つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。

豪雨・映画・観覧車。

きのう、お昼までの札幌は、異様な雨に世界がのまれました。

 

 

 

本州などでよくある「ゲリラ豪雨」といった、急な天候の変化は札幌でもこれまでによくありましたが、昨日、はじめて目にする警報が流れました。

 

 

 

それは「記録的短時間大雨警報」というもの。

www.jma.go.jp

 

タイミングとしては、いつもよりは早い雨脚で雨が強くなり、そしてその勢いがどこまで強くなるのだろうと思ったくらいのタイミングで流れました。

 

 

いきなりの強さの雨だったため、配水管を流れる水の音がはっきりと聞こえるくらい、瞬間的に大量の雨が降ったことがわかるとともに、目の前の視界には、ありえない光景が。雨が生きているというか、雨のカーテンのような、流動的に動く光景を目にしました。

 

これが続くようであれば、この日の外出は諦めたほうがいいと思うほどだったのですが、幸いお昼頃には雨は上がり、脅威は過ぎ去っていきました。

  

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【活動報告】札幌市豊平区・月寒公園(つきさむこうえん)にて、プレーパークのボランティアを担当しました。

 

先日の旭山記念公園で活動した際、一緒にボランティアをしていた方のお誘いで、昨日札幌市豊平区にある「月寒公園(つきさむこうえん)」でプレーパークのお手伝いをしてきました。

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プレーパークは札幌市が推進している事業のひとつ。

 

公園をその舞台として、子どもの遊びを応援するプロジェクトです。

※詳細は札幌市のHPを参照

  

HP↓

 プレーパーク推進事業/札幌市

 

 

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整理棚からひとつかみ。 邦楽編 その43

冬のハイヌミカゼ / 元ちとせ

 

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ESCL-2570-1

完全収録ライヴCD

 

Disc1

1.コトノハ
2.トライアングル
3.白夜
4.オーロラの空から見つめている
5.月齢17.4
6.ハイヌミカゼ
7.君ヲ想フ
8.百合コレクション
9.夜に詠める うた
10.名前のない鳥
11.37.6
12.精霊
13.この街


Disc2

1.サンゴ十五夜
2.心神雷火
3.散歩のススメ
4.ハミングバード
5.音色七色
6.ワダツミの木
7.千の夜と千の昼
8.いつか風になる日
9.三八月
10.ウルガの丘
11.ひかる・かいがら-bonus track- 2003.12.7収録

 


2003年12月8日、故郷である奄美大島にある奄美振興会館にて行われたライヴの完全収録版。
2枚目の最後の1曲はその前日に収録されていますが、とても豪華であり、これ1枚だけで元ちとせを知ることが出来ます。
ライナーにはインタビューも掲載されており、彼女の為人を知ることができます。
また、奄美大島の風景を収めた写真も載っており、これが彼女の集大成なのかなぁと思うところがあります。

 

 

 

 

ついさっき帰宅しました。

想定外でした・・・

水に、意識を、向ける。

先日の日曜日から、ニュースで水の事故が増えてきた印象を受けました。

 

 

 

夏になりますと、水遊びの割合がぐっと高くなります。

 

それとともに、水の事故の割合も目立ってきます。

 

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「道具」にするか、「凶器」にするかは。

先日の活動で感じたことがあり、きょうはそのことについて少し書いていきます。

 

 

 

ひょっとしたらまとまりがないかもしれませんが、考えるための課題のようなものだと思っていただければ幸いです。

 

 

 

 

先日のボランティア活動で、火おこしをする際に必要な枯れ木などを集めてきて、適当な大きさ(燃えやすい大きさ)にカットするため、3種類の刃物を用意しました。

 

3種類の刃物とは、おの、なた、のこぎりで、それぞれの使い方と注意点を、デモンストレーションを交えて行いました。しかしこの日はとても暑く、子どもたちの理解する力を阻んだようで、どうにもうまく扱えない、要するに危なっかしいシーンが幾つも出てきました。

 

 

 

