つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。

【詩】からまわりの空

キツイ日々が続くと必ずという訳ではないのだが

 

何かしらの対応がひどくまずくなることがある

 

それはどうにも気味の悪いもので

 

陽射しが強くても冷や汗が身体を包み込むような感覚に見舞われる

 

 

 

残念といった表現も昨今ではあるようだが

 

いずれにせよ私はそれに当てはまる部類の人間らしい

 

それでどれだけ人が離れていっただろうか

 

それでどれだけ人に忌み嫌われたであろうか

 

数えてもきりがない

 

石を積んでいても途中で崩れ落ちてしまうように

 

 

 

こういうときほど何もしないのに限るのだけど

 

外は必ずといっていいほど反応させようと躍起になる

 

そうして泥沼に嵌ってゆくのだ

 

だからどこにいても どこに来ても嫌になる瞬間がある

 

 

 

曇り予報だったはずの天気は快晴で

 

陽光は乱反射して全身に向かってきた

 

体中にかいた汗が引き

 

寒さから抜け出せない時間が長く続いていた

 

 

 

空はこんなにも青いのに

 

その青さが痛かった