つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。

「変人」または「変態」の話。

自己紹介を済ませたあと、趣味とか嗜好とかの話になります。

 

どこにでもある、その人の為人を知るための重要なレクであります。

 

それを繰り返していきますと、自分の好きなことが他のかたのそれに比べますと、やや(ときには大いに)のめり込んでいるとわかることがあります。

 

それを自覚した際、自分の口から

 

 

「ぼく、変人ですよ」

 

 

といった主旨の、またはそのままド直球の表現で自分を言い表します。笑。

 

 

 

しかし何故か

 

 

 

 

「変態」

 

 

 

という言葉に書き換えられてしまいます 笑。

 

 

 

そこで思ったことは、「変人」と「変態」は果たして同じような意味合いになるのか?ということでした。

 

はい。くだらない話です 笑。

 

 まず「変人」を辞書で調べてみました。

 

【変人】

言動や性格に普通の人とはわったところのある人。変わり者。「奇人―」

デジタル大辞泉より

 

そうそう、そうだよ。俺が言いたいのはこういういことなんだよ。

といった具合でしょうか。

要するに「変わり者」と表現したいのです。

 

いえ、そんなに変わり者では・・・ありませんよ 汗

 

 

 

 

次に「変態」を調べてみました。なお出典は同じくデジタル大辞泉から引いています。

 

【変態】

[名](スル)
1 形や状態を変えること。また、その形や状態。
2 普通の状態と違うこと。異常な、または病的な状態。
「お品は身体に―を来したことを」〈長塚・土〉
3 《「変態性欲」の略》性的倒錯があって、性行動が普通とは変わっている状態。また、そのような傾向をもつ人。
4 動物で、幼生から成体になる過程で形態を変えること。おたまじゃくしがカエルに、蛹(さなぎ)がチョウになるなど。
5 植物で、根・茎・葉などが本来の形から変化し、著しく異なる形態をとること。葉がとげとなるなど。
6 同じ化学組成で物理的性質の異なる物質の状態。温度変化などによって生じることが多い。単体の場合には同素体という。転位。

 

 

ん?いろんな意味がある・・・

 

どうやらわたしたちは、この中でいうところの「3番」を引き合いに出してはそのように相手を評してしまっているようです。

 

 

ニュアンスとしては、「変人」と「変態」のくくりはなんとなくわかるものの、その強弱は

 

変人<変態

 

となります。

 

 

上記辞書からは特定の事項となっていますが、世間一般的には特定のことに係らずといったかたちになっているようです。

 

 

おまえは変態じゃないのか?と問われますと、即座に否定できない自分がいますが(笑)。

 

 

 

 

しかしながら、基本線は「変人」でいいようです。

変態という表現は凝り固まった評価などではなく、あくまで会話の潤滑油的な存在として使用するのではないかと感じています。

 

「変人」=「変態」という公式が出来ている?ようにも感じている昨今ですが、その人を紐解くと、別の顔が見えてくるかもしれませんね。

 

 

はい。なるべく変態と言われないように気をつけまーす笑。