つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。

あの日のこと。 ~轟雷は礎を打ち砕いた~

4月17日の出来事の続きを、当時の心境をそのままに書いていきます。

 

 

 

 

 

 

2.背広

 

 

背広に関しては、今回のイベントを主催する立場であったため、身なりはスーツだろうという考えでいました。

 

実際、イベント初日の「ガラクタ整理ワークショップ」に関してはスーツを着用。

 

 

 

「背広を着る」ことに関しては何の疑いも持っていなかったのですが

 

 

 

 

 

 

 

ここを「突かれ」ました。

 

 

 

 

 

 

 

「なんで背広を着るの?」

「背広は何だかイメージと違う」

 

 

と質問が。

 

 

 

 

 

 

これに対し

 

「主催者だから」

「背広を着ることで気持ちが引き締まるから」

 

といった主旨のことを言ったと記憶しています・・・

 

 

 

 

 

竹内さんからの返答は

 

「背広はおかしい。似合わない」

「他の服がいい。個性が出るような」

 

というものでした。

 

 

 

 

 

 

結局、背広での参加はNG(と判断されたと認識した)となったため、違う服を着なさいということになったのですが、この時点でわたしは通常の思考が出来なくなっていました。

 

 

 

 

 

最初に飛び出したひとことが

 

「だったら、裸で行くことになります」

 

と正直に伝えました。

 

 

 

 

これには竹内さんも苦笑いだったと思います。

 

 

 

 

 

 

結局普段着でイベントに参加。

イベント中は使用済みの備品を車まで運んだりと忙しく動いていた(敢えてそうした)ため、感傷に浸る時間はさほどありませんでしたが、こんなささいなことも後々尾を引くことになりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3.ブログ

 

 

上記の流れで次々に指摘が飛んでくる。

 

 

3つめの標的が「ブログ」でした。

 

 

 

「文章等がつまらない」

「感情(気持ち)が入っていない」

「タイトルもダメ。気難しい」

グラウンディングって何で使ってるの?」

 

 

有無を言わさない矢継ぎ早の質問、というか詰問(という記憶)。

 

 

 

この問いに答えた記憶はありません。

 

 

 

 

 

完全に問い詰められているような感情になっています。

 

 

 

 

 

「感情を書かないとだめだよ。僕のブログを見てごらんよ」

「これじゃ誰も読まないんじゃないの」

 

などなど。

 

 

 

 

 

何を言われたか正直記憶どころではありませんでした。

残っているのは「散々ダメ出し」されたという事実のみ。

 

 

 

 

 

いろんな指摘が飛ぶたびにトーンダウンしていく様を笑いながら見ている。

これほど辛い時間はありませんでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんなのが認定試験なのか。

こんな試験を受けるために東京へ赴いたのか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その結果がこれか。

その結果がこれか。

その結果がこれか。

その結果がこれか。

その結果がこれか。

その結果がこれか。

その結果がこれか。

その結果がこれか。

その結果がこれか。

その結果がこれか。

その結果がこれか。

その結果がこれか。

その結果がこれか。

その結果がこれか。

その結果がこれか。

その結果がこれか。

その結果がこれか。

その結果がこれか。

その結果がこれか。

その結果がこれか。

その結果がこれか。

その結果がこれか。

その結果がこれか。

その結果がこれか。

その結果がこれか。

その結果がこれか。

 

 

 

 

 

 

好き放題言われて、好き放題笑われて。

 

 

 

 

 

 

 

じぶんの努力は。

じぶんの覚悟は。

 

 

もう

 

 

わからなくなりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4.瞑想

 

 

瞑想に関しては「追い打ち」のようなもので

 

 

 

竹内さんへはわたしが「ヴィパッサナ瞑想」をしていることは伝えていました。

 

竹内さんはクレアビジョンという瞑想の学校で習っているため、わたしが実践している瞑想とは異なっています。

 

 

 

わたしが行っている瞑想についても何かを言いたかったらしかったのですが

 

 

 

「これ以上言うと強制になる」

 

 

と呟いてそれ以上言うことはありませんでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そうかよ。瞑想もダメ出しかよ。

 

 

全部、やってることがダメだと言いたいだけか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このような、後ろ向きな気持ちになったことは言うまでもありません。

 

 

たった1時間、いや、数十分、もしかすると数分の出来事だったのかもしれません。

その短時間で、この日に向けて注いできた努力が、覚悟が、積み重ねが、脆くも崩れ去った感覚を憶えました。

 

 

 

その感覚は、今でも鮮明に残っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんなぐちゃぐちゃした、すべてを否定された、何も表現も語ることもできない状態で午後からのイベントに臨みました。

 

 

 

イベント時とその後の打ち上げでは頑張って何かを話していたとは思いますが、何を話したのかすら記憶にありません。完全に空元気で、無理して表情を造っていた。

じぶんが受けたショックや傷を見せまいと、気丈とまではいかないがなんとか平静を保とうと必死になっていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いや。

 

 

 

 

その日は、単純に

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

半べそをかいていた、いい年したおとながいただけのこと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ただ、それだけのことでした。