札幌市中央区に引越ししてきてから初?のライブ鑑賞に行ってきました。
今回の位置づけは
「モノ&メンタル スペースクリアラー認定のご褒美」みたいなもの。
直前まではどうするか迷いましたが(テンション低かったので)、思い切って参加しました。
結果、とてもいい時間を過ごすことができ、たいへん満足です。
参加してきたライブは
小谷美紗子(おだにみさこ)
「弾き語りツアー MONSTER」札幌講演
at 札幌くう(Coo) ※完売御礼 SOLD OUT!!!
でした。
デビュー20周年記念のアルバム「MONSTER」を引っ提げての札幌凱旋でした。
小谷さんのデビュー曲は
「嘆きの雪」
これが当時札幌では他の地域と異なり、絶大な人気を得たのだそう。
わたしもラジオでこの曲を聴き、以来ずっと彼女の曲を聴き続けています。
-セットリスト-
1.街灯の下で
2.手紙
3.Who
4.Off you go
5.自分
6.嘆きの雪
7.子供のような笑い声
8.The Stone
9.手の中
10.こんな風にして終わるもの
11.3月のこと
12.Run & Ginger
アンコール
13.未発表曲 *1
14.消えろ
15.雨音呟く *2
*1 2015年にミスチルことMr.Childrenの対バンライブにて披露された曲とのこと
*2 6月8日の札幌の天気が雨だったことから、雨にちなんだ曲をセレクトとのこと
* ツアー初日は小谷さんの意向もあり、アルバムの曲目については収録順で歌ってみるとのことから今回のリストとなった。札幌以外は曲順が変わる可能性があります。
小谷さんの代表曲は数多くあるけれど、アルバムにも生で聴きたかった曲はたくさんはいっているので、ピアノに座ってきれいな声を発している小谷さんを聴きながら酔いしれていました。
アルバムにも収録されている「Off you go」
時間にしておよそ90分。
ずっと彼女の曲を聴いてきてよかった、ありがとうと感じさせてくれた時間はあっという間に過ぎていきました。
観客は男性3:女性:7の割合くらい?でした。
歌詞からは切なさ、儚さ、あたたかさ、冷たさ、高貴さや清純さなどがしみじみ伝わってきて、それにピアノの綺麗でいながらも力のある旋律と、絹のような、それでいて星空に向かって高らかに誓いを立てるかのような迫力ある歌声が重なり、それが音速の速さでからだとハートを突き抜けるのです。
小さなハコでライブを聴くようになってから、この臨場感がたまらなく好きになりました。
メジャーデビューして、移籍してマイナーレーベルに移ってもひたむきに活動を行ってきた彼女の姿勢が、デビューしてから20年経過した今でもこれだけ多くのファンを得ていることにつながっているのかなと感じました。
小谷さんはMCで「北海道は思い入れのある土地」とお話しされるとともに、札幌でのライブを「ふるさとコンサート」と表してくれていました。そこには彼女なりの北海道愛が表れていました。また次回ツアーで北海道に来られた際には「おかえりなさい」と拍手で迎えたくなりました。
もっともっと知られてもいいシンガーソングライターのひとり。
それが、歌とピアノの紡ぎ手、小谷美紗子です。