つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。

【詩】緑に立つ

6月だというのに寒い空気を感じながら

 

敢えて半袖で1日を過ごしている

 

重ね着をすれば解決することなのだが

 

郊外である以上寒さを感じる時間が多くなるから

 

ただ気づいたことは

 

寒さを感じるのはいいことだということだった

 

 

 

 

舗装された場所に立つことは意外に少ない

 

砂利 泥 草地 

 

要は整地されていない場所を行き交うことがほとんどだ

 

その場所に立つということは

 

ごつごつしたアンテナが自身の足裏に刺さり

 

しっかりとコネクトできているということにつながる

 

それができればメソッドなど何も必要なくなる

 

建前はここでは必要ないから

 

 

 

 

普段そこにはない高さから世界を見た

 

そこから見る景色は とても新鮮だった

 

燕がつがいで飛んでいる

 

五月病などなにもなかったかのように

 

 

 

事実はあちこちに転がっているが

 

真実はすぐそこにある

 

それに気づくことができるのは 意外と大変なのだけれど