本祭となった日は、晴天となりました。
昨日の強風もどこかへ行ってしまいまして、お祭り日和となりました。
この日の催しも野外と屋内で行われましたので、その様子を書いていこうと思います。
開会式に先立ち、太鼓の演奏が行われました。こういった光景も今では少なくなっています。演奏の後は町長が登壇しての開会式を執り行いました。壇上には昨日もパフォーマンスを見せてくれましたファイターズもいらっしゃいました。
開会式の後は一度屋内にてステージパフォーマンスが行われます。
いっぽう屋外ではそり滑りコースと氷の滑り台、そしてバナナボートの受付が始まりました。
屋内ですが、ファイターズガールのステージはもちろん、吹奏楽の演奏も行われました。
このお祭りで八雲中学校・八雲高校の吹奏楽部が演奏してくれたのですが、とても素晴らしいなと思いましたし、何より屋内でも広いところで生演奏を聴くことができたのがよかったです。選曲もタイムリーなものをピックアップしていたので、会場のかたたちもノリノリでした。
いっぽう、その他の場所では出店の準備が行われていました。
出店は屋外と屋内の2か所で設営されており、食べ物や飲み物はもちろん、雑貨などの販売も行っていました。少し離れたところではフリーマーケットも行われていたようです。
出店のスタートは午前11時からとなりましたが、既に会場は活気にあふれていました。
外と中では多少の差?があるのかもわかりませんが、店先にはたくさんのかたが訪れ、お祭りを堪能されているのが印象的でした。
そしてとみーは「パノラマ活動隊」というボランティアグループに所属しているのですが、今回は「パノラマ活動隊」としても出店を出していました。
品目は「いも団子汁(1杯100円)」です。
なんでもじゃがいもをすりおろして団子状に練った、とのこと。
ひとついただきましたが、いも団子の弾力が程よく、出汁もおいしいではありませんか。
実は前日に仕込みの招集がかかっていたのですが、仕事で行くことが出来なかったのです。
そのため調理の行程を見ていなかったのですが、これは見て勉強すべきだったとちょっと後悔しております。
その他、八雲町内でもなかなか食べることが出来ない「北里大学」が提供する「北里八雲牛」のネギバラ焼きも購入していただきました。
北里八雲牛はとある研究を目的として育てられている牛で、赤身が多いお肉になっています。サシがほぼ入っていない為、評価で耳にしますA5ランクといった格付けでは、下から数えたほうが早いものとなっています。しかしそこに着目し、サシが少ない牛肉でも美味しく提供するとともに、牛の生活にも配慮した「アニマルウェルフェア」をモットーとして日々研究と飼育を行っています。
こちらは午前中で数百食ぶんの用意が完売となったようです。
他には焼きマシュマロ(デコレート)やたこ焼き、ラーメン、ぜんざいにシチュー、クレープにドーナツなど多岐にわたり、道行く人の目も楽しませてくれました。
ぼくは途中から呼び込みを行っていたのですが、不思議と呼び込みを行うと人が来るんですよね(コレほんと)。外国人観光客のかたも数組購入していかれるほどだったので、来年は外国語表記もしないとなぁと思いながら、呼び込みをしては注文を受け付けていました。先輩のお母さん方からは
「もっと早く呼び込みしてくれたらよかったのに」
と、冗談のような本気のような一言をいただきました 汗。
呼び込みを行ったのが開店してから1時間弱経ってからだったので、果たしてどれくらい売れるだろうかとハラハラしていたそうなのですが、呼び込みなどを実施した甲斐もあり?予定数を大幅に超える販売を行っていたことが集計によって明らかになりました。とはいっても100杯程度なんですけどね。商品も多少の余裕があるようでしたが、予定販売数を既に超えていたため、午後1時過ぎには販売を終了し、賄いをいただくことに。
ありがたやありがたや。
その後も事務所でお母さまがたの話し相手をし(大体はおちょくられてる)、会場内を写真撮影して回ったり、時には観光客相手に案内を行ったりなど、小忙しくさせていただきました。
そしてステージでは八雲町のもち米「風の子もち」を使ってもちつき大会を行い、その後お雑煮としてふるまわれました(無料なところがすごい)。
最後はどうやら恒例となっているビンゴゲーム大会を実施し、
もちまきを行って、無事に幕となりました。
最後は撤去を手伝って、ぼく自身も撤収となりました。
お祭りが少なくなってきている世の中ですが、やはりお祭りはいいよなぁと実感する時間でした。札幌では人ごみのほうがすごいから、中々行く気にはなれなかったけど。
規模の問題ではないのですが、移住してきたからこそ、もっと知らなくてはならないなと感じました、冬晴れとなった八雲町でした。