今朝は早起き。大雨の降る音で目が覚める。
時刻、午前三時半・・・(汗)
起きて部屋の窓を閉めた後に、何となく瞑想をしようということになって、暗闇の中で、佇むようにして座った。
瞑想合宿をしていた頃は、午前四時起床。三十分後には最初の瞑想を行う時間が訪れる。
何も音がしない空間での瞑想は、実ははかどる。集中ができるということを今更ながら思い出した。
軽く眠たくはなるものの、昼寝はしなかった。いや、できなかった。
昨夜に何となくお尋ねのメールをとあるお店へ送っていたが、翌朝早々に「来て」との返事。
何かが噛み合うかのようなタイミングで、その場所に呼ばれていった。
結果、午後から夜までびっちりと店内の模様替えを手伝った。
店主のガラクタ整理に、自然と付き合うカタチになった。
心に決めている人は、早い。
それは、損得とは全く別のものを見た、決意の心が見えた。
いくら他人のものとはいえ、モノにはエネルギーが宿る。
そのため、疲れと空腹が一気に訪れる。
大方片付いたころに周りを見渡してみると、整理したものが「重くのしかかっていた」ことに、その場にいた全員が気づいた。
その時に必要な重さもあれば、不要な重さもある、ということを、改めて実感した。
このお店は今後どう変わってゆくだろうか。
整理はまだ完了してはいないけれど、峠は確実に超えた。
あとは、そのスペースの気に沿った流れが出来上がるのみだ。
この空間ができたことを、とてもうれしく思う。
まだ外が暗いなか、瞑想の流れで引いたカードが
No.24「入り口」だった。
キーワードは「入り口」「門」「扉」「機会」「打ち開く」
わたしは、普段はこのお店の客でしかないが、お店が変わる入り口、第一歩を見ることができたのは自分にとってよかったのかもしれない。また、その変化に携わることができたのは、とてもいい経験になった実感がある。
変化を迎えるにあたり、自分自身が汗を流す必要が出てくることがある。
逆に、自分は楽をして最高の変化を得ようという考えは、捨てたほうがいい。
前者と後者では、その実感も、得られる感触も、似ているようでまったく違うから。
望む場所まで行き着くまで、少ないながらも「闇」は必要だ。それがなければ、今のわたしたちには「光」はわからない。怖れずに感じ、流されずにその根源へ行きつく必要が、平等に与えられている。
「打ち開く」とは、少なからず自分の労力を投入して展開を起こすこと。
楽をして手に入れたものには、その程度の価値しかないといえる。
単純明快だけど、汗を流して、腹ペコになって一心不乱、集中して作業に臨めば、その先に訪れる感覚に対しても受容ができる。その行程は、ガラクタ整理とまったく一緒だと思った。
入り口に立つのが怖くても。
門、扉の先にあるものがわからず不安でも。
じぶんに都合のよい機会ばかりを求めず。
あらゆる出来事を通して、自らを打ち開く。
そこにあるのが、本来の成長なのだと思う。
~お知らせ~
9月10日、11日は宿泊を伴うボランティア活動参加のため、期間内にいただいたお問い合わせやご依頼に関する返信は12日に致します。ご了承ください。
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