つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。このたび不定期更新に切り替えました。

新鮮な感覚は、大事にしていきたいです。

やっと、父親の墓参りに行くことができました。

 

 

本来は8月に行く予定でしたが、相次ぐ悪天候のため予定をたびたび変更。変更しても変更しても、その日が悪天候に見舞われたため、9月に入ってからの墓参りになってしまいました。

 

 

 

父親のお墓は石狩市にあります。札幌から車で1時間程度。

夏場は海水浴場も開いたりと、活気のある場所にあります。

 

当日は湿気がまとわりつく、本州の夏のような陽気に包まれながらお参りを済ませました。

 

お墓にたくさんの枯草がまとわりついていたということが、悪天候が続いていたことを物語っています。試しに永らくしていなかった勤行をしてみたところ、すらすらとお経が出てきたのにはびっくり。何十年と繰り返してきたものは、そんなすぐには無くならないようでした。その感覚は独特なもので、頭の引き出しからそのデータを取り出す感覚ではなく、自然と口から次の言葉が出て行く様を客観的に見ていたのですが、改めてみると不思議な感覚で仕方ありませんでした。

 

 

 

思いのほかお参りが早く済んだので、近い場所で昼食をとることにしました。

 

この日は目的とするお店が一軒あり、なるべくその場所から離れないようにする必要があったのですが、車を走らせていると一軒のお店の看板が道路脇に表示されているのを何回か見かけました。そこで、お昼はその看板を頼りに向かうことに。

 

 

 

訪れたのは「ヴァン・クラシック」というお店でした。

 

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右の扉がお店の入口。

 

 

細い道を走り、小高い丘を登った先にあるお店。近くの畑で栽培されたお野菜は無農薬とのこと。週末にはお野菜も、自家製のパンなども並び、賑やかになるそうです。

 

いただいたのはカレーでしたが、厨房からスパイスの匂いがして空腹感が増大しました。カレーはやばいですね。飲み物のようにすいすいとお腹に入ってしまいました。

 

このお店は中高年男性なら知っているであろう「VAN」を前面に出したお店。

その系統で雑誌「Free & Easy」も置いてあります。この日対応していただいたお店のかたのファッションもおしゃれでしたし、淹れていただいた珈琲も抜群でした。

 

 

 

昼食を済ませて、本命のお店へ。

 

 

 

訪れたお店は「天海珈琲」でした。

 

 

www.amagai-coffee.com

 

 

このお店を当初は「あまみこーひー」と読んでいたのですが、正確には「あまがいこーひー」ということがわかり、へぇ~と唸ってしまいました。

 

このお店はおそらくテレビや雑誌等の取材も入っていると思います。

 

 

 

でも、それくらいの価値があるお店だと思ってしまいました。

 

 

個人的に「いいね!」と思ったことは

 

  1. ロケーションが良い
  2. 建物内の空間が良い
  3. 見せ方が良い
  4. 珈琲が良い

 

という感じでした。

 

まず、注意していただきたいのは、このお店は、珈琲「しか」出していません

フードメニューは、一切ありません。

 

そのため、食事は別の場所で取る必要があります。

 

 

 

次に、使われている珈琲豆は所謂「スペシャリティ・コーヒー」です。

要するに、とってもいい豆を使っています。

いただいてみたところ、口当たりが「かなり」違いました。

 

 

 

そしてなんともよかったのが「空間の使い方」。

 

大きい窓から海が見えることももちろんいいのですが、お部屋の使い方がすばらしく、何時間でも居たくなるような雰囲気を持っていました。室内には本棚がいくつかあるのですが、ジャンルは様々。中には珍しい本もあるので、長居して読みたい気分になったほどです。

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右側がお店。表札がかかっていたので、普段は個人宅のようです。

 

 

 

 

店主はその空間の使い方を、中国の思想をヒントにしている模様ですが、室内にはそんな宗教感はまったくなく、シンプルに過ごしやすい、特別な空間があるという感じがしました。

 

 

 

 

また、この居心地はなんだろうな、何かな、何がいいんだろうなと思っていたら

 

 

「宇宙?」

 

 

というキーワードが。

 

 

 

 

 

いや、もちろん宇宙にいったことはないのですが、目に見える以上の「広さ」と、何だか自分が「律せられる」感覚を覚えたのです。普通に「いい店」では、まず感じることのない感覚だったのです。

 

 

 

この出逢いが良いか悪いかは別として、少々アンテナの感度が高まってきていると感じました。これは以前調子が悪かった際にですが、良いものも悪いものも「あらかた」受信していたことが原因でひどく体調を崩していた時期がありました。それ以後「よいものは受け取る」「悪いものは受け取らない」ようにしていくことを実践してきましたが、思わぬところでその成果?が発揮していたような気がします。

 

 

 

 

お墓でも飲食店でも、はてまたじぶんの部屋でも、その空間づくりは誰もが重視し、大切にしていこうとすると思います。そのためには定期的な整理やメンテナンスなどが必要になってきます。

 

外で見かける「良い空間」は、じぶんの部屋でも実現は十分に可能です。そして、それを「自分で創り出せる」ことは、とても大きな意味があると思っています。わたしが経験した「ガラクタ整理」はそこに当てはまっています。自分の部屋ぐらいきれいじゃなくても・・・と思う人がいるかもしれません。残念ながらそれは「間違い」で、自分の部屋「以外」の場所にも波及しています。それは、現実の空間と、その人の心にです。

 

 

 

良い空間に触れると、何故だかとてもよい気持ち、よい気分になることができます。そのチャンスが実は至る所にあるんだ。自分を「変える」ためのヒントは、実はそこかしこに存在しているんだなと改めて感じとりました。

 

 

 

季節は秋に入ります。そうなるともうすぐ冬がやってきます。

衣替えの時期や、年末年始を迎え、またいろんな「モノ」が増えてくる時期がやってきます。

 

ガラクタは確実に人の生活やこころの「足を引っ張り」ます。しかもそれは「遅行性」であるので、すぐに気づくことはほぼありません。気がついたらこんなになっていたというのが、正直なところです。そういった意味では実に巧妙であり、別な角度から言えば、本人が気づかないうちに手に負えない状況を完成させて「成長を妨げ」ようとします。それにはまってしまえば、何年も同じことで悩んだり、同じような生活を繰り返したりしていきます。

 

 

 

ガラクタを整理すると、不思議と心は落ち着きます。恐らくそれが本来の状態であり、ガラクタに囲まれて落ち着いている、または安心している状態は、いわば「何かから隠れるよう」な状態だと言えると思います。この状態は「感情の表面」で起こっています。多くの人はここで感じた感情に敏感に反応し、態度を決めてしまいます。その奥に「本来」の感情があるとわからずに。ガラクタ整理は、これまで表面で感じていた感情を「クリア」にしていくものなのだなと、今回の訪問で感じました。

 

 

 

 

 

 

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