つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。

それでも季節はめぐりくる

爪痕にもみえる災害でした。

 

幸いにも本州の知り合いはみな大きな被害もなかったようです。

 

それに安堵をしていますが、大変なのはこれからです。

 

季節は10月。もうすぐ冬がやってきます。

 

寒さ対策を施さなければなりません。

 

これは過去にも事例があったはず。

 

被害拡大の可能性をひとつでも消えてくれればと思います。

 

 

 

 

 

 

今朝は冷えました。

 

きょうはまた冷えるなぁと思いながら布団の中でもぞもぞ。

 

そうしましたら先に起床していた家人から

 

「霜が降りてる」

 

という言葉を聞きました。

 

 

 

聞けば今朝はどこも冷え込んだそうです。

 

 

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 起きた時には陽が昇りはじめていましたので霜が蒸気となりはじめていました。

 

 

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気づけばたった数日で緑のなかに紅葉が混じるようになりました。

そこから霜が降りますと、そこから先には雪が降ります。

八雲2年目の冬は、もうそこまで来ているのですね。

 

 

 

薄着ながらも外に出て辺りを見渡しました。

 

寒いのですが、澄んでいる空気がとても心地よく、ここに居る者の特権のように感じました。

 

霜の影響からか、遠くで何かの動物が歩く音が聴こえました。

なにかはわかりませんが、どうやら皆元気のようです。

放牧されている牛は何食わぬ顔で、それもかえって過ごしやすそうな顔でおりました。

 

 

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写真は朝日。

写しがが下手なので申し訳ないのですが、この方向に夏場は牛を放牧しています。

 

朝は朝の、夕は夕の陽の光が牛を照らすとき、不思議にも牛は金色になります。

それと陽の光が相まって、とても神々しい世界が生み出されます。

 

 

これはここに来てからもう何度も観ている光景ですが、いつ見てもいいものだと思っています。

 

 

 

朝日は毎日昇るように、災害も毎年何かしらのかたちで起こるようになりました。

無常にも、それでも季節は巡ります。誰も待っていてくれなどしません。

誰かの援けも必要ですが、自分で自分を引き上げることも必要です。

 

今まで積み重なってきたものが何かの機会に崩れ去るとき、大きな境目が生まれます。

どうしても絶望になりがちですが、しっかりと考え、力強さを忘れない一歩を踏み出していくことが出来ればと思います。