つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。このたび不定期更新に切り替えました。

整理棚からひとつかみ。 ジャズ編 その100

【Series Wayne Shorter

 

Introducing / Wayne Shorter

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PVCP-8120

 

 


1.Blues A La Carte
2.Harry's Last Stand
3.Down In The Depths
4.Pug Nose
5.Black Diamond
6.Mack The Knife
7.Blues A La Carte(alternate take)
8.Harry's Last Stand(alternate take)
9.Down In The Depths(alternate take)
10.Black Diamond(alternate take)

*8,9 モノラル


parsonel


Wayne Shorter(ts)
Lee Morgan(tp)
Wynton Kelly(p)
Paul Chambers(b)
Jimmy Cobb(ds)

Recorded N.Y.,November 10,1959

 

後にジャズ界の御大(ジャズ・ジャイアント)となるウェイン・ショーターの初リーダーアルバムになります。
レコードのジャケを見てみると当初は6曲の収録ですが、後に別テイクを収め10曲でのリリースとなっています。
ジャケットのショーターが若くて驚きます。26歳。このころ彼は「アート・ブレイキージャズ・メッセンジャーズ」に加入。このアルバムの録音の後、ブレイキーのバンドでも収録を行ったそうです。
このアルバムが世に出るまで、ジャズ界は誰も彼のことを知らなかったそうです。そんな中でもレーベルは彼の才能を評価し、そして期待を寄せて録音に臨みました。
バンドメンバーを見ても当時売れっ子のメンバーばかりだし、ショーター自身も決して負けていません。
楽曲は全体的にモダンであり、とても懐かしく感じるほどです。
しかしながら演奏はよく出来ているし、そつなくこなしている印象も持ちます。
これだけの面々をまとめ上げ、立派な演奏を残すのはそう簡単なことではないはず。
そしてその後、彼は目覚ましい活躍を見せることになります。