つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。

「いまあるもの」を使っていく。

 

はい!コレ、何でしょうか?

 

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冒頭でいきなりこんなわけのわからん写真を見せられても・・・・という感じがしますが、これまたちょっとした気づきがありましたので、記していこうと思います。

 

 

 

この容器に入っている液体は、毒物・・・ではなく、自家製の「冷やし中華のタレ」です。

 

 

 

 

 

昨年同様、夏場の定番メニューとして、冷やし中華を作っています。

 

 

maruyamabase.hatenablog.jp

 

 

  

 

話しのタネはこの冷やし中華。シーズンになりますと何度も作ります。

食材を切ったり焼いたりするのはこれまで同様、自分で行っていたのですが、調味料、特に「冷やし中華のタレ」については、スーパーで既製品を購入していました。それで何不自由なかったのです。

 

しかしある日。

 

 

 

「あ、新しいの買うの忘れてたわ。」

 

 

 

 

 

と、冷蔵庫の中を覗きながら呟いたことば。

 

そして、当たり前のように「買いに行ってくるわ」と家人に伝えたのですが、ここで家人からは「時間ないし、自作で出来ないかな?」とのお告げが。

 

 

 

そして改めて(というか初めて)、冷やし中華のタレのびんに書いてある原材料に目をやったのです。

 

そしましたら、自宅にある調味料で、ほぼほぼできるではありませんか。

 

 

 

 

という訳で、早速タレを自作してみることにしたのです。

 

 

 

 

 

調味料の中身は

 

・しょうゆ

・お酢

・砂糖

・ごま(今回は白ごまを使用)

・ごま油(香りづけ。他の油で試してもいいかも)

・水

 

・ラー油

・万能調味料

 

となっています。

 

 

ラー油や万能調味料(今回は創味シャンタン缶)に関してはアレンジで加えています。さっぱりがいいか、それともコクがあるのがいいかは、その時々で決めてもいい程度。特別な調味料が入るかと思い来や、いたってフツーな中身でしたので、レシピサイトを参考にしながら手際よく作っていきました。

 

要領からすると、300ccギリギリない程度。我が家の冷やし中華2回分(4人前程度)になりました。現在夏真っ盛りなので頻繁に作ることになりそうです。

 

 

 

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ここまでの内容で、ひょっとしたら察しておられる方もいらっしゃるのではと思います。

 

 

 

今回の話しのキモは、「あるものを使う」ということです。

 

 

 

 

 

調味料に関しての経験をお話しますと、普段そんなに使わないうえに容量もそこそこあるので、必ずと言っていいほど賞味期限が過ぎてもそのまま調味料棚に鎮座していました。なぜそのままにしていたかと言いますと

 

 

・いつか使うかもしれない

・すぐには悪くならない

・まぁ、そんなもんだ(どんなだ)

 

 

と考えており、もったいないなーとは思いつつも、しょうがないことだと感じていたのです。

 

 

 

そして、ガラクタ整理に出逢ったあとに改めて調味料たちを見回しました。

そこには賞味期限切れのものが大半。これまでは「とりあえず」そのままにしていました。

 

ガラクタ整理を知ってからは、使わない(もしくは長期間使っていない)ものに対しては、バッサバッサと斬り捨てるように、ひとつ、またひとつと処分していきました。

 

 

ここで注意しなくてはならないこと。

捨てて「ハイ、終わり」にしないこと。

どうして、これらが使われずにそのまま残っていたのかを考えることが必要です。

 

原因をしっかり考えないと、リバウンド(またモノが増える)するからです。

 

 

 

だから、単純に減らせばいいという訳ではないのです。

減らせば減らした分、新しい何かが来ます。それでめでたしめでたしになってしまうと、せっかくの整理が台無しになってしまうのです。

 

 

 

これまで、よく賞味期限を切らしていたのはしょうゆでした。

お酢も、長い期間でちょっとしか使わないということが何度も。

それでも、なかったら困るというものから、棚には常備していました。

その考えが、この「タレの自作」で大いに変わりました。

 

引越をしてきてから、調味料を使う頻度は多くなりました。ただ、タレなどについてはこれまで通り既製品を購入していました。味付けや保存期間が異なるのは承知のうえとして、自分の家にある材料で、これらに近いものを作ることができるのなら、既製品を買う回数を減らすことが出来ますし結果「エコ」につながります。不要なものを捨てて減らすという「がらくた整理」もありますが、使うべきものをちゃんと使って「減らしていく」ことも、立派な「がらくた整理」だと、いまは考えています。

 

 

 

モノは、使ってもらうために、創り出されてきました。

 

だからぼくは、使ってあげたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

※土曜日・日曜日は「整理棚からひとつかみ」を掲載します。