その他、電動ドリル(インパクト)を使用して穴をあける作業と言うのも別枠であったのですが、本来の使い方とは違う使い方をされていましたので、内心「きょうはいったいどうなってんだ!?」と思ったほどです。少なくとも、刃物を扱う時間はとても長く感じ、けが人がいつ出てもおかしくない、ぎりぎりのラインだと感じて真剣に接しました。しかし、どうにも前に進まないのと、他の子の順番がある関係で、前段階をこちらで施し、最後の一撃みたいな部分を任せることに。危険度はだいぶ下がりましたが、それでも気が抜けない、とても長い時間でした。

 

 

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バテました。

北海道では珍しく本州の夏を感じさせる晴天が続き、4日連続の真夏日を記録。気温は多少下がったものの、蒸し暑い日は未だ続いています。

 

エアコンがあれば室内環境の問題は解決できるのですが、我が家はエアコンなし。扇風機で毎年乗り切っています。が、流石にこの暑さを連日やられてしまっているので、からだのほうがちょっとついていけなくなりました。

 

 

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整理棚からひとつかみ。 ジャズ編 その77

【Series Sideman of John Coltrane

 

The ray Draper Quintet Featuring John Coltrane

 

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VICJ-2149
NEW JAZZ8228


1.Clifford's Kappa
2.Filide
3.Two Sons
4.Paul's Pal
5.Under Paris Skies
6.I Hadn't Anyone Till You

 


personel

Ray Draper(tu)
John Coltrane(ts) *1-5
Gil Coggins(p)
Spanky DeBrest(b)
Larry Ritchie(ds)


Rec:Dec 20,1957

 


リーダーである「レイ・ドレイパー」はジャズミュージシャンの中でも珍しい「チューバ」を吹きます。
そのためこのアルバムも他とは違い、ちょっと注目を集めます。
パーソンを見てみると彼とコルトレーンくらいしかよく目にする人はいないのですが、チューバの音色の珍しさと、なんともいい落ち着きが聴衆を虜にしてくれます。
いまでこそチューバ奏者はいるものの、この時代の奏者は彼ひとり。それほどモダン・ジャズの世界にチューバを持ち込み、馴染ませることが大変だったかわかります。

【活動報告】イエティくらぶ月例スクールにて、暑さの中たくさんの体験をしてきました。

にちようび。

 

 

 

連日の真夏日のなか、札幌市中央区にある旭山記念公園にてボランティア活動をしてきました。

 

札幌まるやま自然学校の「イエティくらぶ」です。

 

 

 

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内容はもりだくさん。

 

  1. バウムクーヘンをつくるために必要なことをする
  2. バードコールを作ってみる
  3. パチンコを作ってみる

 

 

と、そのどれもがメインになりそうなものばかり。

 

参加の前段階でも、あれをやりたい、これをやりたいと、子どもたちは事前に取り組みたいことが決まっていたようです。

maruyama-ns.jimdo.com

 

 

 

しかし、大きい誤算だったのが連日の暑さ。

 

きょうのニュースではここ連日の真夏日(この時点4日連続)が歴史的記録に並ぶほど。

これは年代関係なく、厳しいコンディションだったということを終わりになって気づかされました。

 

 

 

まず、活動の中では「休憩を頻繁に」ということと「水分をこまめにとる」事が挙げられ、ひとつ動いたらすぐに休憩・水分を取るといった展開になりました。遊びや作業に夢中になってしまいますと、時間の経過が早いとともに、それだけの時間帯暑さの中に身を置くことになります。大人ですら体調をくずす可能性があるのですから、子どもは尚更です。暑さにやられてしまわないよう、細心の注意をして取り組みました。

 

 

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この活動のメインは、「バウムクーヘンづくり」。

 

 

 

時間内に作ってみようという試みです。

 

 

バウムクーヘンを作るには、火を起こさなければなりません。

 

 

そのため最初に行ったことは、リヤカーを使用して枯れ木などの材料を集めること。

途中、桑の実も見つけたので、これも集めてジャムにしようということになりました。

この時点で既に暑いのですが、材料集めに集中していました。

 

