つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。

【詩】何のための

なにかをやりたいと思っていても

 

周りはなかなか首を縦には振ってくれない

 

いろいろな理由をつけて

 

否定的な意見を述べて

 

 

 

そのいっぽうで大きな流れでものごとが動くことがある

 

そこに価値を求められることはなかなかない

 

否定的な意見が出たとしてもやれというひとことで進んだり

 

実績という足跡を残すためだけのかたちづくりに対しては

 

どうして首を縦に振り続けないのだろう

 

 

 

どのような花がその場所にふさわしいかなど

 

前もって予測を立てることは難しい

 

推測しようと人は努力するが

 

環境に心情は支配され

 

推測はやがて憶測になる

 

そうするとやがて

 

人に対する意見や視線も変わってくる

 

それほど悲しいことはないはずだと思う

 

 

 

昨日まで笑いあっていたはずなのに

 

もう関わりあいたくないとぞんざいになる

 

そのいっぽうでその人はこの上ない笑顔を見せている

 

笑顔の方向は、もうこちらではないようだ

 

 

 

 

人が何かをやるとき

 

そこには心情が大きくかかわってくる

 

それは環境に大いに影響され

 

また支配されてしまっているものだ

 

その心情に真実は含まれているのだろうか

その心情は何かを優先するためだけのものとはなっていないだろうか

 

 

 

 

明るいことばを綴りたいはずなのに

ほらきょうもまた 沈みがちなことばしか出てこない

 

通じ合うためにはどうしたらいいだろう

お互いの考えていることを理解しあうためには

 

足りないのか それとも

期待しているだけなのだろうか

 

 

こちらが動いても時間がないとその足を止められたと思っていたら

次はやれそれ急げと締め切りを迫ってくる

 

ちょっと待ってよ

何か抜けていないのかと思うんだ

 

 

何かの側に立って仕事というものをしていくことはなんて難しいんだろう

 

仕事を楽しめと本の中の誰かが言っていたけど

それは同時に苦しみをどう扱っていくかということにもなる

 

苦しくても楽しむことができるのだろうか

あのときみたいに

 

 

 

 

苦しみしかないぼくに

 

楽しめというのだろうか