眼前にとても辛い出来事があって
それに対してどうしようもできないでいた
自分が声をあげたとしても
視線が自分ひとりに集まり
かえって反感を買うようになってしまった
そこからくる苦しみに
ただ涙した
何がいけないのだろうかと想う
自分がいけないのかと
何もしないほうが良かったのだろうかと
それが誰かのためになるのだろうか
それが自分のためだということになるのだろうか
自問自答を続け
苦しさは増すばかりだった
ひとはよく「過ち」を責める
それが人のためであったとしても
他人からしてみればそれは間違いなのだと
証拠が残らない方法で突き刺してくる
そして知らんぷりをして笑ってる
私は無関係ですと
私は順風満帆ですよと
私は何も悪くないと
だから自分は吠える
わたしは間違っていない と
それは何かを掴んで投げつけるのではなく
拳を握って殴るわけでもない
ただ腕を組み
その人の前に立つ
そして自分は吠えるのだ
わたしは間違ってなんかいない と
わたしの叫びよ 遠くまで響け
遠くまで 遠くまで もっと遠くへ
わたしの決意は 何ものにも勝ると