つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。

現状に満足せず、新しい野球を求めた先が「優勝」でした。 日本ハムリーグ優勝で感じたこと。そして~ガラクタ整理の受付を一時停止します~

北海道日本ハムファイターズパ・リーグ優勝を決めてから数日が経ち、昨日は戦力外通告の1発目が出ました。

 

 

 

日本ハムからは2選手の戦力外通告が出ました(須永・大塚投手)。

 

 

 

そんな時期もう来たのか・・・と思いつつ、日本ハム選手と監督についての感想を書いていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

-二刀流-

 

背番号11 大谷翔平 

 

投手成績 10勝4敗 1H 20登板 防御率1.86 投球回数140

野手成績 104試合出場 打率.322(323打数104安打、うち二塁打18、三塁打1、本塁打22)

 

 

日本ハムのリーグ優勝を語る上で、外すことが出来ないキーマンのひとりです。

シーズン終了を迎えて想ったことは「2016年は二刀流体現の年」であるということ。

地道に重ねてきたトレーニングや、試合で培ってきた経験を漏れなく吸収したことが、4年目のシーズンのテーマである「爆ぜる」に直結したのだという印象を持ちました。

 

投手としてですが、シーズン序盤は勝利がつかず苦しみます。でもそれは投手が原因とは思えない内容の負け試合が多かったように思います。打線の沈黙などもありますが、原因の本質はむしろメンタルにあったように思います。それは「ボタンのかけ間違い」程度のものにも感じました。ただそのかけ間違いに中々気がつくことが出来ず、勝ちから遠ざかっていきます。

 

順当に勝ちがつき始めたのが、交流戦前の試合からでした。試合別成績を見ていくと、交流戦前後での投球結果が180度違うことが分かります。

 

試合を重ねながら、投手としての技量もめまぐるしく向上しました。163kmを計測したかと思えば、シーズン終盤で164kmを計測。164kmを計測した時はタイムリーヒットを打たれてしまいましたが、その先の世界を垣間見ることが出来ましたし、優勝を決めた試合では、これまでに見せなかった、1球1球投げるごとに進化を遂げている姿をリアルに見せてくれました。

 

前日の試合までは感情を表に出し、意気込みを感じさせる姿を見ることが多かったのですが、リーグ優勝を決めた対埼玉西武戦(先発投手は菊池雄星)では一転、感情を表に出さない、言い換えれば「クレバー」であり「クール」であった印象を持ちました。そしてこれは将来大リーグに渡るためのひとつの大きな階段を上った瞬間に感じました。

 

 

打者としては様々な打順に立ちながらも、しっかりと結果を残しています。優勝を決めた後のインタビューでは、中田選手の前に大谷選手の打順が回るという試合の際、中田選手は「チャンスメイク(打点をあげるため塁に出て)しろよ」と言っていたそうですが、ことごとくランナーを還してしまっていたそうなので、最後の方は少し嫌っていたらしいです(中田選手談)。

 

 

 

 

優勝を決めた試合の登板を見ると、ダルビッシュ有選手や田中将大選手のような、鬼気迫る、または神がかったような印象は持ちませんでした。しかし、これまでとはまったく異なる「説得力」のようなものをその投球からは見ることが出来ました。それは「新人類」や「ニュータイプ」といった、自分の才能を如何なく発揮することが出来る人材の出現と感じました。

 

 

 

 

 

 

-監督-

 

背番号80 栗山英樹 

87勝53敗3引分 勝率.621 チーム打率.266 チーム防御率3.06

 

 

 

4年ぶりの、リーグ優勝を決めました。

4年前は、監督就任1年目にしての優勝でした。でもその評価は低かったように思います。その理由として、栗山監督の采配は理解に苦しむことが多く感じられたためで、ネットの掲示板では常に批判の的になっていました。それは彼の監督としての素質や、信仰の対象など、あれこれ取り上げては糾弾するというものでした。

 

 

それでも。

 

 

今シーズンの優勝は、批判していた人たちはどのように見ているのでしょうか。これも、監督就任1年目のような感じで見ているのでしょうか。明らかに、1年目と4年目とでは大きく違うものがあります。それは「選手個人の成長」もあります。でも「新しい野球戦術」が理解され、チーム全体に浸透してきたと考えるとどうでしょうか。栗山監督の野球は、2016年にまさしく「爆ぜた」と言えるのではないでしょうか。

 

 

奇抜と思える戦略もありました。

 

・1番ピッチャー大谷という打順

・4番の中田選手に代打を送る

・大谷選手が先発で出る試合について、DHを解除する

・抑え投手である増井選手の先発転向

・積極的な打順変更

・クローザーに先発投手である吉川光夫を起用(3S)

など

 

記憶に残る采配や、すっと忘れてしまうものもあったでしょう。

でもそのひとつの采配が確実に「伝わり」、そしてチーム全員のやわらかな「覚悟」を決めたのだと思います。

 

また、人柄も評価、または信頼されてきました。

 

 

 

選手のインタビューでも、監督のことばや姿勢を信頼するという声がたくさん聞かれました。それはひょっとすると対面的なことなのかもしれませんが、仮にそうであったならば、レギュラーを含めた全選手が素晴らしい成績を残すというのはおよそ考えることができません。ビジネスにも通ずることですが、トップの姿勢は必ず伝わります。栗山監督はそれを誰よりも知っていた。「熟知」していたと理解するべきだと思います。そういった意味では、栗山監督は野球というものを最初から「違った視線」で見ていたのかもしれません。そしてそれは新しい野球を生み出し、ついには二刀流を育てる最高の環境を作り上げました。

 

 

 