 

 

 

 

 

 

 

そして無事に戻り、いったん休憩。

 

 

 

ほんとうに細かく休憩をはさみました。

 

 

次は木材を適当な大きさに切ること。

 

そのため「おの」「なた」「のこぎり」の使用方法を説明します。

 

 

みんなは四苦八苦しながら、頑張って燃えやすい大きさに切ってくれました。

 

 

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その後火を起こし、お昼。

 

※実は、火おこしのアクティビティでこんなことも実践。火をつけるむずかしさを学びました。

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お昼は室内で済ませましたが、あまりにも熱いので途中で「水遊び」が加わります。

 

着替えはもちろん用意していたようで、上下ずぶ濡れ(笑)になりながらもはしゃいでいます。

水遊びも区切りをつけ、衣服などもしっかり渇くようにインターバルを置きました。

 

 

 

その間、バウムクーヘンの下ごしらえも進み、いざ焼く作業に。

 

 

その間、工作として「バードコール」と「パチンコ」造りが行われました。

 

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写真はバードコールにバーニングペンで模様などを独自に。

 

 

午後は「バウムクーヘンの焼き」「パチンコ作り」「バードコール作り」を手分けして行いましたが、時間帯によっては一カ所に集中してしまうことも。あちこちから「トミー!!!」と声がかかってばかりだったので、少しテンパってしまいました。

 

 

 

バウムクーヘンも失敗がありながら、無事に完成し、みんなでおやつ。

トッピングとしてアイスクリームと、午前中に集めた桑の実で作ったジャムを添えて、おいしくいただきました。

 

 

 

 

 

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その後はまた水遊び。そしてほどなく解散

 

大人の集中力も維持するのが困難ないちにちでした。

 

 

 

 

 

この活動の中で難しいと感じたことがありまして。

 

それが「刃物等の取り扱い」でした。

 

 

 

小さな子どもが刃物を使用する。これは親御さんも不安げに見てしまうことが多いです。

反面「できるよ!」と言ってしっかりと扱う子どももいます。

 

今回使用した刃物は3つあり、それぞれ扱い方が異なるとともに、まだまだ扱いづらい代物です。大人がついていないと、けがをしてしまう可能性が一気に高くなります。今回は刃物でけがをしてしまうということはありませんでしたが、ひやりとさせてしまう場面が幾度も起こり、その時間帯がとても長く感じました。とてもとても長く感じたのです。

 

活動が終わった際に話をしてみましたら、意外な落とし穴が。

それは「暑さでいつもなら理解できるところが、きょうは理解できなかったのでは」ということ。目で見せても、ことばで説明しても、暑さが要因のひとつとなって理解につなげることが難しかったという見解になりました。確かに、目の前でやって見せても、まったく違う動作をしてしまうことが多かったのです。これはどうしてなんだろう?と活動中ずっと疑問を抱いていたのですが、気候もコンディションに大きく影響することを忘れてしまっていました。

 

 

 

子どもたちは、大人と比べるとだいたいが低身長です。そのため、地面からの熱を受けやすくなっています。大人と比べると、暑さの度合いは強いのかもしれません。そう考えると、この1日の活動は、みんな元気に楽しんでいたことに改めて驚きました。それだけこの時間を楽しみにしてくれていたという裏返しになります。これから北海道も夏本番になりますし、いろんなリスクも増えてきます。今回のことを教訓にしたいと思いました。

 

 

 

 

 

へろへろになって帰宅して。

 

晩御飯を食べていましたら、花火があがりました。

 

 

どうやら近所の高校が学校祭だったようで、クライマックスの一環として花火を上げていたようです。

 

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数多く上がる花火を見て、とてもいいご褒美をもらった気持ちになりました。

 

花火が終わって後ろを振り返ってみると、遠くの空には満月が。

 

 

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その満月を眺めながら、改めて強く決意を秘めるトミーなのでした。