つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。

それぞれの引越事情。

地域おこし協力隊を退任し、地元企業(便宜上の表現)に就職することが決まりましたが、それに際し引越しをする必要が出てきました。

 

通えない距離ではないのですが、今回の就職の条件は「住み込み」であったため、住み込み先へ荷物一式を運ぶ必要が出てきました。内定通知が出てからおよそ1カ月で引っ越しを完了させなくてはならず、日々の役務も残っているため、結構バタバタです。

 

 

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そしてふと、周りを見渡しますと同じような光景が。

進学や就職などで~という話がちらほら聴こえてきます。

物件を決めなくては~とか、荷物を運ばないと~など、様々です。

 

 

 

以前にも報道で流れていましたが、今年も「引越難民」が出てきているようです。

昨年あれだけメディアで取り上げられ、騒がれたはずなのに、一向に改善されていない印象です。メディアも昨年は騒ぐだけ騒ぎましたが、今年に関してはその頻度は激減。結局メディアはそのときのホットワードだけ取り上げることができればいいのかな、なんてことも考えたりしてます。報道ってなんだろう?という、素朴な疑問が浮かびますね。

 

 

聞いた話では、この3月に北海道から東北への引っ越しをしたい場合、料金は60万円との見積もりがでたそうです。これが来月になりますと半値になります。そのためその方は当初の引っ越し予定を変更したそうです。

 

トラックはあっても人が足りない。

人が足りないのは何も引越業界だけではないと思います。人手不足は広く蔓延しているため、こういった類の報道はもう新鮮味がないのかもしれません。

 

 

そういった音が聴こえてはくるものの、それはなんとなく「都市部」だけのように感じていました。いや、地方でも人手不足は深刻なのですが、そもそも地方では「引越業者」がいないのです。もちろん大手の営業所などありません。見積に来てもらうにも、他の地域から来てもらう必要があります。今回のぼくの引っ越しはまさしくこのケースにあたります。

 

就職1カ月前に内定が出ましたが、その短期間で引っ越し業者を探し云々というのは本当に大変な作業です。見積を組んでもらうとなると、決まるのは直前です。そうしていくうちに空きなどどんどんなくなりますから、焦ります。そして焦ると、繁忙期価格でもしょうがないと感じ、高額でも契約してしまう(かもしれない)のです。

 

 

 

「引越どうしよう」

「そもそも業者っているのだろうか」

「見積めんどくさい」

「また引越しの時期だけ遅らせようか」

 

などなど、色々と考えていましたが、結局は

 

「こまめに荷物を移転先に運ぶ」

 

ことで出費を最小限に抑えることにしました。

 

 

 

では具体的に何をしているかと言いますと

 

・ネット通販でダンボール箱を購入(30枚)し、箱詰めして運んでは現地に荷物を出し、

空の箱だけ持って帰ってきて再度詰めて運ぶを繰り返す

 

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・不用品を処分する(ゴミとなるものも含めて)か譲渡する

 

・中途半端な調味料を積極的に消費していく

 

・自家用車両に詰めることが出来るサイズ内で、かさばるものも随時運ぶ

 

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一言で言えば、「マンパワー」です。いたって単純です。

そのため、休日はほぼほぼ運搬作業を行っていました。

 

 

その甲斐もあり、いまの自宅の荷物はかなり減りました。

ここからは週が変わるごとに日用品を段階的に移していきます。

最後はもう、キャンプのような生活ですね。

 

ここに移り住んできたばかりのころの生活になります。

(ストーブがあるだけかなりマシです)

 

 

 

なかなか気が休まらない時間を過ごしていますが、体調を崩さないように気をつけ、やるべきことをしっかりとこなし、残り期間の役目を全うしたいと思います。