他チームの話ですが、今シーズンで横浜のユニフォームを脱いだ三浦大輔投手。一部報道では他のチームに在籍していれば200勝はしていただろうという話が出ています。しかしこれは現実的な話ではないように感じます。それはあくまでも憶測でしかありませんし、三浦選手が活きるチームが「横浜」以外にないという考えもできるわけです。そして古巣に戻った新井貴浩選手。一度広島から阪神へ移籍。その後広島へ戻っていますが、今季は大活躍でした。それはもうお若手もびっくりな成績です。広島優勝の原動力のひとつが、この選手にあると感じています。

 

そのような事例を見ていくと、何が良くて何が悪いとは、確実なことは中々言うことはできません。成績を取るか、野球人生を取るかでも大きく変わっていると思います。大谷選手が日本ハムでよかったのかという議論はこれから持ち上がるかもしれません。でも、日々躍進していく、先を見据えているいち選手の生き様を球団が、そして地域のファンひとりひとりが支えていることを考えると、どれがいい悪いで考えるようなことではないような気がします。彼がこのチームに来たのもある意味「運命」だったのかもしれませんし、一風変わった監督に育てられるのも「必要なこと」だったのかもしれません。これまでとはまったく違った日本人メジャーリーガーとして大成するには、これまでと同じことをやっていてはダメではないかというぼんやりとした考えがありますが、おそらく選手個人も、監督そして球団も、今でなければやれないこと、今やるべきことをしっかりと考えて「共に」歩んでいるのではないかと思います。

 

 

栗山監督は来季も監督を務めます。そして、レアード選手、田中賢介選手、宮西尚生投手も契約を更新しました。この監督の下で野球をしたいという最高の評価が、この時点でもう出てきています。そう考えるとネット上での様々な発言はある意味無責任であり、落書き程度のものでしかないものかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

北海道日本ハムが優勝していく歩みを日々見ながら、自分なりに思っていたことがありました。それは「このままでいいのか」「何かアクションを起こすことはないか」といった、自問自答のようなものでした。

 

というのも、オラクルカードを依頼してくださった方からガラクタ整理のご相談をいただいていたのです。その方は内地(本州)にお住いの方で、今ある条件(最後はわたしが実際に部屋を見る等)では厳しいが、何とか整理したいというお話をいただいたのです。

 

 

その話を聞いて思うところがあり、試験的にメニューを組んだうえで内容を提示しました。

 

 

ですが、残念ながらお仕事の依頼をいただくことはできませんでした。

 

 

 

正直、お仕事をいただくことが出来なかったのは残念でしょうがないです。そういった事実を突きつけられて、意気消沈したことも事実です。頭が真っ白になるくらいでした。

 

でもなぜか、そのまま終わらなかったのです。

 

それは、お断りのメールの文章の中に、わたしが忘れていたことをその方が気づかせてくれたからでした。

 

 

 

 

その方からいただいたことばは、かつてわたしがガラクタ整理をする前に抱いた感情そのままだったのです。詳細は省きますが、わたしがガラクタ整理を仕事としていく原点を図らずも教えていただいた格好になりました。

 

そのメールを何度も読み返した結果、今リリースしている内容に「ぎくしゃく感」を感じるようになりました。

 

 

 

 

このメニューは、ガラクタ整理をしようか悩んでいる人の視線(視点)に合ったものなのか?

 

 

 

 

疑問というのではなく、しっくりこない感じがしたのです。

 

このメニューのままでは、誰も依頼はしてこないだろう。

 

 

と最終的に判断。一度受付を停止し、メニューを下げることに決めました。

 

 

 

 

この決定を見て「ほらみろやっぱりそうなったじゃねーか」という声も聴こえてきそうです。でも、そんなのはもはや関係ないのです。だって、個人事業主としてやると決めた時からそんな声は都度聞かされてきました。自分が何を仕事にしていくかといった話に入る前からです。それだけこの世界は甘くはないのだという洗礼なのだろうと思いましたが、そんなくだらないことで踏みとどまるようでは、結局は本気ではなかったということになります。

 

これから短期間で、メニューのブラッシュアップと新たなメニューの創造に取り掛かります。それは2か月前とは違った心境でのメニュー作成になります。今は幸いにも原点を思い出すことができました。決して忘れていた訳ではないのですが、何だか当たり前じゃんっていう空気を持っていて、軽視していたように思います。そんな姿勢を反省するとともに、改めてわたしを「遣って」いただくために、世間からは「常識はずれ」とみられることでも「やるべきこと」「必要なこと」であれば、ためらいなく展開していこうと思います。

 

 

 

この世界にはもともと「良いこと」「悪いこと」といった区分けはされていない。

それを決めるのはわたしたち「人間」であるということ。

こうだと決めてしまうのは、前後の背景や心理的要因に影響される面が強い。

それを口先だけでわかったように言うことと、自身の経験から伝えることの重みは大きく異なる。

 

己の目の前に起きた出来事に対してもう嫌だと逃げるのではなく、しっかりと受け止め、そして感じて味わうことで見えてくるものがある。そうしなければ、いつまで経っても同じところに立ち止まってしまうから。

 

 

もう、そんな人生は嫌だと思ったから。

これからは、どんなことがあっても進むと決めたから。

そこに善悪はない。単純に「必要なこと」と定めて。

 

 

 

その必要なこととして、ガラクタ整理の受付を一時停止します。

そして、内容を刷新して、戻ってきます。

 

それは間違いだとかどうだとかではないのです。

それを言っているようでは、決してわかることはないでしょう。

それはその人の「伝える」気持ちや「覚悟」に背を向けているだけ。逃げているだけ。

 

でも、わたしはそういった人たちのために伝えることが出来るほど器用な人間ではありません。

 

わたしができること。

 

 

 

 

それは「貫く」ことだと、思っています。

そしてそれを「感じて」いただければ、いいんじゃないかと、思っています。

 

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