最初に質問です。
読者のかたは、どれくらいの楽曲をお持ちでしょうか。
写真は最初のガラクタ整理時のもの。
昨日の日記にあげた写真の、およそ8時間後の写真です。
まだまだ多いです。
右側にCD-Rを入れた木箱が映っています。
音楽と言うと、出始めはたいへん貴重なものであったと思います。
記録媒体もレコード、カセットテープ、コンパクトディスク(CD)、ミニディスク(MD)そしてデジタルと変遷を遂げており、実に様々な形態で世に伝わることになります。
上記のように、記録媒体がどんどんコンパクトになり、ついには「データ」という実体のない状態で音楽を所有することができたため、個人の音楽の保管環境は飛躍的に変化したと思います。
デジタルオーディオプレイヤーやスマートフォン、パソコンやタブレットなどに代表されるデジタル端末に、読者のかたはどれほどの楽曲を保存されているでしょうか。
シンプルに、コンパクトにされているかたもいらっしゃるかと思います。
反対に、とても多くの容量を割いて多くの楽曲をお持ちの方もいらっしゃると思います。
わたしの場合はCD-Rを筆頭として保管しつつ、パソコンにも音楽データを保存しています。
ただ、パソコンに保存しておくのが(なんとなく)嫌だったので、特に保存しておきたいものはCD-Rに移しました。そんなことを繰り返しているうちに、パソコンの中の音楽データも、実体物のCD-Rも、大きな容量を抱えることになったのです。
昨日の日記に書いたように、最初の整理はCD-Rのみを整理しました。
「聴いていない」「もう聴くこともない」という判断で、ポイポイ捨てていきました。
札幌市の指定ゴミ袋の最少サイズは5リットルですが、それが何袋か出来上がったと記憶しています。
この行動に対してはたしかに「もったいない」という気持ちが芽生え、1枚のディスクを取りながらうんうん考えていた時間もありました。
でも
「もったいない」のは
「せっかく保管したディスク」を捨てることなのか。
それとも
「使用していないモノ」をわざわざ保管しているスペースがあることなのか。
この2つを選択肢として思い浮かべていただけますでしょうか。
果たして、どちらが「今後の人生」において重要になり、影響を及ぼすか。
どちらが「新しい展開」を生み出すか。
無論、わたしが選んだのは
「使用していないモノ」をわざわざ保管しているスペース
でした。
不要となったものは、みなさん捨てると思います。
賞味期限切れとなった食品や調味料も
サイズが合わなくなったり、色あせてしまったり等などして着なくなった服も
読まなくなった本も
みなさん、普通に捨てているはずです。
それが「音楽」であっても同様です。
保存しているものがCDであってもそれを収納する空間が必要ですし
データであってもそれを保存する容量が必要になります
空間でも、容量でもだんだんスペースがなくなってきたらみなさんはどうしますか?
たぶん、データやCDの整理をされ、空間やスペースの確保を行うことと思います。
もちろん、それを手放すのはもったいないかもしれません。
だからこそ、手放すことでモノの「大切さ」を感じることが必要だと思います。
少なくとも、音楽を集めて保存・保管していくのには相応の「労力」がかかっています。
わたしも集めるまで相当の時間とお金をかけました。捨てるのを迷いました。
でも、捨てました。
もったいないけど、不要と判断したので、捨てました。
捨てた後に「あれ、とっておけばよかったなー」と思ったこと。
まだ1度もありません。
捨ててみると、以外とこんなものです。
最初の頃はびくびくしながら捨てていましたが、なんだか懐かしい感情に出逢った感覚になりました。
そうしてCD-Rの整理が終了。
小さな一歩ですが、これがとてもとても大きな一歩となりました。
はじめてCDなどで音楽を「購入」したときのワクワク感を、忘れないでくださいね。
4月開催の各種ワークショップ、参加者募集中です。
-*-*-*--*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
好天が続いていますね。今日の最高気温は13度の予報でした。
引いたカードは
No.39「進歩」でした
キーワードは「前進」「改善」「発展」「進化」
昨日のカードが「出現」だったので、なんだか続いているなぁと思いました。
このころには、卒業式ももう済んでいる学校も多いと思います。
そして春からは進学や就職など、新しい展開が待っています。
自然のなかでも「新しい展開」は常に起きています。
四季の様相は同じことの繰り返しに見えていますが、人間と同じように新しい展開を迎えては変化を起こし続けています。
身の回りの環境の変化も「前進」や「発展」と捉えることができるかと思いますが、
「心境の変化」や「気づき」も「発展」や「進化」と捉えることができます。
わたしたちの周りには今やたくさんの情報が溢れていて、それに触れることでもたいへんな労力を要します。その中から必要なことを探し出すのは至難の業なのですが「これだ」と思い、手に取る行動を常に支えている存在がいることも忘れないであげてください。
わたしたちはなんのために進化や発展を目指すのでしょう。
ときには改善を起こし、ふたたび前進しなければならないのでしょう。
その理由を考えても明確な答えはなかなか出てくるものではありませんが
「この人生を生き切る」ということは共通の目的であることに変わりはありません。
きょうという日が良い日でも最悪な日でも、それが翌日に起きる「脱皮」のための必要なイベントであったなら、この世界の至るところに「成長の糧」はあるのだと確信します。
あなたの成長を、進化を、発展を、革命を。
あなたと、あなたを見守るひとたちが待ち望んでいるということを、気づいてください。