つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。

外に出れば何かに出逢う。出逢ったものごとから、得ることができるものがある。そしてそれは、こころに陽を照らすことになると思います。

先日のことですが、久しぶりにココを訪れました。

 

 

 

 

 

ココとは、大通ビッセ2Fにある「YUIQ(ユイク)」

 

大通ビッセが開業してから入っているテナントのひとつで、魅力あるアイテムがたくさん販売されています。

 

 

 

HP

www.yuiq.jp

 

 

アイテムの移り変わりもまた楽しく、常設で商品を置いたことがきっかけで催事を行うといった爽やかな流れもできているようで、とてもいい刺激を与えてくれます。

 

 

実はこの店舗から年に1回、はがきをいただきます。

以前何かの機会でお客様登録?をしたことがあり、以来年に1度はがきをいただくようになりました。

 

そのはがきは、お誕生日特典のはがき 笑。

 

 

 

 

 

 

 

6月で40歳!(とうとうと言うべきか・・・)となったので、久々に顔を出してみることにしたのです。

 

 

 

 

 

この日はとても夏らしい天気で、すべてが輝いて見えました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなことを感じながらYUIQへ。

 

 

お店の中へ入ってみると、藍染め商品の催事が行われていました。

 

 

しかもこの藍染め、札幌の工房で染められたものだとのこと。

 

 

 

 

 

チェックしてみましたら、ココで行われていました。

 

 

 

www.zaboblue.com

 

 

 

 

 

札幌で藍染め・・・初めてだよなぁと思いながら、ふと、テレビで紹介されていなかったっけ?と思い、調べてみましたら、やはり。という印象。

 

 

他の青ももちろんいい色なのですが、藍色は「ジャパンブルー」と呼ばれるそうで、江戸時代にはポピュラーな日常着だったそうです。しかしそれも海外の技術等に押され衰退。それでも、この伝統の魅力と効果、ぬくもりを感じて欲しいという気持ち、伝えたいという気持ちが、札幌で藍染めという古くも新しいジャンルを生み出しました。

 

 

 

 

販売されていた商品は一部欠品もあったのですべてを見ることは出来ませんでしたが、サマーニットがあればてぬぐいもあり、各種シャツもあればストールもあり、靴下もあればふんどし(笑)もあるという多彩ぶり。

 

 

そして生地はオーガニックコットンはもちろん、今治産のタオル、竹布(たけふ)、そして注目を集めつつある大麻(ヘンプ)を使用。用途も多種多様ですし、色合いもがらりと変わりますので、しばし見入ってしまうこと間違いなしです。

 

 

 

 

 

 

 

あれこれと見た結果、わたしは「藍染てぬぐい 濃淡~あお~」を購入しました。

 

ほんとうはヘンプのストールがあれば欲しかったのですが、残念ながら在庫なし。

それでも、この藍色から目を離すことが出来ず、てぬぐいで気持ちを落ち着かせました。

 

 

てぬぐいも種類は14種類! あり、そのどれもが魅力あるデザインです。

まずは普段使いということもあり、さらには色を楽しみたいということもあり、このデザインにしました。

 

 

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こうやって、古来から続くお仕事が現代でも生き生きとしているというのは、やはり先人の知恵は素晴らしいものだと改めて感心させられます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先日訪れた道東の中標津町

そこで買い物をした際にこんな告知チラシを見つけました。

 

 

第1回 林業のおしごと講座 - 中標津町地域雇用創造協議会 Blog

 

http://n-job.net/pdf/ringyou.pdf

 

 

 

 

 

 

主催は、中標津町地域雇用創造協議会。

 

内容は、林業のおしごと講座。

 

 

 

 

中標津町と言えば、

 

 

 

 

中標津空港 (笑)

 

 

あとは、吹雪になったときには道路が寸断されるイメージが強いといったところでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

温泉地もあれば酪農も盛んといった、広大な土地を持つ中標津町で、これまた古来から続けられてきたお仕事にフォーカスをして講座を開くというのはなんとも意義深いことです。

 

 

 

 

 

どうしても「会社勤めのほうがいい」とされる今日。

第1位次産業と呼ばれる「自然の恩恵を利用した産業」は一般的には「きつい」とされ、年齢的な問題もあることから、都会での会社勤めを勧められるケースが未だ多いのは確かな事実です。

 

しかし、1次産業が衰退すれば、それを利用して共に支え合う「会社」にも影を落とすことにつながるとは、まだ多くの人が考えていないことだとも思っています。実際問題、海外からの輸入に頼ればコストや品質も~という声もあると思いますが、やがてそれは「本末転倒」になると思って仕方がありません。

 

 

 

 

 

 

林業のお仕事に関しては近年小説にもされたことから、にわかに脚光を浴びているのも嬉しい事実です。が、仕事を選ぶということは同時に「住まいを選ぶ」ということにもつながります。都会に住みたいから会社勤め、ではなく、本来の好奇心などに当てはめたものでもいいかもしれませんね。

 

 

 

 

 

 

 

一般の企業であれ、古来から続く仕事であれ、続けていくはもちろん大変なことですし、楽なことばかりではないと思います。それをいかに「楽しみ」、仕事や商品に魅力を持たせていくかは、やはり仕事をしている人次第なのだと思います。

 

 

 

 

 

書類の整理を行いながら、ふと持ち帰ったフライヤーを見つけるとともに、この広い北海道で展開される様々な「想いがもたらす行動」に、胸が熱くなりました。