つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。

表面だけの「正しさ」に惑わされない。

ここ数日、PCの前に座ってひたすらデスクワークをしているため、この時間になると思考能力がガクンと下がり、パフォーマンスの低下が著しいです。

 

実は日頃お世話になっている方が所有していたものを整理するということで、飛び飛びでありながらもその現場に立ち会っていました。その中で「これはオークションで売却したほうが良いのでは」と思えるものを選別のときにチョイスし、本人了解のもとで現在ネットオークションに出品しています。

 

その数を見てみると、300近い数に(汗)

現在終了している点数が40点を超えるので、ほぼ1週間かけて300を超える商品の写真を撮影したり、出品していたようです。こりゃ疲れ溜まりますわ(笑)

 

こんなにたくさんあるのだから一括で引き取ってもらえばいいものを、という考えがもちろんその人にもあったのですが、その現場に居合わせたのが運のつきというか、往生際が悪いというか、天邪鬼な性格が出てしまい、上記のようなことを請け負ってしまったのです。それは嫌々ではなく、日頃お世話になっているせめてもの恩返しの一環、という感じでやらせていただくことになりました。でもこれはボランティアではなく、しっかりとした仕事として行うことを前提としているので、手数料をいただくことで双方の意見が合致しています。

 

出品している点数が300を超えているのですが、実際に自宅に運び入れたのは300点以上もあり、重いダンボールを何箱も運んだことが何だか昔のことのようです(笑)その日は9月にしては暑く、その時着ていた服が汗でびっちょんこのびっちょんこになっていました。

 

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 画面左側が運び入れたダンボール箱。全部重いです。びっちびちです。

 

 

そんなんでずぅ~っとデスクワーク。

テンプレート等も用意していますが、テンキーを叩く時間が圧倒的に多かったため、日々の最低限のノルマをこなすのが精いっぱい。最初は流れに乗ることが出来ないところもあったため、燃費も悪く、からだに余計なかけることも。それも今日で「ひとまず」ひと段落つけたので、一安心です。

 

今週に入ってからはこの出品作業も先が見えていたので、録画してあった番組をかけながら作業に打ち込み。

 

結局一気に見てしまうかたちとなりましたが、アニメーションOVAの「ロードス島戦記」全13話を先日に、そして今日は実写映画ではあるのですが「るろうに剣心」3部作を一気に鑑賞しました。

 

 

公式サイト(京都編)

 

wwws.warnerbros.co.jp

 

 

 

るろうに剣心週刊少年ジャンプで連載されていた人気作品。

明治の日本を舞台とした、志士の物語です。

 

映画は原作を基としながらオリジナルストーリーを組み込んだ内容となっており、一気に見た感想としては「3部作では物足りない」という印象でした。

 

 

 

 

 

 

 

この作品からは「現実を直視しろ」という強い念と「理想を追い、実践し続ける」という強い想いというのを感じています。

 

 

作中では特に

 

「力こそが正義」

 

 

といった主張が繰り広げられます。これはある意味、正しい主張です。

力がなければ何もできない。飯も食えないというのが、力のある者の言い分です。

 

 

そう考えると、立場だったり能力だったり、お金だったりと様々ありますが、それと引き換えにじぶんというものを提供するのは、穿った見方をするなら「服従」と取ることもできてしまうのではと感じました。

 

 

そのような事象は表現にもよりますし、置かれた環境で異なってきます。自身の受け止め方にもよりますし、その本質を見抜けぬまま、表面上の満足感に浸ってしまうことも考えられます。

 

 

 

 

 

ただ何となくというか、理想論かもしれないのですが、何かひとつの正義を手に入れるために起こす(起こした)行動が、誰かを傷つけるものであればそれは「正義」ではなく単なる「自己満足」のための手段でしかないということ。仮にその人からもっともらしい、説得力のある内容を聞かされたとしても、そこからかけ離れた振る舞いをしているのであれば、その人にとっては「正しいこと」であっても、他のひとにとっては必ずしもそうではないというスタンスになります。これは特定の時代にあてはまるものではなく、いつの時代でもあることで、この時代は特にそうだ、というものではないのだとも感じました。

 

 

 

 

そういった現実論を推し進め、成長した様はやはり強固です。

太刀打ちが出来なければ、余計にその強さからくる「正しさ」のようなものを証明するほうへ加担してしまいます。

 

しかし「理想」はやはり大事なのです。誰もが理想があって進み始め、様々なことを成し遂げます。いまは現実主義であったとしても、その根拠には理想があったはず。それを変えるのも、そのまま進めていくのも、人が関わるし、想いや考えも充分に影響してくると言えます。

 

 

 

物語はそんな「力による正義」を極端に推し進めた一派が負け、ハッピーエンドになります(物語の内容は割愛します)。それは映画においてはおきまりの展開ではありますが、作中に込められているメッセージのような、問題提起のようなものを受け取りながら、傍らでデスクワークをこなしていました。

 

 

 

 

 

仏教用語になりますが、この世界は「穢土(けがれた土地)」と呼ばれます。

何を指して「穢れ」ているのか、不勉強なのでわたしにはわかりませんが、こういった物語や、自我を通してばかりの人々を見かけると、なるほどと思ってしまいます。

 

 

わたしたちがこの世界で何をするべきなのか、その本当の目的はおそらく生存中にわかることはないと思います。でも、自我に従順になり、周りの迷惑考えず・・・では、何だか違うような気がします。自分が幸せになるために他の誰かが不幸になる、というのは、それ自体は必要な場合があったとしても、いつまでも必要であってはならないのではないかと考えてしまうのです。

 

 

 

たかがひとつの映画に何をそこまで・・・と思う方もいらっしゃるかもしれません。でも違った見方をすれば、至る所に「考えを巡らせる材料」はごろごろ転がっていると言えます。それに気づかなっかり、見て見ぬふりをしていたりしているのだと思います。

 

 

わたしの理想も、ことばだけで語るには目標が高すぎると感じることがあります。

しかしそれも、日々の実践や、失敗及び成功などの経験を重ねていくことで、より生きた理想に変化していくことが出来ると確信しています。そうでなければ、またわたしは途中であらゆることを投げ出し、進むことを止めてしまうでしょう。

 

 

いまがどのような期間か、うまく説明することはできないですが、このような期間を経験していくことで、理想を反映させた仕事や、生活をしていくことにつながるのだ。

 

 

 

お昼から夜にかけて一気に鑑賞した映画を見ながら、そんなことを考えていました。

 

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