つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。

腰を据えることはできたか? ~移住元年を振り返って~

 

あと数時間で平成30年も終わろうとしています。

 

今年は里帰りをしないため、絶賛引きこもり生活を謳歌しております。

 

そんな中でもこの1年を振り返り、次の一年はどのようにしていこうかなどの考えを巡らせています。

それもやはり、満足もありますが反省もあってのことかと思いますので。

 

 

 

実は数か月前からこの言葉が気になっていました。

 

 

それは「腰を据える」。

 

この言葉は、毎年抽選で申し込むことができます「言霊」にて書かれていた、1年のテーマのようなものです。

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写真を撮ったら足が写っていました 笑。

 

きょうは1年の総括として、この言霊をベースにして考えていきたいと思います。

 

 まず、腰を据えるという語句の意味をネットで調べてみました。

 

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個人的な感想としては「落ち着く」ということが浮かんでいましたが、こと移住ですとか、地域おこし協力隊ということを加味して考えますと、②のほうがしっくりきます。

 

この土地に「落ち着く」ことも、重要です。

そのうえで「地域おこし」に全力を注ぐことが大事だと、解釈が出来ます。

 

これが札幌だったら、果たしてどうだったでしょうか。

 

ほかにも仕事はあるからと、どこかで見切りをつけていたかと思います。

それこそ、色々な理由をつけることが出来ます。

それも、大都市だから出来ることです。

しかし、ぼくはその大都市から離れることを選びました。

 

それは「腰を据える」と考えていたわけではなく、「もう後戻りはできない」状況にしようというものでした。また、「生きていくためにお金は必要」と言う世の中ではありますが、極力そこに頼らない生活を目指すことは出来ないかということも含め、都市ではなく「田舎」への移住を考えました。

 

その考えや想いが、北海道二海郡八雲町に届き、移住が叶いました。

届いたかどうかは定かではありませんがね 笑。

 

 

開運~という項目がありますが、もともとぼくは「青」系の色が好きで、トレードカラーだと自負しています。最近は他の色にも挑戦することが多くなりましたが、基本は「青」にしています。また、自分のベースは「青」だとも考えていました。

 

場所ですとか、キーワードは、フタを開けてみましたら「あらまぁ」な感じでした。

海は、何も長時間車で移動する必要がないくらいに近いです。

町内にはカフェと言われる場所は少ないですが(喫茶店が多め)、書いていて思ったのは、自身が勤務している場所「ら・ふも」が、実はカフェでした 汗

キーワードは「なんでもやってみる」でしたが、確かになんでもやっていたように思います。それは周りにやる人が誰もいないから~というものではなく、何でもやってみることで生まれるつながりがあると考えたからで、これが功を奏して顔を覚えていただいたということもあります。そのように辿っていきますと、こういった箴言をいただいていたとして、その存在を忘れていたとしても、自分自身で意識しているところがずれていないなら、ブレていないなら、歩む道筋を違えることはないということになるのだなと実感しました。

 

昨年が「現実的に活きる覚悟」

今年が「腰を据える」

でした。

 

来年はどんな言葉がテーマとなるのか。

そもそも定めなくてもいいのでしょうが、明確な何かが眼前にありますと、その行動にも具体性を持ちます。

 

また、過去2年のテーマは何もその1年だけのテーマではないと考えています。

それは一生といいますか、長い時間をかけて培い、体現していくものだと感じています。

 

 

 

今年1年を総括しますと、ほんとうに時間の経過が早かった1年でした。

幸せかどうかという質問に対しては、まだその言をはっきりさせることはできません。

大病しなかった時点で幸いと考えることもできますし、反面町民に対してもっとその存在や活動をアピールすることが出来なかったという点で不相応と考えることもできます。判断はそのときそのときで変わりますので、いまここで判断はしないことにします。

 

それよりも、明日はもう新年。

平成三十一年、平成最後の年です。当たり前ですが、昭和・平成と生きてきました。

次の年号となりますと、3つの時代を生きることになります。

さいころは、そのようなことなど夢にも思いませんでした。

ひとつの時代が長く続くというのは、もはや夢物語に近いのかもしれません。

それは元号にしても、今ある生活にしてもそうです。

来年は「変わる」1年になるのでしょうね。

 

その変化を他の存在のせいにしてしまうのか、それとも自身の反省の材料とするのか。

自身の主張もより強くなるとは思いますが、そのぶん省みる勇気を持ちたいと思いました。

 

 

 

 

 

今年1年も、終わろうとしています。

今年は「災」という一字に示されたように、災害に苦しめられた1年でした。

わたしが住む北海道でも、大規模災害に見舞われました。

未だにその生活が安定していない地域は全国に多数あると聞きます。

この場でお見舞いを申し上げるとともに、少しでも早く日常が戻りますことを御祈念申し上げます。

 

このブログは当初、3年間続けようという気持ちで始めました。

きょうの日記で、3年が経過します。

結局毎日更新という決意は崩れてしまいましたが、この日まで続けることが出来たということに対し、よくやりましたという気持ちでおります。

また、幸いにも読者が多数つきましたし、毎日記事をチェックしてくれるようにもなりました。有名な方から比べますとその規模はほんのわずかではありましたが、読んでくれているという実感は、やはり嬉しいものでした。

 

3年続けたらブログを辞めようと当初は想っていましたが、現在置かれている立場が変わったこともあり、少なくとも「地域おこし協力隊」でいる間は続けることにしました。その後ももしかしたら、北海道八雲町の魅力を地道に伝えていくかもしれません。当初の考えと違える方向を打ち出しましたが、どうかご了承いただき、引き続きこのブログを訪問していただければと思います。

 

どうぞよろしくお願いいたします。

 

年末年始は普段とは違う生活習慣になりますので、体調を崩したりせぬようご留意ください。

また、それぞれが抱く心理も普段とは異なるかと思いますので、余裕を持った行動と、自身を急かさないようお気をつけください。

 

今年一年、まことにありがとうございました。

よい新年をお迎えください。

 

 

冨澤 祐二

 

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