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ガラクタ整理 Season3をお送りしています。
ガラクタ整理師の竹内清文さんの本「ガラクタを捨てれば人生はすべてうまくいく!」を読んでの実践。これまでの片づけとは違うものを感じながらひとつひとつのモノを整理していきます。札幌市中央区に移ってからは初めての整理になります。
今回は初めて「モノ」と「モノに込めたエネルギー」について考察しています。
ガラクタ整理の時期は平成27(2015)年 12月となっています。
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ことわざに
「石橋を叩いて渡る」
というものがあります。
意味を調べますと「用心の上にさらに用心を重ねて物事を行うこと」とあります。
東京での講座のときに
わたしは「石橋を叩いて叩いて叩いて渡らない」癖があるんです
と話しました。
これを訳すると(笑)
「用心を重ねて重ねて重ねるが、結局何もしない」
どんだけ(笑)
これでチャンスを逃したことも多くありました。
仕事も、青春も(笑)
この起源はちょっと思い出せないのですが、モノを溜めるのは積極的にできるのに整理をして捨てることは検討しても行わなかった。
これは確実にじぶんの生活に影響していました。
東京で受講した講座の修了検定が4月中旬に控えていますが、講師の竹内さんから
「その癖をこの期間内に手放しましょう」
加えて
「腕組みしすぎ。それもいっしょに手放しましょう」
と、モノ以外の整理まで宿題として出されてしまいました。
これにわたしはただ「ポカーン」(笑)
となってしまいましたが、竹内さんからはこれも「ガラクタが生んだもの」とバッサリ。
これを手放すことが残りの期間の命題だと仰いました。
というわけで、私とみさわゆうじは
「石橋を叩いて叩いて叩いて渡らない」という癖と
「つい腕組みをする」癖を
手放します。
※きょうはエイプリルフールですが、これはうそではありません
手放した結果がどんな展開になるのかまったくわかりませんが、少なくとも「先延ばしをやめる」ことにもつながっていくので、ここでもう1段階ギアを上げることにします。
なので、どこかでわたしに逢った際には
「あの変な癖手放した~?」
と、遠慮なくぶっこんでいただいて結構です。
これに動じることがないように、確実に手放します。
今回綴る「書類」の整理。
書類が溜まっていたというのも、上記の癖「石橋を叩いて叩いて叩いて渡らない」癖が招いたものだと思いました。
結局考え抜いた結果、捨てずに持ったままというものが多かったから。
そこまではこれまでの整理では思わなかったこと。
ここに気づくことができただけでも、大きな一歩かもしれません。
実は、書類の整理はハードルが高い面があります。
過去の自分の経験から「なぜ?」という点を幾つか挙げてみますと
・要・不要の基準があいまいになる
・ついつい書類を「読んでしまう」
・保管場所が固定されていないため、あちこちから書類が出てくる
・書類の中から「対処」しなければならないものが出たとき、作業が中断する
・面倒なものほど「見ない」傾向にある
・「とりあえず」で保管しているものが多い
というところかな、と。
加えて言うと「後で読むから」「後々読み返すかも」「何となく保管しておいたほうがよさそう」という理由で書類を大量に保管しているケースも多くあります。
書類というのは本当に多種多様で
・各種講座の資料
・手続きが必要な書類
・DM
・チラシの類
・契約書関係
・名刺
・年賀状
・払込書
・レシート
・ガス・電気などの伝票
・メモやノート
・予定表(カレンダー・手帳)
など、その人によってはもっと「書類」のカテゴリに入るものがあるかもしれません。
上記だけでも10項目ほど書き出していますので、これを順次整理していくのは簡単なようで結構時間を費やすことになります。
ですが、、、
安心してください。
書類の大半は、読む前から
不要だってわかりますよ。
書類の7~8割は手に取ると直感で「これは不要だ」とわかります。
