つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。このたび不定期更新に切り替えました。

【詩】かつての若者からきみへ

きみよ

 

 

 

抱いた夢とワクワクは絶対に手放すな

 

この仕事ツマラナイと思ってもそれがずっと続くと思うな

 

早々に見切りをつけるな

 

自分がルールだと思うな

 

君は経験値ゼロだということを忘れるな

 

どんなに華々しい経歴があろうとも 大事なのはその場所で残す結果だ

 

給料の少なさを嘆くな 誰もが最初はそんなもんだ

 

消耗を恐れるな 消耗を恐れたらそれは逃げだ

 

理想はあくまでも理想だ まずは理想に近づくために働け

 

失敗を恐れるな 叱られることを恐れるな 

 

腹を据えろ それが盾になる

 

先延ばしにするな 後で痛い目をみるぞ

 

慣れなくて当たり前だ 同じことを繰り返して身体に叩き込め

 

無理は仕方ない しかし無茶はするな

 

コミュニケーションはどの世界においても必要だと覚悟せよ

 

惚れた相手がいるなら その人のために必死に働け そして抱きしめろ

 

発言の重さを知れ 責任というものの何たるかを刻め

 

頭を下げることを恥と思うな

 

 

 

 

まだ伝えたいことは山ほどあるが

 

 

きみよ

 

わたしはきみが誰かの役に立ち

 

多くの人から褒められ

 

たくさんのありがとうをもらうことができる

 

大きくて広い人になることを願っている

【褒められる仕事】はどこへいった

本日より新年度です。

 

 

 

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写真は今朝の東の空。

朝日がのぼりはじめているのがわかります。

 

この光景にいつも、心が浄化されます。癒されます。

 

 

 

年度末-新年度はじめは何かとバタバタします(書類上)。

なかなか疲れが取れなくて溜まっていくいっぽうですが、元気に過ごしております。

 

ニュースでも流れていましたが、新入社員が抱負を述べ、展望を語る時期でもあります。この言葉はどこか夢見心地に聞こえるのかもしれませんが、それこそが基本であり、王道であることを忘れないように気を付けていかなくてはなりません。

 

 

 

 

というのも、先ほどまでとある映画を鑑賞していたときに、セリフで「誰かに褒められる仕事」というワードがあったんですね。その言葉にハッとしたんです。

 

 

いまこの世の中に、褒められる仕事はあるのだろうか。

そして、誰かはその仕事に対して褒めてくれるのだろうか。

 

そんな素朴な疑問が浮かび続けています。

 

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というのも、「褒める」ことをしなくなったのでは、と思っているのです。

 

どんなに素晴らしい仕事をしたとしても、出てくる言葉は「もっと上を」求めるものばかり。いつからそんなに望みが高くなったのかと疑うくらいです。世の中の風潮がそうなったということは、その予兆はずっと前にあったということ。それは「誰か」の責任ではなく、「みんな」の責任であるように思います(範囲が広すぎますが)。

 

そしてちょっとわからなくなっているのが、「感謝」と「褒める」ことは、イコールなのかどうなのか、ということです。なんとなくそうではないような感じがあるのですが、わたしたちはどこかで一緒くたにしてきたような感じがしています。

 

褒めるという事象が起きるのは、ひょっとしたら学生時代までかも。

極端なのかもしれませんが、社会人相手に褒めるというのは抹殺されてしまいました。

 

「できてアタリマエ」

「それでは満足できない。それ以上の結果を出してもらわないと困る」

 

こういうことを言う人、多いと思います。

 

上を求める発言が多い割には、その上の具体性を持っていません。

そうなると判断基準があいまいになるため、上を求める人はずっと求め続けてしまいます。その「上」とは何なのか、具体化できていない恐れがあるからです。そのようなことが繰り返し行われていきますと、発言の内容がネガティブに変わっていきます。そうやって流行や評価の対象がどんどん変わっていきます。それって結構、危ないことではと考えています。

 

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素直に褒める人が少なくなってきています。

そう感じるのは僕だけかもしれません。

 

これまでの経験として、他人の職業について悪態をつく人はどこにでもいます。

その根源はどこから来るのかわかりませんが、そうなってしまう原因のひとつには、その人も褒められていないのではという懸念があります。褒めることによって、歪みや軋みというのは取れていく気がしてならないのです。僕も気を付けなければならないです。

 

 

 

