つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。

プロは、自分では引き出せないものを見事に引き出してくれます。~フォトセッションを体験して~

7月の満月の日以降から

 

「ほんとうに矢面へ出るのかい?」とか

「表立って活動していくことになるんだよ?」といった類のプレッシャーを

感じていました。

 

それは決して引き止める・批判するとかではなくて、自分が持った決意や覚悟に

対する再確認のような問いでした。

印象としては、かなり真面目な顔で尋ねられている印象。

それでも、わたしの気持ちが揺らぐことは一切ありませんでした。

 

 

 

その後2週間ほどで準備をしていく中で、前へ出るためのひとつのプロセスを

踏むことに。その気持ちを強くさせたのは、前述のプレッシャーがあったからかも。

 

そのプロセスとは、プロのフォトグラファーによる「撮影」でした。

 

 

写真の撮影には疎く、景色や食べ物、オークションの写真やガラクタ整理の

写真ぐらいか撮らないので、人を対象にした撮影(自撮りも含め)は大の苦手。

仮に自分が写っている写真があったとしても、それは結構前の写真。そのため

新しく撮り直して「写真」から「人」を見ていただく必要を感じました。

 

8月に入ってから掲載している写真は、すべてプロの撮影によるものです。

 

 

 

当初は

 

「撮影されるのが苦手」

「どんな写真になるのだろう」

 

と、不安なことしか浮かびませんでしたが、それこそ思い切ってという表現が

ぴったり来るくらいの気持ちでお願いをすることに。言い換えれば「委ねる」

という準備が整ったのだと思います。

 

 

 

今回、撮影を依頼したのはこちらのサイト「ハとほル」。

 

 Webサイト:

http://www.hathor.online/

 

こちらのメンバーである髙橋とみえさんは、4月のイベントに参加してくださった

ことがきっかけでつながっていたこともあり、彼女が活動していく様子を偶然にも

知ることが出来ていました。その中で彼女とフォトグラファーである

平間久美子さんがタッグを組んだフォトセッションというのを展開していたのです。

 

役割としては、髙橋さんがコーディネート(着こなし)担当で、平間さんが撮影担当。

知り合い(とはいってもイベントで逢ったきり)とはいえ、普段行うことのない

撮影をお願いするのは本当に勇気が入りました。

 

散々迷った挙句にぎりぎりのタイミングでオーダーをお願いし、撮影日までの間で

当日の服装を打ち合わせ。撮影当日は本当に良い天気で、ちょっと歩くと汗を

かくくらいの夏のエネルギーが充満していました。

 

 

撮影場所は、円山公園を選択。

この地に住んでまだ数年ですが、この場所の良さを感じてきています。

撮影をお願いするなら、円山公園だなというのは最初に決まっていました。

 

 

待ち合わせ場所で合流し、持ち込んだ服装を元にスケジュールを組み立て。

最初はアロハシャツを着用して、後半はカジュアルシャツにニットタイを

着用しての撮影に決まりました。

 

 

 

撮影中は指示されるがままに正面を向いたり、未来を見据えたり(笑)と、色んな

ポージングをしました。中には普段とらない格好もあり、若干体が窮屈になったりと、

ちょっとだけモデルさんになった気分。撮影中もお二人と会話をしながら、

ガッチガチだったスタート時よりもだんだんと自然な姿勢を取ることができるように

なっていきました。

 

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 ん~、マンダム。(古っ)

 

 

 

ここで功を奏したのが「トーク力」。

 

実は、青年(笑)の頃はまったくといっていいほど初対面の人とは話すことが

出来ませんでした。

そんな様子を見ていた、当時勤めていた会社の上司が「特訓だ」と言っては、

わたしをスナックへと連れて行き、席に着いたお姉さま方相手に「喋れ」と・・・(汗)

その特訓の?成果が出たのかどうかはわかりませんが、初対面の方相手でも普通に、

時にはそれ以上に、会話を弾ませることができるようになったのです。

 

 

 

撮影中はどんな話をしたかな・・・実はあんまり覚えてない(笑)

やはり慣れないことであったので、あっという間に時間が過ぎた感覚しか

残っていません。あとは「充実感」だな。

 

