つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。

「減らす」という作業は、肉体労働だけ、なの? ~がらくた整理ケーススタディ③~

がらくた整理の「ケーススタディ」。

前回の記事から1ヶ月が経過していました 汗。

 

そんなに書いていなかったとは・・・

 

 

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ここまで過去の出来事を記事にしていく際、思い出しながら書いていくことになるので、いつもより時間がかかっているということに今さながら気づきました。これはいかん!とは思っているのですが、思い出しながら整理して書いていくというのは、結構なエネルギーを使うようです。そのエネルギーを浪費しないように気をつけつつ、こちらのシリーズも完結させないとなりません。

 

頑張って書いていこう。それしかないから。

 

いえ、当たり前のことです 笑。

 

 

 

 

 

 

先日、カテゴリを整理したことでこういった「シリーズ」の記事もひとまとめになっています。

 

がらくた整理のシリーズに関しては、現在シーズン6まであり、そのうちシーズン1から3までが「がらくた整理」のカテゴリに入っています。ワンクリックでジャンプすることは出来なくなりましたが、過去記事にこだわってもらう必要も特にないので、書き終わって一定期間が経過したら、残りのシーズンもまとめていこうと思います。

 

こういったシリーズ記事、記事タイトルの後ろに数字を記載しています。

シリーズにしてあるのはがらくた整理の記事と、瞑想合宿に行った際の記事です。瞑想合宿は以前「ヴィパッサナ瞑想」というカテゴリに登録していましたが、現在は「スピリチュアル」に含んでいます。お手数ですが、過去記事をご覧になる際はそちらのカテゴリからご覧ください。以上、かんたんなお知らせでした。

 

 

maruyamabase.hatenablog.jp

 

 

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さて、馴染みのお店にあるものが整理されつつあるということを知ったぼくは、かんたんなアドバイスをしたような記憶が残っています。しかし、この時点で何らかの手伝いを申し出た記憶はなかったように思います。ですが結局のところ、この大規模な整理に巻き込まれることになりました。

 

 

 

記憶では、お店から連絡が入ったのでお邪魔したところ、店舗内の床にびっしりと雑誌や単行本、文庫本などが積まれていました。話を聞きますと、「きょう一気に片づけてしまいたい」とのこと。その時には店主とアルバイトの女性、そしてぼくの3人でしたが、店主が矢継ぎ早にいるものといらないものを分けていたので、不要な書籍をまとめていくという作業にあたることになりました。

 

そしてぼくの性格が災いしたのですが、つい「この中にはオークションで高く売れるものも入っている」ということを言ってしまったのです。店主は当初、それらすべてを出張買い取りに依頼する考えでいたようですがぼくの話を聞き、少しでも回収できればということでその提案を了承。結局、不要となった書籍の中からぼくが「売れるものと売れないもの」を一冊ずつ手に取って確認し、仕分けしていきました。その仕分けも程なくして終わったのですが、いかんせん本です。まとまると相当な重量になります。お店から搬出し、自宅に車で運搬してひとりで搬入したのですが、ダンボール10箱と言うなんともアホな規模となってしまいました。おまけに重い(笑)ついでに暑い(笑)もうク○みたいに汗を流しながら、ゼーハー言いながら車からどっしりと思い箱を下ろし、自宅に運んでいきました。

 

もう、あんな辛い荷運びはごめんです・・・(笑)。

 

 

 

 

 

 

この時の写真がないものか探してみたところ、途中のものが見つかりました。

 

 

 

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写真左にある箱に入っているものすべてが、本です。

このときは、よく運んだものだと思いました・・・

 ひと箱、重さは軽く10kg以上あります。

 

 

 