この時期は例年、誰かの役に立ちたい、胸を張ってできる仕事にしたい等、様々な気持ちを胸に秘めた、純粋な人たちが一歩踏み出すときです。その気持ちをつぶすのではなく、上手に育て、確固たるものにさせていくことこそ、社会の役割なのではと思います。

移住4年目に入りました。

昨日、3月30日で札幌市から八雲町に移住して丸3年の月日が経過しました。

本日より4年目の生活を送っております。

今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

 

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北海道八雲町に移住した最初の1年は地域おこし協力隊として。

2年目・3年目は職を得て、写真の地で住み込みで生活しております。

気づけば3年が経過しました。あっという間でした。

街中で過ごしたのは1年に満たない期間で、それ以降はずっとこの場所で過ごしています。さすがに慣れてきました。

 

 

一人で移住についてあれこれと考えていますと、仮に今回のような引っ越しじゃなくても、移転イコール移住になるんじゃないかな?と考えていました。その場所で新しい生活を送ることになる点では共通しています。最近では地方回帰というワードが出てきていますが、何も地方じゃなくても、移住は出来るわけです。それが時代によって、傾向が変わるだけにすぎません。

 

 

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背広を着て仕事をしていた頃と比べ、毎日が飽きないです。

これは不思議でしょうがありません。

毎日似たような景色を見て仕事し生活しているのですが、何故か飽きが来ません。

これはもう、性に合っていると言っていいのでしょうね。

 

 

 

昨年はほぼ新型コロナの影響で、仕事もプライベートも制限がかかりました。

その影響は今年も続くものと見ていて、ステイホーム2年目になるかなぁとみています。外出先でご飯や買い物を気兼ねなくすることが出来ないのは残念でならないのですが、ここ最近地震も増えていることですし、防災グッズを少しずつ充実させつつ、アウトドア活動に磨きをかけたいと思います。

 

木育はどうなるでしょうか。

昨年後半では、あちこちで規模を制限した活動が行われています。

道南地方も同様で、今年はある程度規模を大きくしてくるのではないかと思っています。

肝心なのは、自分が参加できるか?ということ。

勤め人である以上、外に出で起きることの可能性も考慮しなくてはなりません。

そうなると、今年1年も、自分は自粛せざるを得ないかなという結論になりつつあります。

 

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新しいデジカメで、いろいろ撮影しております。

 

まだまだ慣れませんが、徐々に使い込んでいこうと思います。

 

スマホカメラとはまた違った趣で、面白いです。

 

 

 

 

移住4年目の豊富といったものは特にありませんが、地域の方たちとできるだけ交流を重ねていければと思っています。もちろん、協力隊時代にお世話になった人との縁もつなげていくことが出来れば。今はまだ何かを為す力はありませんが、状況を活用して、上手に培っていきたいなと思います。

【珈琲豆感想】MORIHICO.の【MA Blend(ORGANIC COFFEE)】をいただきました。

配慮を重ねながらではありますが、月に一度会議を行ってきました。

 

一部オンラインでの会議も行われましたが、今月は対面での実施。

 

昼食もいただくことになりましたので、こちらの豆を提供させていただきました。

 

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MORIHICO.の【MA Blend(ORGANIC COFFEE)】

内容量:200g(豆のままでオーダー)

 

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どうやらショップブレンドのようです。

 

詳細はこちらをご参照ください。

morihiko-ec.shop-pro.jp

 

 

 

豆の色ですが

 

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実際はもっと色が濃く、深い味の豆なんだろうなと思いました。

それを想定して会議前の昼食時に出したのですが、びっくりするほど濃くなく、程よいバランスが際立つ味になっていました。ただ濃いとは思いますが、個人的にはさほど濃さを感じさせません。そのほかの味も組み込まれており、どんなシーンでも活用できる豆だと思いました。

 

 

前回は「森の雫」を出しており、こちらのほうがずっと濃い実感を受けています。

MAブレンドは濃さをほどよく抑えた、ニュースタンダードな珈琲になるかなと思います。

 

 

 

さ、明日は年度内最後の日です。

改めて気を引き締めて過ごそうと思います。

 

ラジコプレミアムでエアチェック。その9

スイッチを入れてチューニングを合わせる。

お決まりのラジオ局に目盛りを合わせ、約束の時間までひたすら待つ。

時報とともにはじまりの声が流れる。

そうして エアチェックを繰り返していく。

今週も。そして、来週も。

スピーカーから流れてくるラジオに、今日もそっと聴き耳を。

 

 

