無事に、今年度の学内における宿泊実習が終了しました。
やはり学生がいなくなった牧場は、静かでした。
7月から始まった実習ですが、1クールにおおよそ40人程度の学生や引率の教員が出入りします。それが都合8クールあり、人数の増減を考えますと、ざっと300人程度の人間が北海道八雲町を訪れ、この場所を拠点に学びに徹していた・・・ということになります。
この短期間でこの人数は、純粋に凄いのひとことです。
何せ、この実習を無事に遂行するために協力してくれた方たちが多くいらっしゃいます。ぼくはただ最敬礼・頭を下げるしかありませんでしたが、学生や引率の教員をはじめ、業者さんなども含めてほんとうに多くの人に支えられてきました。この支えがなければ、どこかでドロップアウトしていたと思います。
この場をお借りして申し上げます。
「本当に有難う御座いました。」
この日はほぼ所内の掃除に時間を費やしました。
その後かつてこの実習に来たことがあり、現在町内の牧場にインターンで来ている学生が牧場を訪れてくれたため、ご苦労様会を兼ねて昼食をともにすることになりました。
このテーブルでは焼き肉を。
もうひとつテーブルを用意していたのですが、そちらでは焼きそば30人前を職員とお客さんとで間食いたしました。
正直なところ、宿泊した学生の感想がずっと気になっています。
評価が低かったら・・・とあたふたしてしまうのですが、建物もそう新しくはないため、どうしてもついて回る問題はあるようです。でも、最低の評価はやはりつけて欲しくないと願ってしまうのです。せっかく北海道に来てくれたのですから、少しでもいい思い出が残ってくれればとおっさんは思うのです。
努力の甲斐、という表現が正しいかはわかりませんが、その後インターンで同じような環境に入る学生もいれば、研究分野でここに出入りする学生も出てくる可能性はあります。選択肢は幅広いですが、今回の実習が大きな刺激になれば幸いです。
インターンの学生が職員と話していた内容を聴き耳立てていたのですが、この先のヴィジョンをしっかり持っていたようで、内心嬉しくもあり、そして羨ましくも思いました。
だって、そのころなんて何にも考えてませんでしたから 笑。
なので、あの時に戻ってやり直すことが出来たらなぁと考えてしまうのです。
話を聞いていて実感したのは、「前へ!」という気持ちをどれだけ強く持ち、そして実行に移しているかが大きく左右するということでした。
他人に流され、任せるのではなく。
自分で考えて行動し、価値観を追及する。
これは、勉学の分野だけに言えることではないと思います。
現実的なことも、非現実的なことも含めて。
9月に入りましたが日焼けをしてしまいました。
陽射しはまだ強く、日中は夏場を思わせます。
しかし夜になりますと一気に冷え込みます。
季節の移り変わりを感じます。
一息入れたいところではありますが、まだまだ気が抜けません。
大きく体調を崩すことのないよう、気を付けていきたいと思います。