と、無事に搬入が終わったのもつかの間、その後数日間お店のインテリアの整理に駆り出されます。本の次はインテリア小物・大物含めて取り外し、まとめます。そしてこれも自然とオークションに出品することになり(汗)、それらについての説明を受けます。中にはネイティブアメリカン関連の小物もあり(しかも現地で購入したものが多くありました)、スピリチュアルさとともに、芸術性の高さを感じます。その他としてはインドで購入した真鍮製の小物が多く、重さを量ったりなど小忙しく動いていました。この小物たちは紙袋やダンボール箱に入れて自宅に運んでいます。

 

その後も不要となったものたちの搬入は不定期に続きました。

それだけそのお店には「モノ」が多くあったという裏付けになります。

その時に初めて知ったことですが、お店の厨房にあたる場所の奥に休憩スペースがあり、そこに調味料などの食材とともに、本や小物が所狭しと置かれていました。結局これらのモノも運び出すことになり、我が家の一室はこのモノで溢れかえることになりました。

 

 

もう、足の踏み場を探すのが大変なくらいです。

 

ダンボール箱・・・15箱~20箱

紙袋・・・・・・・10袋程度

 

を一気にひと部屋に入れたので、部屋の床が見えないくらいにまで行きました。

 

 

 

 

これ、どうしようwww

と、途方に暮れてしまうような光景が目の前に。

しかし「やる」と決めてしまった以上は、やらねばなりません。

 

商品となるものをあらかた運んだあと、そのひとつひとつを手に取り、コンディションを確認していくことにしました。

 

 

これは前のシリーズ「オークション編」ともかぶるのですが、

 

 

本については

・日焼けの跡や破れがないか

・線引きなどはしてあるか

・シリーズモノか

・初版か

などを中心に確認していき、コンディションに合わせてコンディションレベルを決めていきます。

 

 

 

小物については

・重さ

・サイズ

・発送方法

・材質

・購入地

・詳しい説明

を調べていき、大まかに分野を固定してまとめておきます。

 

 

 

書きながら思い出しましたが、上記の他に

 

・CD

・DVD

・敷物

・オラクルカード(タロットカード)

・アクセサリー

 

などがありました。確認方法は傷の具合や書き込みなどがあるかどうか。古いものであればどれくらい前のものかを確認しておきます。

 

そうやってちまちまとモノの情報を集めていき、ある程度進んだところで出品の準備にかかります。最初は本を出していきましたが、作業の効率を向上させるため、ジャンルごとに仕分けし、そこからまた「今は出す・出さない」を決め、準備を進めていきました。結局出品時は1度に数十冊規模の出品を進め、節目を迎えることになります。

 

ここで注意しなければならないのが「数量」。

イコールではありませんが、出品した以上、興味を持っていただければ「落札」されます。

つまりは、出品している数が多ければ多いほど、落札される商品の「数」が大きくなる可能性を含んでいます。これが少数であるならばいいのですが、1度に出品した数が多い場合(たとえば100とします)、そのうち落札された割合が6割とか7割に達した場合、その後の作業がてんてこ舞いになります。

 

・いち落札者が複数落札していた場合のとりまとめと、落札商品と落札されなかった商品との仕分け

・落札者への各種連絡

・発送方法と送料の確認(単品発送・取りまとめ発送を含む)

・取り置き対応

・商品の梱包

・伝票の作成・印刷

 

いま考えただけでもこれだけの作業が待っており、商品の数が多ければ多いほど、費やす時間も増えていきます。仮にこれをメインで行っているひとであれば問題ありませんが、副業のような感じでやられていますと、完全に睡眠時間を削られます。

 

 

 

 

その後お店に顔を出す間隔は長くなっていきますが、ちょいちょい力仕事のお手伝い等で顔を出していくことになります。それはもう完全に従業員の役割のような感じでしたが、店主はどんどん、あれもれこれもと頼むようになっていきました

 

お店の内観はどんどん変わっていきます。それを目指す店主の表情も、少しずつ変わっていくことになります。

 

 

 

 

 

 

 

その変化を起こすという姿勢を当初は歓迎していましたが、怪しげな雲が湧き始めました。

 

その展開は、その店主が肝心なモノを整理していないということの裏付けになりつつありました。