つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。

忘れてはならないと感じた話。

世間はゴールデンウィークに入りました。

 

 

ぼくはシフトなので、連休中は仕事になります。

きょうは手伝いでとあるところにヘルプに行っていました。

手伝いと言うとちょっと語弊があるかもしれないのですが、これは職場体験ということも含めていて、色んな業種の仕事を体験したいという意向と、時期的に人員の助けが欲しい事業者とのニーズがマッチした(ということにしておきます)ことで実現しています。

 

これまでは「ら・ふも」を拠点として活動してきていますが、現在のところあまり外回りはしていない状態。そのため今日のお手伝いは新鮮そのものでした。

 

 

  

はじめての職場に赴いたとき、どこかしら緊張を抱くことがあると思います。

きょうのお手伝いも、特段何をするのかというのは聞かされていませんでしたから、内心どんな仕事をするのだろうかと考えながらの出勤となっていました。

 

フタを開けてみますと、ほぼ裏方の仕事であったため密度から言いますとそんなに濃いものではなかったのですが、仕事を終えて帰ってきますとこれがけっこう疲れているのです。どこに要因があるのかは断定できませんが、仕事の内容だけではなく、心の状態によっては疲れが促進してしまうのだなと実感しています。

 

 

 

その後矢継ぎ早に仕事の指示が出まして、黙々とこなしていました。

そうしましたら、不思議と最初の緊張が取れていました。

40歳を過ぎても緊張なんてなぁと思ったのですが、やはり年齢関係なく「初心」が大切なのだなと思い出し、この時間に感謝しました。というのも、どこかで「慣れ」といいますか、驕りのようなものがあったんだと思います。

 

というのも、先日注意を受けたばかり。

細かいことも含めての教育的指導です。

これに反論する点はありません。やはりどこかで「無知」なのだろうと感じています。

その姿勢を正すかのような、きょうのお手伝い。

 

 

 

まさしく「還れ」と言わんばかりの緊張感を持つことが出来ました。

 

すべての時間帯で緊張していてはもちろんダメなのですが、適度な緊張感そして仕事への姿勢というものを教えてもらったような気がしています。

 

 

 

毎日同じような環境ですと、どこかでだらしなさが出てくる。

背筋を伸ばすためには、今回のような機会はむしろ歓迎すべきことなのかもしれません。

まさしく座禅を組んでいるときにしてもらう「警策」のようなイメージです。

あれほどの衝撃はありませんでしたが、仕事中にふと気づくことができました。

 

 

 

思えばこの春入社した新入社員の方も勤め始めてからそろそろ1ヶ月が経過しようとしています。時期的に五月病なんてことばが囁かれる頃ではありますが、それぞれの心境はいまどのような感じなのでしょうか。千差万別とも言えますし十人十色とも言えます。または桜梅桃李と表することもできるでしょう。その中で必要なことは「集中すること」だと思うのです。それも「無心」といった類のものです。それを経験することが、いま必要なのではないかと考えています。

 

 

 

いま気づきましたが、かくいう私も新入社員でした 汗。

いまはつべこべ言わず、ひたむきに努力する時期なのだと感じました。