つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。

北海道・八雲山車行列に参加して踊りまくった話。

先週、7月6日と8日(7日は雨天順延のため中止)に北海道三大あんどん祭りのひとつである

 

「八雲山車行列」

 

が行われました。

 

 

 

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スタイルは大きな山車を引きながら、踊りを披露していくというもの。

 

地域おこし協力隊は八雲町役場の山車に参加し、踊り要員として列に参加しました。

 

 

踊りは山車行列の前日に習いにいったため、それはもう急ごしらえ。

その際に教わったのが「阿波踊り」だったのですが、実はその他にもうひとつ踊りがあったことが判明。それは当日、見て覚えることにしました。

はい。この時点で「どうなるんだろう」感満載です。

 

 

 

 

山車行列が行われた両日はいずれも曇りで、本州ではニュースでも報じられていた通りの天候。北海道もその影響を受けてか、終始天気はぐずつき、気温も低いままとなりました。

 

その中でも無事に山車行列を行うことが出来たこと、そして幸いにも山車行列に参加できたことは、振り返ってみるととてもよいことだと思いました。それを2回に分けて綴っていきたいと思います。

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山車行列は夕方から夜遅くにかけて行われたため、気温は低い中での実施となりました。

1日目は八雲町図書館をスタートし、本町通りと呼ばれるJR駅前のメイン通りを闊歩。そのまま八雲町役場まで進み、終了となります。

 

2日目は八雲町役場をスタートし、北洋銀行さんのある交差点からふたたび本町通りに合流。JR八雲駅前まで踊りを披露します。その後図書館方面へ山車を引き、倉庫にて山車を格納して終了です。

 

両日とも長丁場になり、また寒さもあり、御輿渡御同様厳しい環境の中でのイベントとなりました。

 

 

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服装も「ザ・祭り」といったいでたちだったので、風を遮るものがないのです。

もろに寒風を受けており、お酒で体を温めようとしましたが踊りが始まるまでは無意味でした。

 

 

では実際に踊ってみますと。

 

これが結構なハードワークなのです。

阿波踊りも、八雲の踊りも両方です。

 

 

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発見してもらいました(汗)

 

 

阿波踊りは中腰が基本スタイルになりますし、もうひとつの踊りは片足でジャンプします。

頭にほっかむりをしていますと、結わいつけている部分に鼻が当たり、呼吸が難しくなります。頭部はあったまってよいのですが(笑)

 

 

踊りが終わるころには疲労困憊。

しかも足袋ですが、レンタルで支給されたものには所謂靴底にあるクッションがないのです。そのため、衝撃が直に伝わりますし、小石などを踏みますと結構な痛みが走りました。陰ではそんな戦いを経験しながら、2日間の踊りを終えました。

 

終わってみますと、膝から下がイタイイタイ。

ようやく疲れも引きましたが、けっこうな負担をかけていたようです。

 

 

 

この山車行列には子どもから高齢者まで、たくさんのチームが参加して踊りなどを披露してくれました。どこかの年代に偏らず、幅広く参加してくれているのが何ともいいなと思いました。沿道を観ていますと、御輿渡御同様にこの光景を楽しみにしていらっしゃる方が大勢いまして、そのまなざしを踊る側から見ることができてよかったと感じました。

 

ここでしか経験できないことを、させていただいた気持ちでいっぱいでした。

 

 

 

ちなみに、山車行列の際の服装ですが

 

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こんな感じ(写真はもうひとりの新任隊員に撮影してもらいました)

 

大笑。

 

 

しかしながら、御輿渡御でも感じたことは、この衣装がまさしく「一張羅」であり、戦場であるところの甲冑や鎧なんだと感じました。それほどに心引き締まる思いがしましたし、それが踊りにも反映されていたようにも思いました。

 

 

山車行列2日目にはファイターズガールも登場し、場をいっそう盛り上げてくれました。

ジャンパーを着ていらっしゃったので、寒かったと思います。

ファイターズガールのみなさんありがとうございます。

 

ameblo.jp

 

 

これから八雲町も本格的な夏を迎えます(と、信じたい)。

 

 

お祭りの熱気が冷めないように、熱い気持ちをもって仕事に臨みたいと思います。