総務省により行われている地域おこし協力隊。
この仕組みも10年が経過し、膨大な事例が積み上げられています。
北海道八雲町における地域おこし協力隊の歴史はさほど長くはないですが、ここ数年で様々な方面への取り組みにつなげようと努力しています。
先月のことですが、このような募集要項が出ました。
北海道八雲町は、全国で唯一「日本海」と「太平洋」に接した町です。
今回の募集は日本海側、八雲町熊石地域での募集となります。
先ほどの写真のURLは
https://www.town.yakumo.lg.jp/soshiki/seisaku/kyouryokutai-chiikishien.html (八雲町)
今回の募集は社会福祉分野になります。
最近の動向を見ていますと、第一次産業(農林水産業)へ向けた協力隊の募集を行い、定着してきた例を多数見てきました。そのほかの分野ももちろんあり、どの分野にも言えることではあるのですが、定着するかしないか、できるかできないかは正直事前にわかるものではありません。表現が悪いですが、バクチに近いものを感じています。
そのため、軽い気持ちでこの制度に乗っかることは少々危険に感じます。
制度を利用し、この町から次の町へと流れていくホッパーのような存在もいるという話も聞いたことがあります。どこかで理想郷を求め歩くかのようなさまですが、そんなにうまい話はないと思っています。
都会には都会の良さ、地方には地方の良さがあり、また短所もそれぞれにあります。
地方に移住してよかった!と思えるようになるには、相応の努力と時間が必要になるのは言うまでもありません。
募集要項はタイトなスケジュールですが、興味のある方は是非問い合わせてみてくださいね。