つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。

整理棚からひとつかみ。 ジャズ編 その188

【Series of  John  Coltrane】

Interstellar Space +2/ John Coltrane

 

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MVCI-23063

 

1.Mars
2.Leo
3.Venus
4.Jupiter Variation
5.Jupiter
6.Saturn


parsonel

John Coltrane(ts,bells)
Rashied Ali(ds,perc)

 

1967年2月22日録音

 

1967年の録音は「集大成」とでも言えばいいのか、それとも「永遠のチャレンジ」と読めばいいのか。
星の名前が列記されているこのアルバムは、コルトレーンとラシッド・アリとのデュオで編成された、異色のアルバムです。
あれだけたくさんのメンバーを従え、表現は悪いががちゃがちゃと演奏していたものから一変、シンプルすぎると言っても過言ではないくらいのメンバーで行った演奏に、コルトレーンは何を想い、何を考えていたのかが興味深いです。
楽器もサックス、ベル、パーカッション、ドラムと4種類のみ。プレイは相変わらずの激しさを保っていますが、楽器数を減らすことで「宇宙」の何かを表現しようとしていたのだと思います。
とはいえ晩年も晩年の録音がこの異色作です。佇まいを正して聴かざるをえません。

 

 

 

 

 

平成最後の年が明けました。あけましておめでとうございます。

本年もどうぞ幣ブログをよろしくお願いいたします。

元日は何かと忙しいため、恒例の記事を掲載いたします。

みなさまにとって、この1年が有意義であり、かつ良いものとなりますように。