つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。

整理棚からひとつかみ。 ジャズ編 その120

【Series Wayne Shorter

Juju  /  Wayne Shorter

 

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TOCJ-9060
Blue Note 84182

 


1.Juju
2.Deluge
3.House Of Jade
4.Mahjong
5.Yes Or No
6.Twelve More Bars To Go

 


parsonel

Wayne Shorter(ts)
McCoy Tyner(p)
Reginald Workman(b)
Elvin Jones(ds)


1964年8月3日録音

 


ブルーノート在籍時のウェインは、その背景としてとても大きな存在のもとで活動をしていました。
そういった下地があるからこそ、影響を受けた各思想のイメージを「音」に変換できるのだろう、と、おぼろげながら考えています。
曲目を見てみると「マージャン」という曲があって驚きました。ピンポンという曲も持っているのですが、時間の表現が独特のようです。
表題作はそれこそ「アフリカ地域の呪術」というイメージがあるのですが、実際のジャズはこの時期にしてはとても嬉しい、王道のジャズです。
60年代後半にさしかかると、これまでのモダンとはちょっと違ったジャズが展開されています。
ウェインのジャズも例に漏れず、なのですが、何故か心地よさを感じます。
その中に刺激的なフレーズが取り込まれているのが、ファンとしてはたまらないところです。