に行きました。

 

向かった先は「台湾」。

 

 

日本からもほど近い国(それとも地域?)です。

 

 

f:id:maruyamabase:20170418202731j:plain

 雲海を望む。

 

 

前にも触れていますが、台湾行きに関しては当初「てるみくらぶ」のツアーに申し込んで渡航する予定でした。が、みなさまもご存じの通り、てるみくらぶは破産手続きを開始。会社からの連絡もきょう現在でたったの1通のみとなっており、会社との交渉はもはや絶望的となっています。幸い、当方の支払いは口座からの引き落としがまだ前のタイミングであったこと、引き落としを止めることが出来たこと、そして最終的には支払いの義務が発生しない方向で決着がつきそうです。

 

当初、てるみくらぶの報道が明るみに出たとき、台湾に行けなくても仕方ないなぁと考えていました。またの機会でもいいいと思っていたのです。しかし折角予定を調整したということもあり、まだ解決していない状態で、他の旅行会社でツアーを予約(プラスオプション)。結果としてはこの行動がピタリとハマり、台湾を楽しむことが出来たのです。

 

 

続きを読む

整理棚からひとつかみ。 ジャズ編 その58

【Series Sideman of John Coltrane

 

So What / Miles Davis & John Coltrane

f:id:maruyamabase:20170309183451j:plain

 

f:id:maruyamabase:20170309183517j:plain

Stash ABCJ-246


1.So What
2.Round About Midnight
3.On Green Dolphin Street
4.Walkin~Theme


personnel

 

Miles Davis(tp)
Wynton Kelly(p)
John Coltrane(ts)
Paul Chambers(b)
Jimmy Cobb(ds)


Rec:April 9,1960


時期的にコルトレーンが独立する前の録音。
本作はヨーロッパ・ツアー中に録音されたものであり、大いなる意志を持った、マイルスとは違う「求道」を持った覚悟あるコルトレーンのプレイが、マイルスのプライドとぶつかっています。
しかしながらマイルスとコルトレーンがぶつかり合えばぶつかり合うほど、宇宙に星が誕生するかのようなスパークが生まれ、結果として珠玉の演奏が出来上がります。
収録曲も代表的な曲ながらもその白熱さから、熱狂をもって受け容れることができるのかなと感じました。

 

 

 

 

時差ボケはないはず(旅行先は日本のマイナス1時間)。

しかし、とにかく眠い。

日本国内への旅行ではなく、海外への旅行だったからなのかもしれません。

 

今週は、本来てるみくらぶでのオーダーを介していくはずであった地域「台北」について書いていきます。

※ツアーはその後別の会社を通じてオーダーし、従来の日程で消化済み。

 

 

久々の海外旅行でした。

それは刺激的で、日本という国の良さと悪さが見えた貴重な経験でした。

整理棚からひとつかみ。 邦楽編 その29

元ちとせ(Hajime Chitose)

 

f:id:maruyamabase:20170401175651j:plain

f:id:maruyamabase:20170401175727j:plain

 


TGCS-1096

 

 

1.Birthday
2.名前のない鳥
3.Sweet Jane
4.Little Wing
5.冬のサナトリウム
6.Home Again

 

 

元ちとせのファーストアルバム。しかし、インディーズで、である。
全体的にカバー曲で構成されているし、彼女の良さがわかるようなわからないような、そんなもどかしい感じさえします。
しかし独特の「こぶしを回す」ような声の抑揚は、心を引き付ける歌声はあさしくここから始まりました。

 

 

 

 

 

無事に帰国しました(できました)。

国外にいた間、北海道では雪が降ったという報道。

そのときいた地域でもにわか雨が降るような天気だったので、どこも一緒だなぁと感じていました。

 

旅行記というか、渡航先で感じたことは後日書くとして。

きょうまではいくつか必要最低限のことをこなさなければならないので、恒例の記事とさせていただきました。

整理棚からひとつかみ。 ジャズ編 その57

【Series Sideman of John Coltrane

 

 

Wheelin' & Dealin' / Wess,Coltrane,Quinichette

f:id:maruyamabase:20170309181912j:plain

f:id:maruyamabase:20170309181940j:plain

 

VICJ-2139
prestige7131


1.Things Ain't What They Used To Be
2.Wheelin'(Take 2)
3.Robbins' Nest
4.Dealin'(Take 2)
5.Wheelin'(Take 1)*
6.Dealin' (Take 1)*

* CDのみのボーナストラック


personel

 

Frank Wess(ts,flu)
John Coltrane(ts)
Paul Quinichette(ts)
Mal Waldron(p)
Doug Watkins(b)
Art Taylor(ds)


Rec:Sep 20,1957


この作品はプレステッジ・レーベルの企画盤を象徴する作品のひとつで、プレステッジ・オールスターズというという編成で紡ぎだされたもの。
注目のひとつはフルートが演奏に使われていることで、フランク・ウエスという人の勤勉さを見ることが出来ます。
ウエス、クイニシェット、そしてコルトレーンという管楽器トリオに加え、ピアノにマル、そしてベースにダグ・ワトキンス、ドラムはおなじみアート・テイラーという顔ぶれなのですが、いつみてもここの企画盤の顔ぶれは凄みを感じます。

表題の一部にもなっている「ホイーリン」そして「ディーリン」。

解説を読んでみると「ホイーリン」は回転とか自転車に乗る、車で運ぶと言った意味があるよう。
そして「ディーリン」は行動、ふるまいといった意味合いになるよう。
曲目の意味から曲調を想像してみるのも面白みのひとつでありますが、早いテンポ、またはノリノリになって演奏している姿を想像するのは、そんなに難しくないのかなと思いました。

がらくたは「出てくる」ものではなく「見えてくる」もの。

がらくた整理を続けていると、ときおり興味深い現象に遭遇します。

 

 

 

これまでは必要だと思い、残していたものが、ある日突然、不要だと認識するのです。

 

 

 

 

 

なぜ、このようなことが起こるのだろう?少し考えてみました。

 

 

 

 

 

いま、必要と感じているのは、いまという時間軸での価値基準になると思います。

その価値観はあくまで「いま」だけのあいだ効果を発揮するものであり、今後についてはその限りではない、と推測されます。

 

 

 

要するに、「いつまでもこれは必要」というものは、多くあるようで実際はそんなに多く存在しない、という結論に至ります。

 

 

 

その多さの基準はひとそれぞれですし、これが確実という訳ではありませんが、時間の経過とともに、そのひとの価値観が著しく変化し、結果、自身の持ち物に対する見方が変わっていると言えば、わかっていただけるかもしれません。

 

そういったものは、何かしらの整理を行っているときに、特に感じることだと思います。

 

続きを読む