2015年、初夏。
わたしは、今後の生き方について考えていました。
その時点でのわたしは、ネガティブ感満載の人間でした。
悲観的な人間でしたし
劣等感を抱いていましたし
自己否定をしていましたし
無力感を感じていました。
そして何より、生きていくことに辛さを覚えていました。
この辛さは事あるごとにわたしに「わかってるよね?」という感じで目の前に現れてくるのですが、当時はそれに対する防御法や、自分自身が「定まっていなかった」ため、右に左に揺らされまくっていました。
その中で、当時にご近所にいたとある人のセッションを受けます。
それが森野御土日古(もりのおとひこ)さん。
彼のワークショップを受けたことがきっかけで、自分の「軸」を立てる必要があると感じたわたしは、彼のセッションを受けることになりました。
森野さんは現在千葉県在住。
昨年冬に、北海道を離れました。
以前から頻繁に交流をしていたというわけではないのですが、彼との出逢いは様々なところに波紋を及ぼし、わたしの現在の活動にも少なからず活かされています。
もう1年以上前のことなので記憶があいまいですが、彼の「軸を立てるセッション」を受けた際に、こう言われました。
「この時点で、軸は立てない方がいい」
つまりは、心身がその状態にまで来ていない、達していないと判断されたのです。
ショックではありませんでしたが、その説明に対しては「しょうがない」と半ば諦めの空気を感じていました。
が、その次に口から出た言葉は
「瞑想をやったらどうですか、それも合宿で」
瞑想?合宿?
よくよく話を聞くと、瞑想には色んな利点があり、それを継続して行うことで心身にプラスとなる効果を発揮するとのこと。いまはまだ準備も整っていない状態なので、瞑想を覚えるために合宿に参加してから、改めて軸を立てましょうということになりました。
進むためには瞑想が必要だ。
それは、わかった。
じゃあ、瞑想の合宿はどこでやってるの?
残念ながら、森野さんも行っている瞑想の合宿をしている場所は北海道にはなく、その時点では京都府もしくは千葉県でのみ行われていました。
瞑想の名称は「ヴィパッサナー瞑想」と呼ばれるものでした。
結果、千葉県の施設がいちばん?近いと感じたため、森野さんのセッション後すぐに10日間の合宿を申し込みます。千葉県にある施設は「ダンマーディッチャ」と呼ばれ、周りが自然に囲まれた、騒音の入りにくい地域での瞑想が可能という説明でした。
ここではかんたんに書いていますが、こころの葛藤というか、覚悟というのは普通のものではありませんでした。結局「いまこのままではいけない」と感じていたから、この合宿の申し込みも行うことができたのだと思います。何もしない、成長しない状態で前に進んでも、悲しい結果を見るだけだし、最悪立ち直ることが出来ないかも。そう思っていたほどだったので、すがる想いと、制限された環境に飛び込む覚悟、表現は少々オーバーですが、力尽きるまで、それぐらいで音を上げるなら結果死んでしまってもしょうがない。それくらいの気持ちで申し込みの手続きをしていたと思います。
航空券は、片道きっぷ。
帰りの手配は、何もしない状態で、わたしは北海道を離れました。
初めて降り立った成田空港。
不安満載で、ダンマーディッチャを目指します。
成田空港からJRに乗る前に必要最低限の連絡を済ませ、ここで改めて覚悟を決める。
それが、誰かにわかるわけでもない。
その重さを知っているのは、自分だけでした。
「ダンマの思い出」と題したこのシリーズは、昨年夏に参加してきた「瞑想合宿」前後のことを書いていきます。内容は合宿で感じたことを中心に、その時の心境も整理していくことが出来ればと考えたためです。
もう、過去のことなのでそういったことはする必要はないのかもしれません。
しかしわたしの場合はあの日あの時強い気持ちを以て臨んだという背景があり、それが現在にも活きていると思っています。それはトラウマといったものとは違いますが、あの時の心境や考えを整理しておく必要があるのではと、少なからず感じていました。
このシリーズも不定期連載となりますが、このブログの内容の中心はやはり「自分のこと」を書いていくことだなと改めて実感しています。忘備録的なこともありますし、当時の考えや、不器用ではあるけれども「書く」「伝える」「届ける」ことを通して「整理」を進めていくことで、わたしの人格を形成し続けることが何より意味のあることだと書きながら改めて気づきました。自分で自分のことを書く場所を設けた以上は、出来る限りのことを書き続けていきたい。それが波紋となり、展開となって、わたしのところに還ってきてくれれば御の字だと「いま改めて」思っています。
今朝、瞑想後に引いたカードが
No.9「チャネリング」でした。
キーワードは「導管」「媒介能力」「インスピレーションによる言葉や文字」
昨日もこのカードを引きましたが、このシリーズを書くにあたり、お知らせのような感じで出てきてくれたカードだと思いました。
時折、記事を書きながら「ああだった」「こうだった」と新たな気づきを得たり、大事なことを思い出すこともあります。書くという作業はシンプルですが、そこから生まれる大いなる効果は、いまのわたしに必要なエッセンスであると確信しています。
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