旅行中にラジコプレミアム(タイムフリーかつエリアフリー機能)を使用して、いろんなラジオ番組を聴いていますが、聴取可能地域が全国なので、たくさんの番組を聴くことが出来ます。

ラジコプレミアムの詳細は、ラジコのHPをご覧ください。

 

radiko.jp

 

 

さて、ぼくは主にジャズを聴いているのですが、ラジオでジャズ番組を放送していないか?と思い探したところ、多くの番組を見つけることが出来ました。検索条件は「ジャズ」または「Jazz」なので、それにひっかかる番組がリストアップされています。実際はジャズだけではなく、歌謡曲など幅広く紹介している番組もあります。

 

その中から今回は、こちらの番組を紹介したいと思います。

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〇番組名:JUZZ UP FUKUOKA with university

〇放送局:FM FUKUOKA

〇放送時間:毎週日曜日 22:00-22:30(30分番組)

〇パーソナリティ:愛智望美

〇番組について:新旧関わらず様々なジャズをお届けするプログラム

        コーナーでは大学生がお勧めするジャズ楽曲もあります

〇聴取回:3月28日放送分 ※放送最終回

 

 

番組ページ

fmfukuoka.co.jp

 

また最終回の番組が出てきてしまいました。

この番組の特色として、大学生(ジャズ研究会所属)が自身のおすすめの曲を紹介するコーナーがあったことです。若い世代は何を聴いているのかというのがわかって、勉強になりました。

 

 

本放送ではケニー・ドーハムの「静かなるケニー」の楽曲を紹介。

 

Quiet Kenny / Kenny Dorham

・Lotus Blossom

・My Ideal

 

学生が届けたいジャズの世界のコーナーより

・Reborn Forever / 小曽根真 The Trio

・You’re Everything / Return To Forever

 

パーソナリティ以外の人が紹介するコーナーはとっても興味深かったです。

 

 

 

 

次はどの番組にチューニングを合わせましょうか。

エアチェックを、どうぞお楽しみに。

ラジコプレミアムでエアチェック。その8

スイッチを入れてチューニングを合わせる。

お決まりのラジオ局に目盛りを合わせ、約束の時間までひたすら待つ。

時報とともにはじまりの声が流れる。

そうして エアチェックを繰り返していく。

今週も。そして、来週も。

スピーカーから流れてくるラジオに、今日もそっと聴き耳を。

 

 

旅行中にラジコプレミアム(タイムフリーかつエリアフリー機能)を使用して、いろんなラジオ番組を聴いていますが、聴取可能地域が全国なので、たくさんの番組を聴くことが出来ます。

ラジコプレミアムの詳細は、ラジコのHPをご覧ください。

 

radiko.jp

 

 

さて、ぼくは主にジャズを聴いているのですが、ラジオでジャズ番組を放送していないか?と思い探したところ、多くの番組を見つけることが出来ました。検索条件は「ジャズ」または「Jazz」なので、それにひっかかる番組がリストアップされています。実際はジャズだけではなく、歌謡曲など幅広く紹介している番組もあります。

 

その中から今回は、こちらの番組を紹介したいと思います。

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〇番組名:MRT ナイスミドルミュージック 上岡信夫のJAZZ TRAIN

〇放送局:MRT宮崎放送

〇放送時間:毎週金曜日 21:00-22:00(60分番組)

〇パーソナリティ:上岡信夫

〇番組について:ジャズプログラム(モダンジャズフュージョンの2作を紹介)

〇聴取回:3月26日放送分 ※放送最終回

 

ホームページからはパーソナリティの紹介欄を見ることが出来ましたが、残念ながら番組ページは削除されておりました。

 

ここのところジャズミュージシャンの訃報が聴こえてきていましたが、3月~4月というのは改編の時期でもあるのでしょうか。何気なく聴いていた番組が突然終わりを告げられ、ちょっと慌てました。そのためこうして書いている次第です。

 

いつもは1枚のアルバムを中心に曲をセレクトしていくのですが、最終回ということもあり、楽曲がランダムにかかります。

 

 

足掛け8年の放送だったそうです。

聴きやすい、とてもいい番組でした。

 

前半:モダンジャズの名盤より紹介

1:So What (Miles Davis)

2:Blues In(Art Pepper)

3:Moritat(Sonny Rollins) ※番組テーマ曲

4:Autumn Leaves(Bill Evans)

 

後半:フュージョン系ジャズの名盤より紹介

1:My Sweetness(Stuff)