項目別にやったことを書いていきますと
・各種講座の資料
⇒「読まなきゃ」「必要かも」といって保管しておきましたが、その後数年間まったく読まず。講座以降長期間読み返していない、もしくは読もうとしなかったのであれば、今後も「読まない可能性が非常に高い」のです。非常に高いとはいっても、ほぼ100%と考えてください。単なる肥やしにしかなっていなかったわけですし、ひょっとしたらそれはもう「古い情報」になっているかもしれません。軽く読み返すことはあっても残すことはない。手に取って、資料を見つめた後に処分しました。
・手続きが必要な書類
⇒こんな書類が出てきたら「都度」対応せずにある程度まとめたほうがいいです。都度対応していたらそのたびに整理が「止まってしまう」からです。そうなると「いつまでたっても終わらない」という錯覚に陥り、整理を止めてしまいます。こういった書類が出てきた場合は1か所に仮保管をしておき、あとからまとめて対処行動をとることにしました。
・DM
⇒封をされた封筒の中身のほとんどは不要な書類です。ほんとうにみなければならない書類は、たくさんの紙のなかの「たった1枚」だったりします。どんなに厚みのある書類も、手をつけてしまうと案外簡単に整理ができます。
・チラシ類
⇒中には町内会関係のお知らせも入ってきたりしますが、高確率でそのまま整理可能です。ただこれは毎日出てくるものなので、整理しやすい(捨てやすい)ところに紙ごみをまとめる場所があると面倒くさくなくなります。
・契約書関係
⇒いろんな契約書類がありますが、こういう「堅苦しい」書類にも付属物はついてきます。
保険の書類を整理した時のことですが、なんと「見積もり」の書類まで保管していました。当時は保険関連の書類は特に中身も見ずに保管をしていたのでこれには驚き。その他定期的に送付される保険内容の確認書類だったり、約款(あってもまず読まない)だったり、けっこう保険証券以外の紙類が多くありましたのでまとめて処分したところ、とてもスリムになった経験があります。その他各種更新を済ませたら不要になった書類も出てきました。これも躊躇なく整理します。
・名刺(ショップカード)
⇒「名刺」はなんのためにあるのか?と考えたところ「知って欲しい」という考えに行きつきました。ショップカードも同様だと思いました。この時点では持っていなくてもいいショップカードと、連絡しないであろう名刺を整理しました。こうすることで新しい名刺が入ることになりますが、つまりは「新たな出逢い」につながる、ということになります。
・年賀状
⇒過去年賀状はずっと保管していましたが、先の整理でその保存期間を短縮しました。
今回は対象の1年分の年賀状を整理しました。
・払込書
⇒「なんとなく残しておいた方がいいのかな」と思って残しておいた支払い済みの払込書。
結局何に使用するということもなかったのですべて処分しました。
・レシート
⇒家計簿をつけてしまえば大半はすぐに処分できます。あとは病院にかかったときのレシートが出ますが、これも複数出てくる場合があるのでそれぞれを見極めながら整理しました。
・ガス・電気などの伝票
⇒これは残してました。しかし伝票にも「前月」と「前年の同月」の使用量が記載されているので、長期保管は不要になりました。またWebでも確認できるところもあるようなので、保管や確認の方法を切り替えることでまるっと整理することができると思います。
・メモやノート
⇒メモは「すぐに処分できる」と思いつつ、以外に長期間その場に残ったままになりやすいものでした。例えば1枚のメモに複数の項目が書いていて、残り1つになったものをそのまま残してあるケースがありました。でも「やる必要がある項目」はその後も出てきますので、新しいメモに書き写し、新しい項目を書いて「更新」することによりメモが溜まらなくなります。何枚かメモを持ちがちでしたが、見返してみると結構どうでもいい(笑)ことも書いていることが多かったので一掃しました。
・予定表(カレンダー・手帳)
