北海道札幌市に長く住んでいたぼくですが、この春に道南の八雲町に移住。
最初は不慣れな生活も、徐々に慣れつつあります。
とはいっても慣れていないことのほうが多い中で、幾つかの変化を感じるようになりました。
そのひとつが「広報」を隅から隅まで読むということ。
札幌に住んでいた時ではおよそ考えられないことです。
読んだとしても流し読み程度なので、これは大きな変化と言いますか、違いを感じました。
そしてもうひとつ。
新聞を読もうと思ったのです。
札幌在住時にも新聞は読んでいましたが、何となく続けていたという意識もあり、けっこう前に購読を止めていました。
とはいってもまったく新聞を読んでいないという訳でもありませんでした。
何かしら気になる出来事がニュースで報じられますと、翌日の朝刊を買いにコンビニへ向かっていましたから。あとは出張中に新聞を購読することが多かったです。その理由は地方独特の新聞があること(函館なら函館新聞、苫小牧なら苫小牧民報など)なのですが、地方の情報はやはりその土地に行かないとわからないことが多いというのが持論で、情報だけ仕入れてもそれが実感として湧くかどうかはまた別の話しなのです。ニュースを聴いて「ふーん」で終わるのではなく、そこからイメージをしてみる。それが難しいなら、実際にその現場へ行ってみる(テレビではこういうロケやりますよね)。そうしてインプットとアウトプットを交互に行い、情報の補完を行うのが思い描く理想です。
しかし、そんなに上手にはいきまへん。
いまは新聞を読むことに慣れることだと考えています。
現在はお試し読み期間中なのですが、それが終わったころには営業さんが来るはずなので、その時に契約しようと思っています。
ニュースソースはテレビやネットなど様々ありますが、個人的に信頼を置いているのは「新聞」だったりします。新聞社毎の特徴はあるでしょうが、確実な情報を仕入れるならばまずは新聞になります。ネットのニュースは裏付けの確証がないものも混ざっているので、鵜呑みにするのは危険。そのため、気になった記事は多少の後追い(または裏付け)を試みることにしています。そうやっていくことが何となく大事かなと感じています。
何にせよ、昔と今とでは国内情勢及び世界情勢に目が行くようになりました。
改めて思うことは、ちゃんと勉強しておけばよかったなーということ。
下地があるだけでも、今の報道の意味するところの大枠くらいは理解できたかもしれないからです。
いやぁ、勉強しておけばよかった(ちゃんと)汗。
今更悔やんでもしょうがないですね。
で。
新聞を取るようになってから少々驚いたことがありまして。
いや、当たり前の話しなんですが、それは新聞に入ってくる「折り込みチラシ」なのです。
その量が・・・少ないのです(笑)
いや、考えてみればアタリマエなのです。
札幌市が多すぎるんですよ。
年末年始の新聞なんて二つ折りにすることが出来ないくらいにガッチガチな厚さになりますし。時折新聞よりもチラシのほうを読んでいる時間が長いなんてことも。
この場所のチラシは、ささやかなもんです。
それでも驚いたのが、函館方面に展開する「ラッキーピエロ」のチラシが入っていたこと。
これはさすがに「道南」という事実を植え付けられました。
こんなささやかな出来事ですが、「ああそういえばそうだった」と思えることが幾つか出てきています。八雲町での生活を楽しみながら、少しずつ振り返っていきたいと思います。