つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。

「ら・ふも」においてある、存在感たっぷりなプリンの話。

八雲町の地域おこし協力隊として日々「ら・ふも」にて勤務している私。

 

 

 

この場所はコミュニティカフェとなっており、憩いの場として提供をさせていただいています。買い物(飲食含む)をしてもしなくてもよしというのがこの場所のウリで、札幌ではそこかしこにあるようなところとなっています。が、ここは地方。札幌ほど充実しているわけではありません。まだ日は浅いですが、この場所が八雲町にとってなくてはならない場所となっていければいいなと考えています。

 

ドリンク・フードのメニューはリーズナブルな値段に設定しているとともに、八雲町内のお菓子屋さんなどから商品を仕入れるなどして対応しています。

 

 

 

その中に「プリン」があります。

 

しかもふたつ。

「函館プリン」「忍者プリン」というのがあります。

 

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他の商品と比べてみますと値段は少々張るのですが、存在感のある商品となっています。

ただネックなのが「冷凍品」であること。

 

つまりは、買ってすぐに食べることができないということなのです。

 

これは、正直イタイ。

ほぼお持ち帰り用のスイーツになっています。

 

 

 

 

 

そんな商品が、先日複数個売れました。

 

そういえば、これまだ食べたことないや。

味の印象を聞いてもなんだかはっきりしない 笑。

 

なので、実際に買って食べてみることにしました。

 

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 パッケージを見てみますと、びん及びふたの部分のアピールがすごい。

 

まずびんには徳川家の御紋(忍者プリンのほう)

そしてふたには商品名が記載されているのですが、函館プリンが「函館牛乳を使用したカスタードプリン」という贅沢な一品となっています。忍者プリンとは言いますと、なんと「味噌プリン」と書いています。

 

 

 

 

「味噌」だと・・・?

 

 

 

そう。このプリンには、お味噌が入っているのです。

すごいコンビだな~と純粋に思ってしまいました。

 

この「味噌プリン」の発案は「服部醸造」さんというところ。

八雲町にある老舗です。

そこのお味噌を、なんとプリンに使用するという。

なかなか考えられない組み合わせでした。

 

 

 

 

何はともあれ自宅に持ち帰って解凍。

翌日ふたついっぺんにいただいてみることにしました。

 

 

改めて商品を見てみますと、イラストのほかに説明書きも入っています。この商品の背景を見ることができるようになっています。

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そしてふたを開けてみますと、函館プリンはスタンダード(下部にカラメルあり)な、忍者プリンには上にクリーム(下部にカラメルなし)がのっています。

 

 

 

これらのプリンを、家人と分け合っていただきました。

 

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食レポは苦手なのですが、感想を。

 

函館プリン:味が濃いです。函館牛乳のよいところがすごく出ています。

味噌プリン:クリームの部分とプリンの部分、ともにお味噌の味が出ていました。とはいってもプリンなので、プリンの味のほうが強いです。時折「この味なんだろう・・・?」といった感じでお味噌の味が出てきます。個人差がありますので、「味噌の味が強い」と感じる方もいるかなといったところですが、ぼくと家人は最後まで飽きずにいただきました。

 

容量は、一般的なものよりも多めかな?ビジュアル的にも、とても食べ応えのある、美味しさを感じるプリンでした。(容量は160gでした)

 

 

地元の味、というのはどこにでもあるものだと思います。札幌市にもありますし、八雲町に近い函館市にもあるように、ここ八雲町にも地元をイメージした味というのは存在します。それをどうやって外部にアピールしていくかというのも今後の課題になりますし、新しい商品を作るということも必要になってくると思います。ただ現在八雲町の「味」は何なのかということをぼく自身が勉強不足なので、いろいろ食べて学んでいきたいと思います。

 

昨日から空気が「冷たい」八雲。

その中でも季節は進んでいるんだというのを実感した日でした。