つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。

非常時の話。

北関東で地震があったなーと思っていたのもつかの間、今度は大阪を中心に広い範囲で地震が発生しました。震度は6弱と伝えられています。

 

地元紙「北海道新聞」の夕刊一面も地震の報道で、遠くは富山県や四国、そして広島県にも揺れがあったようです。

 

大なり小なりですが、この地震で被害に遭われた方にお見舞い申し上げます。

加えて、1日も早い復興を願いますとともに、できることをさせていただきたいと思います。

 

 

 

 

地震の記憶、と、ふと考えていました。

 

最近では、どうしても東日本大震災になってしまいます。

その前は阪神淡路。

北海道でも、十勝沖ですとか、奥尻島津波が襲った地震など、さまざまあります。

テレビの画面を通してや、自身が体験したものを含めて、かなりの数の地震に遭遇していることを実感しています。

 

 

幸いにも家財道具が倒壊した等の被害に遭うこともなく今日に至っていますが、今も昔もこういった災害時・非常時に流布させようとする内容に悩まされてきた歴史があります。

 

 

 

 

伝えられるところでは、関東大震災から。

 

 

その意図するところは

特定の何かを貶めようとするもの

特定の何かを信奉させようとするもの

がほとんどです。

 

こういった状況の中では、普段通りの正常な思考と判断は難しくなります。

ただでさえ落ち着かない状況になるのですから、無理はないのかと思います。

 

 

 

地震が発生してから、Web上では様々な「リアル」が飛び交っている状態が続いています。

その「リアル」も、実は「玉石混合」である可能性が高いことを、近年の地震で被害に遭われた市長さんが呼びかけていることを知りました。

 

この投稿に関して賛同する者、いやそれは違うと声を挙げる者、様々な反応があるようです。違うと言うのは至極簡単なことではありますが、その「誤った内容」がどのような「波紋」を呼び、どのような「結果」になるかを、よくよく考えたほうが良いようにも思えます。注意喚起というレベルの話ではありません。その「デマ」ひとつで、救助への挙動が遅れる可能性は凄く高まります。その結果どうなるか?それも災害のひとつであり、二次災害にも含まれることを強く言いたいと思いました。

 

 

また、こういう状況を「利用」する者も少なくありません。

 

わたしたちは、「信用」で物事を動かす習性があります。それは特に悪いことではありませんし、むしろ良いことだと今のところ考えています。残念ながら、それを「自分の利益のために利用」する人も実在し、こういった災害時、非常時に活動を活発化させる傾向があります。

 

だからこそという訳ではありませんが、無気力でい続けないで欲しいと願います。

何かに頼ることは必要です。しかし、頼り続けているだけではだめなのです。

 

 

 

 

考えていただきたいと思います。

わたしたちは何故「人間」なのか。

わたしたちは何故「不自由」または「不便」なのか。

 

これだけ便利な世の中になっても、人間が己の力で出来ることは限られてきますし、範囲にも限界があります。それはどうしてなのかを、何かの機会に考えていただければと思います。

 

 

特定の団体や個人を指すわけではありませんが、こういうときの神秘な力はスピリチュアルはその大半はインチキだと断じます。それは日常に戻っても同じです。やれ超能力だの、やれスピリチュアルだのと言いつつ、その何たるかを実はよくわかっていない自称ナントカの何と多いことか・・・

これについては何時間も話せますが、今回はそういう話ではないので割愛します。

 

ただこれだけは言っておきます。

スピリチュアルな、神聖な存在は、周りに散乱したモノを少しでも動かすでしょうか。

実際に動かすのは、そこにいる人間です。

 

その存在が、必要なときもあります。

しかし、その存在に頼らない事態もあることを、知っておくべきだと思います。

 

思いきりディスっていますが、それは自分に都合よくするための言い訳でしかないことを伝えておきたいと思います。

 

 

 

報道では、ライフラインも止まっているという内容も伝わってきます。

復旧には今月いっぱいかかるという見通しも。

このような「不便」な状況を、今後誰もが経験する可能性はあります。

そのときに何ができるか、何をしていくかを想定しておく必要を感じました。

 

 

 

しんみりと言いますか、いつもの調子と言いますか、このような日記になってしまいました。

 

災害ではありませんが、かつて僕はこの上ない無気力を味わい、永らく沈んでいた時期がありました。

現在はその時の状況を振り返ることが出来るまでに回復することができました。

だからこそという訳ではありませんが、こういったときにはいろいろとマイナスな方向へ引っ張られる環境ができやすくなります。それに負けることなく、どうか希望をもっていただきたいと思います。