とみーのグラウンディング日記

北海道・札幌市在住。伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。

ヴィパッサナー瞑想を行う組織について少しながらでも知っていること。~ダンマの思い出⑧~

昨年夏に単身赴いた「ダンマーディッチャ」。

 

 

 

ここでは「ヴィパッサナー瞑想」の合宿を行う施設になっていますが、ここを運営しているのは、宗教法人ではありません。

 

 

非営利団体という点では共通するものがありますが、「日本ヴィパッサナー協会」として運営を行っております。

 

ぼくは当初この施設の運営や団体等に関する予備知識は持っておらず、合宿日初日にここの運営等についてレクチャーを受けました。

 

 日本ヴィパッサナー協会HP:ヴィパッサナー瞑想: 日本

 

 

 

 

 

簡潔に述べていくと、日本ヴィパッサナー協会宗教法人ではないため、宗教団体にあたりません。ヴィパッサナー瞑想を行い、追求していく団体と表現すればいいでしょうか。

 

しかし、世の中には少なからず「瞑想=宗教」というイメージがこびりついています。

でもここでは「瞑想」という行為にのみ焦点を当て、探求を深めるという一点にのみ目標・目的を掲げています。

 

 

 

実際、瞑想合宿中に何らかの宗教への勧誘や、世の中の様々な宗教に対する見解は一切聴くことはありませんでしたし、逆にアシスタント指導者への他宗の教義等にかかわる質問は禁止となっていました。これはある意味「この場所に宗教を持ち込まない」という、この団体のポリシーでもあるように見えました。

 

ここまでのケアというか、姿勢があるのであれば、どのような宗派を持った人でも参加は可能だと思います。他宗への勧誘がありませんからね。ただ、瞑想という行為については眉をしかめることはあるかもしれません。その団体がこういった立場をとっていたとしても、相手からしてみれば脅威に感じることもあります。なぜ脅威に感じるのか?それは単純に「離れる恐れ」があるからだと思います。各宗教団体は、わが団体の教義等が真理であり、現世での幸福や成仏を成就させるということを声高く言っています。それを教え伝えられた信徒(教徒・信者)は、純粋にそれを信じて行動するわけです。しかし、外的要因によってそれが揺らぐことを一番恐れる面があります。恐れるというよりは、単純に言えば顔をしかめるくらいの不愉快さを感じるだけ。ここで論じていても仕方ありませんが、この世界のあらゆるものごとには、宗教的要素はついてくると思いますし、切り離して考えるのには無理があると思います。それを「○○=宗教」とわざわざ表記して蔑視、または警戒するようなことを書く輩は、宗教のなんたるかをまったくもってわかっていない初心者以下の未熟者でしかありません。宗教を知らないからこそ、宗教を毛嫌いするという結果につながってしまっています。それでは何の解決にもならないし、それくらいのことすら自分でしっかりと調べない限りは、身近な問題や社会問題に対してもずっとななめから見ていくのだろうと断じます。ネットの情報に流され過ぎというのも言えますね。それが「ほんとうの情報」または「生きた情報」かどうかもわからないのに、さも当たり前のように受け止めて行動に移すんですから。

 

 

 

 

 

 

宗教のはなしはこれくらいにして。

 

 

日本ヴィパッサナー協会が所有する瞑想の合宿施設は現在2か所あり、京都府と千葉県にあります。そこの運営はなんとすべて「寄付」で賄われているとのこと。これは正直凄いことです。最初の頃はそうはいかなかったようですが、現在は完全に合宿参加者の寄付で稼働しているということです。嘘のような本当の話で、決算書も毎年作成して公開しているとのこと。費用を蓄えるための経済的活動は一切行われていないというのが大きな特徴です。

 

 

そのため、合宿終了後に貴重品を受け取った後に寄付金のやりとりが行われます。金額はあくまで任意なので、10円であっても1万円であっても何も言われません。ぼくの場合、単純に食費や宿泊費を計算したうえで、この施設の特殊性を加味したうえでの金額をお支払いしました。その金額が多いかどうかは、正直わからないところです。

 

 

 

 

 

瞑想に関するサークルといったものが身近なところに幾つあるかはわかりませんが、ひょっとしたらそのサークルよりもここでの合宿のほうが、出自や活動の実際についてオープンになっているので、安心して参加できるかもしれません。悲しいかな、瞑想をエサ(いわゆる隠れ蓑)にしてじぶんとこの宗教に勧誘するという、宗教団体らしからぬ行為も行われているようです(オープンにしていない時点でその宗教は正しさや真理を放棄していると個人的には認識します)。これはくれぐれもご注意を、程度しか言うことが出来ません。完全自己責任です。

 

 

 

 

 

ダンマにいた合宿の期間中は、様々な制約はあったものの、何ら不愉快になることはありませんでした。梅雨時期であったため、気候的な問題で過ごしやすさには少々難がありましたが、食事も、サポートしてくださる方々も、その役割をしっかりと認識されており、まさしく「中立」という立場を貫いていらっしゃいました。運営についても、寄付ではあるものの、いただいたお金をどのように大事に使っていくかをとことん考えているというのがよく伝わりました。こういった施設を協会では増やしていきたいという展望を持っているようですが、用地の問題や資金の問題があります。一気に解決できるものではありませんが、地道に、しかし着実に、協会の目的に沿うべく、確かな歩みを進めています。

 

 

 

 

 

 

今回は運営について、ぼくが知っている範囲内ではありますが、個人的見解を交えてお話しました。

 

 

 

 

 

 

きょうまでに読んだ本

 

やさしいヴィパッサナー瞑想入門 アリンナ・ワイスマン+ジーン・スミス 井上ウィマラ訳 春秋社

 

 

 

-お知らせ-

 

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