立ちかたや立ち位置、ロケーションを変えて撮影を続けたのですが、髙橋さんが

衣装等の直しに入るタイミングも抜群でしたし、新しい着こなし方も撮影の合間に

学ぶことができました。平間さんに関しては、普通に話されている時と

撮影されている時の表情が違い、プロとしての姿勢を学ばせていただきました。

 

カメラは望遠レンズ?を取り付けており、構える際も「撮る」よりも「撃つ」感じ。

会話している時の表情とは打って変わった真剣な表情は、さながら「撃つぞ」という

プレッシャー(笑)。それでも、シャッターを押す前の会話では私の表情を和らげ、

肩の力を抜かせるとともに、すべてお任せしようという気持ちにさせてくれました。

 

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 個人的お気に入り。

 

 

おおよそ2時間ほどで撮影が終了し、かんたんな選別や写りのチェックを確認させて

いただきながら、お互い緊張がほぐれた状態でそれぞれの印象や、撮影時の

お話などを伺うことができました。その後アクシデントが発生するなど

(無事解決しましたが、心ここにあらずの状態が続きました)バタバタな感じで

撮影は終わりましたが、終わってみるととてもいい経験をさせてもらったなと

実感しています。先ほども書きましたが「充実感」そのものでした。

 

 

その大きな理由が「自分の魅力は自分よりも他人のほうがわかっている」ということ。

その日の自分の服装だったり、立ち方や姿勢の取り方、カメラ目線、話し方など、

そのどれにおいても新鮮な驚き、発見をさせてもらったなという嬉しさが

心地よい余韻として残っています。

 

そう考えてみると、魅力だけではなく、変化や印象など、自分ではわからないことは

実はたくさんあります。自分の感性を信じることももちろん大切なのですが、自分が

想い、考えているよりも、実は周りの人はよくその人を「観ている」ということを

知らなければなりません。

 

 

内観を進め、自分に自信を持つことも大切。

他人と交流を交わし、自分について教えられることもまた大切。

 

髙橋さん、平間さんの素晴らしい魅力に触れるとともに、自分の魅力についても

認めていただいたことは、撮影以上の収穫と喜びになりました。

 

 

 

 

個人的な感想として、とてもいい節目でその瞬間を「捉えていただいた」という

実感がありました。

撮影後しばらくしてデータが届き、自分で自分が写っている写真をしばらく

見ていましたが、変化を遂げ揺るぎなさを取り戻した直後の自分をとても上手に

「切り取ってもらった」もしくは「引き出してくれた」印象を持ちました。

 

撮影中は眼鏡を外したり、視線(目力)を求められたり。

それはひょっとすると、双方がいわゆる「本気」や「いのちをかけて」展開を

起こしていかないと、納得のいく作品に仕上がることはないのかもしれません。

 

わたしもこの写真を通して、ブログをご覧になる読者へ向けて「想い」を

伝えています。

それは言葉にならない想いでしかありませんが、その姿勢をご覧いただき、

少しでもその為人を補填できれば幸いだと考えています。

 

 

 

写真が仕上がり、お仕事の各メニューが仕上がる。

もうこの時点で、前に出ずにはいられませんよね。

 

 

 

 

 

今回の服装のコーディネートをしてくださった髙橋とみえさん。

常にベストなタイミングでシャッターを切り続けて下さった平間久美子さん。

 

ほんとうにありがとうございました。

 

 

 

 

 

連日の暑さに負けそうになるこのごろ、お昼ごろに引いたカードが

 

 

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 No.15「ダイナミック」でした。

 

キーワードは「活発」「エネルギッシュ」「熱烈」「力強い」「活気」

 

 

 

 

「ためらうことなく、前進してください」

 

 

 

秋山さんの言葉通りに、進みたいと思います。

 

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とっさに出たギャグショット(笑)

これこそ「ダイナミック!!!」

 

 

 

 

 

 

 

いやいや、まだまだですわ・・・

 

 

 

-お知らせ-

8月5~7日は洞爺湖町室蘭市白老町滞在のため、記事は整理棚からひとつかみを掲載します。