2:スーパー・サファリ(Native Son)

3:Youre My Every Need(John Tropea)

4:Airstream(Pat Metheny Group)

5:Sleepwalk(Lally Carlton)

 

前半は「どジャズ」という選曲で。

後半はパーソナリティがこれまで聴いてきた経験を惜しみなく披露しています。

 

番組最後には、番組スタッフ名を読み上げて幕を下ろしました。

なんともいい、終わり方に思えました。

 

 

 

次はどの番組にチューニングを合わせましょうか。

エアチェックを、どうぞお楽しみに。

 

 

「一生続けていくための何か」

3月は年度末なのでいつもより忙しいのですが、今年度はまた違った忙しさを迎えております。そのためじっくりと机に向かう時間が少なく、ほぼパッション(情熱)のようなもので毎日詩を書き綴っていました。まだまだ未熟ですね。それは分かっているのですが、どうにもできません。

 

土曜日は久々にゆっくりできました。

 

 

そんな中ですが、コツコツと映画を見ていました。

 

最近は日本映画の、独特のドラマ感がわかってきたように思います。

 

金曜の夜は「スプリング・ハズ・カム」を。

 

先ほどは「日日是好日」を鑑賞しました。

 

日日~は、樹木希林さんが出演されている映画ですね。

原作も読みました。現在はシリーズ?3作目まで刊行されています。

 

 

映画の公式サイト

www.nichinichimovie.jp

 

黒木華さん、多部未華子さんなど、キャストも豪華。

とてもいいお話でした。季節の移り変わりと表情の機微が素晴らしかったです。

 

 

 

視聴方法ですが、RakutenTVでレンタル視聴しました。

 

というのも、先月「楽天ゴールドカード」から「楽天プレミアムカード」に変更し、その際の特典としてエンタメコースを選択していたためです。

(楽天ブックスとRakutenTVでの買い物がプラス1倍となる。そのほか楽天市場でのプラス1倍コース、楽天トラベルのプラス1倍コースがある。)

 

幸いにもクーポンもあったため、数本セレクトしてレンタル購入。

作品を選ぶ際ですが、観たかった作品をうんうん唸りながら思い出して選んでいます。

 

 

maruyamabase.hatenablog.jp

 

 

 

さて、日日是好日を観て、とてもいい映画であったのと、思うべきところがあったので、個人の考えとして書いていきたいと思います。

 

 

 

先が見えないことを恐れるのが人間

 

劇中では幾度となく、お茶の稽古風景が流れます。

黒木さんと多部さんが初心者として入門し、お茶のいろはを教えてもらっている際に、

 

「どうして〇〇しなければならないんですか?」

 

という問いを幾度となくしています。

その問いに対しお茶の先生(樹木さん)は、

 

「そんなのどうだっていいのよ。とにかくこうやるの。」

「頭で考えなくていいから、繰り返しやって体に覚えさせるの」 ※ともに要旨

 

と仰り、明確な返答をしませんでした。

 

「理由」を知りたいのは、現代病なのかもしれません。

 

 

ですが、文明が発達した今と昔と、どれだけ先が見えているのでしょうか。

ちょっと考えましたが、あまり変わらないように感じています。

しかしどうしても、ちょっとでも先が見えないと不安になるのが人間です。

自分がより安泰でいるために、いろんな方法で先を観ようとしているか、自分で先を創り出そうと躍起になっているように見えます。そうなるとどこかで余裕が少なくなってしまうのではないでしょうか。何度も練習して体に所作を覚えさせるというのは、不安を拭い去る一番効果的な方法なのかなと思いました。

 

 

 

 

ころころ変えていくことの勿体なさ

 

日本独特のことですが、茶「道」と、道という文字が付きます。

他にも華道、剣道、柔道、弓道合気道、空手道などなど。

どうして道なのかという言及は、これまでにもされてきていると思います。

 

ただこの作品を観て感じたことは、

 

道はずっと続いていて、そこを歩いていかなくてはならない。

理想は絶えず歩き続けることだが、事情によっては休んでも構わない。

また歩きたくなったら、歩けばいい。

 

人生に置き換えますとなるほど、となるのですが、日々の生活に変えてみるとどうでしょうか。そうなるとどうしても「仕事」などに結び付いてきます。

 

現代の印象としては、習い事をする理由は教養などではなく、どうしても「収入」につなげているように感じています。つまりは「カネがモノを言う」からだと思います。

このブログでも何度も書いてきましたが、「生活するためにお金は必要」なのだということを、こういった世情からも理解ができます。ただどうしても、生活するためというよりかは、違う何かを見ているのではないかと感じてしまうのは、僕だけでしょうか。