⇒カレンダーは処分しやすいものでしたが、手帳はそのまま残ることが多かったです。じゃあ手帳の「何が」そうさせているのかを見極める必要があります。必要であれば切り取ったり、書き写したり、写真に収めたりするなどして過去の手帳自体は処分することをお薦めします。連絡帳などはすぐに取り外しができたりするので、整理は意外とかんたんかもしれません。
当時、わたしの書類の保管場所は
・書類棚
・電話機の下の棚
・壁面収納
に集約されていました。
上2つの保管場所は「積み重ね」で保管し、壁面収納だけが「立てて」保管。
あくまで自分の印象は
・積み上げて保管・・・どこになにがあるか把握できない。探すのに時間がかかる。
・立てて保管・・・・・何があるかある程度把握できるし、探しやすい。
積み上げて保管すると「古い」情報がどんどん下になります。加えて雑然と重ねて保管していると、いざその書類が必要になった際に「中々見つからない」現象が発生します。おかしいな、ここにあるはずなんだけどな、とつぶやきながら何往復かしてやっと発見するわけです。逆に「立てて」保管する場合、紙のままでは保管せずに「クリアファイル」等に入れて保管することになります。そして「取り出しやすい」ので確認作業がラクになります。感じ方に個人差はあるかもしれませんが、何回か書類の整理を行っているうちに「積み重ね」の保管の効率の悪さがだんだんと身に染みてきました。そのため保管場所を縮小し「立てる」保管への移行を始めました。
電話機の下の棚は書類を減らしたのみで今回はそのままにしておき、書類棚を無くし、すべて壁面収納の書類保管場所へ集約。もちろんまるっと保管場所を移したのではなく、双方とも不要の書類を「整理した」うえで1か所にまとめました。
これだけでも紙類は予想していたよりもぐんと多く出てきました。
短期間で出てきた雑紙。
それだけ、不要なモノを溜めこんでいた、ということです。
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「きょうのオラクルカード」
点描画アーティストで東京在住の秋山峰男さんの画と、ヒーラーでセドナ在住のクレッグ・ジュンジュラスさんのリーディングによる共作「インスピレイショナル・マンダラオラクルカード」を使用。1日に1枚ランダムに引いています。ここで綴っている文章は、わたしがそのカードから伝わってくるものを書き起こしたものです。
現在は「今日わたし以外の誰かに1枚のカードを伝えられるなら、わたしにそのカードを引かせてください」と念じて行っています。
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きょうのカードは
No.46「慈愛」
キーワードは「共感」「気遣い」「親切」「配慮」「理解」
この「慈愛」というアクションは、人が持つ「特性」のように感じます。
もちろん、その他のいきものにも同様の動きがあったりもしますが、人間に関しては「別」という感覚があります。
この慈愛という行動は、なかなか考えてできるものではないと思います。
とっさの行動というか、自然に出る所作とでも言えばいいでしょうか。
視点を変えた言い方をすると「慈愛」は「人間にしか与えられていない」ものでもあります。その深さや暖かさは、人間だけではなくほかの生きものにも伝わり、波及します。
「じぶんの好きなように生きていけばいいんだ」
この姿勢に「慈愛」はなかなか見えてはきません。
また
「あなたはどう思っても、考えても構わない。○○することが今は大切だし、私にはそれがわかってるから」
仮に大きな存在からそのようなことを知らされていたとしても、結局はわかった「つもり」でしかない可能性が高く「理解」にも「配慮」「気遣い」にも遠く及ばないと思っています。
この世界で、ひとりで生きていくことは困難で、もはや不可能に近い環境が出来上がっています。その中で「他者」とともに生きていくことが「お役目」だとしたら「慈愛」を探求し、実践していくこともまた「お役目」になってくるのではないかと思うのです。
もしかすると、わたしたちはまだほんとうの「慈愛」を知らないかもしれません。
その「力」を思い出すため、日々わたしたちは進化して「変化」を遂げつつ、他者と生きてその「交流」にしか生まれない経験を積んでいく必要があるのだと思います。