つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。

これまで届かなかったものが、しっかり行き渡るようになった日。

先日、久々に行った「スペース・クリアリング」

 

 

 

この効果というか、恩恵のようなものを感じました。

 

 

 

 

 

そもそもの出逢いは、ガラクタ整理と空間浄化を紹介していた「カレン・キングストンの著書にあります。この方はかなり前から「クリアリング」を提唱しており、一線を画している印象があります。おそらく、世界的に見てこの方が元祖と言ってもいいのではないかと思います。

 

先日著書を読み返したところ、スペース・クリアリングについて触れている項目がありました。著書はこれまでに数回読み返したことがありましたが、今回は特に新鮮な気持ちで読み進めていった印象が強かったです。

 

 

 

この本を読み終ったところで、ふと、今度の家の掃除の際に「スペース・クリアリング」をしようと思い立ちました。

 

これまでにもスペース・クリアリングは行ったことがあり、引越時のクリアリングをはじめ、年に数回ですが、自宅で実施しています。このやり方もカレン・キングストンの著書に記載があり、あくまで「対外的」ではなく、「自宅向け」として紹介されています。

 

ぼくががらくた整理を学んだ、ガラクタ整理師の竹内清文さんは、かつてカレン・キングストンの下で学んだひとりであり、その効果というものも、昨年実施したイベントで実感していました。

 

 

 

今回はあくまで自宅向け、ということなので、畏まって行うほどでもないのですが、少し念入りに掃除や洗い物等を行ったあとで、キャンドルに火をつけ、窓を開けてから、ベルの音を慣らして行いました。

 

 

 

やりかたに関してはカレン・キングストンの著書を参考にして行ったのですが、改めて、クリアリングを行う際の姿勢について学びました。

 

実際にクリアリングをする際、ベルを鳴らします。

ぼくの場合、クリアリングとはまったく縁がなかった頃に購入したベルがあったので、現在もそれを使用しています。また、最近違うベルを手に入れましたので、今回は音階が違うふたつのベルを使用して行いました。

 

 

 

 

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 そのうちのひとつです。マウスを横に置いて大きさの比較をしています。

 

 

 

 

その際にたいせつなこと。

 

カレンさんは、「ベルを鳴らすときに気持ち(念)を込める」といったことを書かれていました。

 

スペース・クリアリングは「空間浄化」になります。

その「浄化」を行う際、「どのような空間にしたいか」という気持ちを込めることが大切だそうです。

 

 

 

実はこれまでは、何も考えず、ベルを鳴らし、その音を隅々まで行き渡らせることだけを考えていました。もしくは、考える余裕がなかったとも言えます。それだけ、音に集中していたのかなと感じています。

 

 

 

 

 

ベルは時間にして数分。ずっと鳴らしているわけではなく、音が小さくなったらまたベルを鳴らして音を出すといった具合。イメージとしては波が行ったり来たりするような感じで行っています。これが正しいかどうかはわかりませんが、現状はこのような感じ。ベルを鳴らし終わり、片づけをして、一息ついた後に、何の抵抗もなく、先延ばしになっていた(していた)ものごとに次々と手をつけました。

 

 

 

手をつけながら、考えは「シンプル」になっていく感覚を感じながら、ひとつ、またひとつと仕上げていきます。ある程度凝って創りあげたものの内容を削ぎ落とし、いたってシンプルな状態に仕上げていきました。そんな心境・考えの変化までもが、クリアリングの後から起こっていたのです。実際に手をつけている最中は変化に気がつかなかったものの、帰宅した家人が家の「気(氣)」の変化に気づき、驚いていたほど(家人はわかるらしい)。そこではじめて、クリアリングの後の行動について振り返ることができ、実はすごいことになっていたと気づかされたのです。

 

これはちょっと、自信になりました。

 

 

 

実は、クリアリングとがらくた整理は、密接な関係にあります。

 

かんたんに言えば、家にがらくたが多いと、クリアリングをした際も細部まで充分に行き渡らない可能性が出てきます。がらくたが、それを「遮って」しまうのです。なので、結果として「いまいち効果が出ない」ということも、状況としては充分にあり得ます。そしてそれは、お祓いであったり、パワースポットに行ってその土地のエネルギーに触れたりすることにも共通します。浄化であっても、パワーであっても、土台となるべきところがごちゃごちゃしてしまっていると、効果は半減、いや、それ以下になるということです。他にも要因はあると思いますが、苦労することは避け、きれいにしてもらう、パワーだけもらう、というのは、惜しい!というか、「もっと自分の土台に目を向けてよ~」という残念な気持ちになってしまいます。しかし現代は、「こんなラクな方法でパワーを受け取れる」といったような見出しが数多く出ているので、流されてしまうのもある種仕方のないことなのかもしれないのですが、自然の摂理または「原因と結果の法則」等に当てはめてみれば、その仕組みは次第にわかるはずです。今や数多くの人が言っていますが、スピリチュアルは「哲学」だということ。決して「魔法」でもなければ「錬金術」でもない。そこを見誤ってしまうと、結果としては「スピリチュアルに泣かされる」ことになるだけ。そこに気づくタイミングは、その人次第です。

 

 

 

 

今年に入って、最初に行った「スペース・クリアリング」。

それは改めて込めた、自分が生活する空間への「願い」や「祈り」であり、そして自身がやりたいこと、やるべきことに対する姿勢の「支え」になると感じました。

 

 

 

 

 

きょうまでに読んだ本

 

紙つなげ! 彼らが本の紙を造っている 再生・日本製紙石巻工場 佐々涼子 早川書房 (54)

東慶寺花だより 井上ひさし 文春文庫 (55)

BRUTUS特別編集 合本 読書入門 マガジンハウス (56)

舞台 西加奈子 講談社 (57)