 

 

僕はブログのほかにSNSツールを利用していますが、フォローしてくださる方には必ず

 

「〇〇で月収〇桁!!!」

 

という表記を目にします。肩書でそのような実績?を書かれる方がぐんと増えてきました。それがいいことなのかどうなのかの判断はつきませんが、どこでもどうしても、お金の話で興味を引きたいようです。

 

僕も以前は自分の仕事で稼ぐと決めて進みましたが、ダメでした。

現在は所謂会社員で働かせていただいています。それで良かったと思います。

 

 

ちょっと話がずれました。

 

この、プロフィールや発信内容でお金にまつわる話をしているとき、あたかも専門家のように「あれはダメだ」「これは終わってる」「これからは〇〇だ」などと吹聴しているのを散見します。それはコメントするというよりも、自分が先導したいように見えます。インフルエンサーという肩書(職業かどうかはわかりません)が出てくるようになってからは、そういった人たちのコメントに追随する人達も出てきました。

 

前述のことが「流行」であれば納得できますが、これが果たして「仕事」であったならばどうでしょうか。会社の社長が朝礼でこのような言葉を言い放ち、予告もなしに新しい事業をスタートさせようとしたら(そこまで唐突なものはないのかもしれませんが)?

 

答えとしては、社員がついていけなくなると思います。

そしてもうひとつ、この社長は遠くの「先」を見ていません。目「先」だけしか見ていないのです。それで通用する世界もあると思います。が、これが生み出すものは何なのでしょうか。生活するためにはお金は必要なものですが、現代人のお金に対する求め方は、「何かが大きく違う」ように思えてなりません。

 

 

 

 

お金を切り離して、何かを一生続けていく

 

何もかもをお金につなげてしまいますと、根源のお金を稼ぐ必要がなくなったとき、または稼ぐことが出来なくなったときにはどうなってしまうのでしょうか。

 

「なにもなくなる」

 

というのが連想する答えです。

 

 

仕事は仕事として。

それとは別に趣味を持つ。

 

僕には幸いですが、「書く」ことがあります。

あとは「読む」「聴く」も。

今のところ、仕事にはつながりません 笑。

それでいいのです。

 

 

幸いにも、不慣れな仕事であってもお給料をいただくことが出来ています。

世の中には割に合わない職種があるとされていますが、そんなことを言われていても、実際に従事している方がいらっしゃるからこそ、この世界は回っています。誰にも批判する権利はありません。たとえその人が、自分には無関係だと感じていてもです。そのため、割に合わない職業を辱め、自分の仕事を理想とさせる比較の仕方には疑問を持ってしまいます。誰もが楽をしてお金を得たい、と考えているとは思いますが、苦労をせずに楽ばかりをしてお金を得ようとしてしまいすと、大事な感覚が狂うのではと思います。間違っても自分は大金を手にするセンスはないので、こう書いていても空しいだけなのですが 笑。

 

 

映画はおよそ100分(1時間40分)。

 

確か、樹木希林さんが出演された最後の作品だと思います。

 

 

素晴らしい演技、素晴らしい佇まいでした。

画面越しに、大切なことを教えていただいた気分になりました。

【詩】交わすと重ねる

どうしても今はそこまで大事だとは思わなくって

 

ついついまた今度だなと勝手に決めて

 

消化することのないスケジュールを組んでいる

 

それは先延ばしの代表例で

 

積み上げた古新聞古雑誌を処分しないまま時間が過ぎていくことに似ている

 

 

 

ひとたび行動してしまえば何てことはないのに

 

どうして億劫などと思ってしまうのだろうか

 

この時はまだ失うことを知らない

 

いやむしろ失うことに対して視線を背けている

 

 

 

 

10分程度の通話

 

たまの帰省

 

便りをおくる

 

どれもやってしまえばかんたんなこと

 

しかし今ではそれですら手を回すことは少なくなった

 

スマホをさわり続けている時間はあるのに

 

以前であれば何になるだろうか

 

そうやっていつでも言い訳を探していて

 

極限の状況で後悔する

 

そんなことは望んでいなかったはずなのに

 

 

 

花は咲く そして散る

 

わかっていることだから

 

今からでも これからも

 

交わしていこう

 

重ねていこう

 

大切な時間を

 

かけがえのない世界を