つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。

(詩)ぼくは苦しみを自分で選ぶことにした

ぼくは苦しみを自分で選ぶことにした

 

ほかの何かのせいで自分は苦しいのだと思いたくないから

 

 

 

 

ぼくは苦しみを自分で選ぶことにした

 

どこかで人生は苦しむための時間だと思うようになっていったから

 

 

 

 

ぼくは苦しみを自分で選ぶことにした

 

生きる苦しみ

老いる苦しみ

逢えない苦しみ

別れる苦しみ

通じ合わない苦しみ

うまくいかない苦しみ

閉じこもってしまう苦しみ

きりがないほどの苦しみを前にしたとき 逃げることは無意味だと悟ったから

 

 

 

 

ぼくは苦しみを自分で選ぶことにした

 

どうせ苦しみを伴う人生ならば 自分で選ぶことによって責任を持とうと思ったから

 

 

 

 

 

ぼくは苦しみを自分で選ぶことにした

 

気づけば ぼくの尊敬する存在は みなこれに徹していたんだと思うから

 

 

 

 

ぼくは苦しみを自分で選ぶことにした

ぼくは苦しさを自分で選ぶことにした

 

ぼくはそこから 悟りをぐいっと引っこ抜く

 

 

 

 

 

 

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