昨日はボランティアでお世話になっている
「札幌まるやま自然学校」が主催する
「イエティトレッキングくらぶ」に参加してきました。
今回挑戦した山は、定山渓にある
「夕日岳」と
「朝日岳」でした。
ここんところデスクワークが続き、頭も体もカチコチだったので、結果としてはとてもいい運動になりましたし、いい切り替えになりました。目の前のやるべきこと、やりたいことは相変わらず山積みのままですが、山を登ったことで自然に手を付けることができるような、そんな感覚を纏って帰ってきました。
今回のトレッキングですが、地下鉄南北線「真駒内」駅からじょうてつバスに乗車し、一路定山渓まで目指します。
当日知ったのですが(汗)、バスと日帰り温泉のパックというものがあるらしく、今回はそれを利用しています(大人1.800円)。詳細はじょうてつバスのHPを確認された方がよろしいかと思います。
じょうてつバスHP:
幾つかの場所で集合し、バスに40~50分揺られながら定山渓まで移動。
いつもよりも早起きした子どもたちは「早く起きたから眠い~」といいつつも、結局一睡もせずに目的に到着し、登山のための準備を始めることに。
最初に登ったのは「夕日岳」でした。
事前にディレクター(進行役)から話があったのですが、先日の台風の影響で倒木があったり、道幅が狭くなったりとしているようで、登山には細心の注意を払ってくださいとの説明がありました。倒木はある程度取り除かれてはいましたが、一部倒れた木をまたいで進まなければならないところや、道幅がひとり分しかないところ(すれ違うのも本当に厳しい)もあったため、大人もこどもたちも、相応の集中力を維持していったと思います。
夕日岳、山頂手前で唯一展望できる街並み。
かんたんに、それぞれの登山道を登った印象を述べますと
夕日岳・・・登り口は水気が多く、ぬかるみも多数。登山道は迂回しながら登っていく感じ。急な段差もあるため、注意が必要。
朝日岳・・・夕日岳と比べると、ジグザグに登っていく感じ。そのため体力勝負なところがあるので細かな休憩が必要なことも。こちらのほうが登山道の幅は狭く、また足が引っかかりやすいところもあるので、足を取られてしまい、けがにつながる可能性は高いです。
朝日岳はお昼ご飯をいただいた後に登りました。
夕日岳で予定よりも多くの時間を割いてしまったため、お昼ご飯の時間も短縮。その後の予定も早め早めに動いたのですが、最終的には帰りのバスを1本遅らせて対応することになりました。
朝日岳の登山時間は夕日岳と比べると短いのですが、足が滑ったりとか、体力の低下などもあり、予定通りにはいかず。頂上に到着したのもそこそこに、日の入りの時間が近くなってきたため、小休止程度で山を下りることになりました。
朝日岳山頂。既に西日です。
無事に下山した後は待望の温泉!
お邪魔したのは「鹿の湯」さんでした。
バスチケットで入湯できる温泉は他にもあるのですが、訪れた時間や帰りのバス停までの距離などを考えると、ここがベストプレイスであったのです。
お風呂にはゆっくりつかることこそできませんでしたが、汗を流し、少しの間だけでも足をゆっくり伸ばすことができたのはよかったです。こどもたち(男子)は、先に髪と体を洗ったあと早々に「ミストサウナ」へ直行(笑)。そして露天風呂へ。そしてまたミストサウナへ・・・という繰り返しで、短い間でも温泉を満喫していたようでした。
そして一路真駒内駅へ。ゆっくり車体に揺られながら帰ってきました。
大人でもきつかった今回の登山。こどもたちも相当きつかったと思います。それでも登山中にはこどもならではの視線でいろいろと見つけてきては登山そっちのけで遊ぶ(笑)のです。このパワーと好奇心の強さには毎回驚かされます。今回は雨が降った後だったので、きのこを中心に、カタツムリやミミズ、そしてカエル!など、たくさんのいきものを見つけていました。夕日岳登山では登山口近くに小川が流れていたので、途中で笹船を作って流したりもしてました。こういうことをやろうという考えが大人にはないですね。まさしく、こどもならではの柔軟な考えであり、アイデアであり、エッセンスであったと思います。
山登りをしたのは、8月初旬以来のこと。
その時に登った山は、有珠山でした。
有珠山は体力勝負なところがある山で、登山道から一番高いところに行くクライマックスのところで、250段ほどある階段を上る必要がありました。登山である以上、有珠山であれ、今回の連続登山も体力勝負・気力勝負なところはありますが、ひとりで登っている時の負担の大きさを感じ取ることが出来たように思います。
もちろん、今回のようなパーティーで登る際は、何かしらの荷物を分担して登るということもあるため、重量は増します。それでも上り下りが出来たということは、声掛けだったり、頑張って登る姿を見たりすることができたことは、やはり大きいです。今回の2つの山は500m級の比較的小さい山ではありましたが、山の高さに関わらず、気持ちの面や体力の面においては気を付けなければならないということを改めて学びました。
今度はどの山に登ろうか。
わたしにとって「山」はアースであり、グラウンディングを実感させてくれる大切なフィールドのひとつです。その他にも、ことばには表現できない学びを与えてくれます。それがごく「アタリマエ」と捉えてしまうか、それとも、登山中の迫った気持ちを和ませてくれたり、切り替えをさせてくれるものと受け止めることができるかどうかは、もはやその人自身の「すべて」にかかっています。
そういった意味では、いい「復習」の機会を与えていただいたし、次なる「課題」も見えたように思います。今のわたしにとって山はまさしく「師」のひとりだと感じました。
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