がらくた整理は、続けなきゃだめ。
それは何故でしょう?
理由は、時間の経過とともにモノががらくたに変わり、増えていくからです。
いつの間にか増えていくホコリと一緒です。
そのため、ジャンルに関係なく見直しを継続することが必要になってきます。
ただ、
いまはまだ捨てられない。もう少し様子を見よう。
と、手に取ったものの、その処遇に迷うこともあります。
結果、その時には捨てず、そのまま保管ということもあります。
それでも、いいんです。
でも注意しなければならないことがひとつあります。
それは、「無期限」にしないこと。
次の整理の機会に、もう一度確認するということが大事です。
そうすることで、
前回はとっておいたけど、もう必要なくなったから捨てよう。
とか
前回はとっておいたけど、結局目にすることはなかったから捨てよう。
という考えに変わります。
そんなときが、整理のしどきだと思います。
年に数回、定期的に書類の整理をするようにしています。
前回から時間が経過していることで、「保管する理由がなくなった」ものが出てくるのです。
整理する前にそんなことを考えてやっているわけではありませんが、フタを開けてみると意外にもこういった展開になります。
現在、書類の保管場所は1か所。
以前は、あちこちに分散して(されて)いました。
それを段階的にでも減らしていくことで、1か所にまとめることが出来る数量になりました。
そのため、それ以降の整理に対する負担がかなり軽くなっています。
整理の方法は
全部手に取ってみる
これだけです。
すべてを手に取って、残すものと捨てるものに分けます。
最初の頃の整理は、勿論大変でした。
整理だけで体力がいともかんたんに奪われました。
精神的にもかなりつかれました。
しかし、それを繰り返していくことで、自信がつきます。
モノだけでなく、自身の心も見るからです。
そう。ただ「減らす」だけでは、実はダメなんです。
成功例も、失敗例も、図らずながら見てきました。
自分もいつ、失敗例になるかわかりません。
そうならないために、しっかりと基本に忠実に整理していきます。
整理していくと、新たな発見もあります。
袋から出されていない説明書が、今回出てきました。
その他、今回はセミナーの資料などを大量に処分。
前回は「見返すかもしれない。けど、そのままだったら次回捨てよう」と決めていたものでした。結局読み返すことがなかったので、安心して処分できます。
紙類は、意外に重たい部類に入ります。
まさしく「塵も積もれば山となる」。
家にあるがらくたは言い換えれば「家についた脂肪」のようなもの。
かんたんに落とすことが出来ればいうことないですが、脂肪はかんたんには落ちません。
相応の努力が必要です。
勝手に奇跡が起こるわけではないのです。
わたしたちには、出来ることがたくさんあります。
がらくた整理も、有効な手段のひとつになります。
もし、新たな展開を望んでいるのであれば、やるべきことを選ぶのではなく、そのすべてに対してやれるだけのことをやりましょう。そのほうが、後になって後悔しないと思います。それは「ルール」では決してありません。ルールは「枠」とも言えます。そのルールが、実は妨げになることもあるのです。
これはもう、理論とかの話ではありません。
実際に経験・体験したほうが、ずっとわかりやすい話になります。
何かの番組でコメンテーターが言っていたひとことですが
「パワースポットもひとを選ぶ」
このひとことが、妙に納得がいっています。
いきものはわたしたち人間や、周りにいる動物だけではありません。
草花も木も水も、ありとあらゆるものが生きています。
神道にある「八百万の神」を重ねてみれば、目に見えるものだけではなく、目に見えないものも「生きている」と感じたほうが辻褄が合うかもしれません。
どうしても都合のよいように考えてしまう癖がついていますから、パワースポット等に行きますと「パワーをもらった」「運気を授かった」という気持ちになってしまいますが、ひょっとしたら、パワースポット自身が「あんたにゃわしのパワーはまだ早い」とか「お前にはここのパワーはやらん」と言って、訪れたひとを「選んでいた」としたら、面白い話だと思います。確証はありませんが、何となくありえる話だと思います。
だから、「選んでもらえるように」努力するしかありません。
原因があるかこその結果。
シンデレラストーリーも、そこになぞっていると思います。
結局、数時間を要して進めた書類のがらくた整理。
厚さはこんな感じになりました。
あまり変わらないかも(笑)
見えにくいですが、相応の厚みになってます。
タウンページが入っているので厚みはありますが、書類の枚数だけを見ても結構なものです。ここにきてもまだこれだけ捨てるものがあるのかと、内心驚いていました。
たとえいまは捨てるものがなくても、その後はどうなるかわからない。
不要となったものは捨てて、新しいものを取り込む。そしてまた捨てる。
このサイクルを習慣づけていけばいいんだろうなと改めて感じました。
書類の整理は、次は年末になると思います。
その時にはどれだけのがらくたが出るでしょうか。
自分でもまったく予測がつかないぶん、楽しみでもあります。
がらくた整理は苦しいけど、苦しいと思うことがないようにしていけば。
もっとこの行為は、やりやすいものになるのだと思います。