つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。

八雲町の広報誌とこれからの話。

自宅に八雲町の広報誌が届きました。

 

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実は数日前、広報誌に封入する各冊子を各地区別に振り分ける作業を手伝ってきました。

役場の一室に長テーブルが並べられ、そこに配布するものがどっさりと。

それを各地区、各地域向けに部数を数えて振り分けるという、なんとも地味な作業です。

 

その地味な作業ですが、2時間半かかりました。笑。

新聞販売店のチラシの折り込みより物量は多かった。

よく2時間半で終わったな・・・と感じていました。

 

 

 

今月配布の広報誌ですが、合わせて配布する資料も多かったため、ボリュームとしては年間で一番多いそうです。札幌市の場合は大体が広報誌のみの配布となっているため、純粋に驚きを覚えました。それも大都市と地方の違いなのかなーとひとり感じていました。

 

 

 

 

 

広報誌はざっと流し読みしましたが、その他の資料はまだ読んでいません。

これからじっくりと、目を通すことになります。

 

というのも、八雲町がこれから何を目標に動こうとしているのか、正直わかっていません。

地域おこし協力隊に与えられたミッションはありますが、町としてのミッションとして、例えば移住してもらう人数の目標をどれくらいに設定しているのかなど、わからないことばかりです。そのためいつまでも「知らない・わからない」では済まされません。独自にでも、勉強を進めていく必要があると強く感じました。

 

 

 

 

八雲町の地域おこし協力隊。メンバーは現在4名おり、うち3名が八雲町出身です。

その3名は八雲町へのUターン。僕だけが札幌出身です。

 

平たく言えば、「余所者(よそもの)」。

 

これからは何かにつけ、この単語が出てきては拒絶されたり、否定されることだと思います。それは甘んじて受ける覚悟です。実際にぼくはまだ、八雲町のことをよく知らないですから。

 

しかし八雲町の地域おこし協力隊を募集する際のメッセージとして、ぼくのような町外の人が八雲町に入り、八雲町を見ることで新たな発見につながることを期待したいとの一文を掲載しています。ということは、町の主張としては、忌み嫌われるであろう「余所者」に賭けている面があると窺えます。その期待に応えられるかどうかはぼく自身の展開移如何になるわけです。実際に経験するものは、言葉に表すよりもかなり現実味を帯びたものとなるでしょう。その未知なるものを感じながら、ただただ決意を深めるほかありません。

 

 

新しい土地で感じ、考えることはたくさんあります。

しかし身体はひとつ。時間も限られています。

その中でどれだけのことができるのか。

その中でどれほどのことをしていくのか。

 

選択した「苦労」をどのように磨いていくのか。

深く考えるきっかけとなりました。