つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。

沈む先のゆくえ。

「堕ちるところまで堕ちればいいよ」と誰かが言った

 

そうすれば あとは浮かんでくるだけだからと

 

そのセリフはもうこの世界には蔓延しているけど

 

ひび割れたココロに染みていった

 

 

 

 

 

 

 

 

相変わらず 人と接するのが怖い

 

それを表には出さず

 

しかし余計に交わろうとはしない

 

この性はどうにも修正できないが

 

いまはただ この世に居てはいけない存在だと思っている

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

打ちひしがれているときに スマホが鳴った

 

外勤の誘いだった

 

その誘いに 何も考えず飛び込んだ

 

とにかくここから 逃げ出したかった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

向った先は 林道を少し登ったところで

 

その日は 曇りの予報なのに雨が続いていた

 

雨に濡れながら 風に吹かれながら

 

手鋸を持ち 無心に枝を払っていった

 

何も考えず 何も感じず

 

無の境地を訪れていた

 

 

 

 

 

そこは どん底にあった 悟りの地だったように思う

 

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このとき おおいなる存在が語りかけてくれたように勝手に想っている

 

そのことばはわからないが

 

身心がそれを理解したように思えた

 

 

 

 

そのための 堕落であったのかもしれない

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まだ 堕落はつづく

 

あとは そこでただ死ぬか 生きるかのみとなった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

にんげんが見る枠ですべてを判断するな

 

もしいままで成してきたことのありとあらゆるものが誤りであったなら

 

もうすでに おまえはこの世界にいないはずだから

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だからここで言っておく

 

おまえの正しさを 誇れ。

 

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