つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。

手放すからには・・・という思いで続けている(いた)のが、オークションでの出品でした。

わたしが長年利用しているヤフオクこと「ヤフーオークション」。

 

当初は落札のみでの利用でしたが、出品を始めたことにより、そのバランスが大きく変わっていきます。現在は出品9割、落札1割。ほとんど入札することはなくなりました。

 

なぜ?と言われると、それはやはりガラクタ整理の影響かもしれません。

増やしたくないというよりは、増やす必要がない。というか、増やさなくてもいいという心境に変わったことが大きいです。以前はあれもこれもという感じでいろいろ増やしていましたが、ガラクタ整理をすることにより、その基準や境界が明確になりました。単純に言うと、ほんとうにそれが「いま必要なものか、欲しいものか」をひと呼吸おいて考えることで判断をくだすことができるようになっています。

 

 

 

それに今は「増やす」ことよりも「減らす」ことのほうに目線が向いているから。

どうしても増えるものはありますが、その幅は必要最小限にとどめるようになりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガラクタを処分する方法には、どんな方法があるでしょうか。

 

 

以前は単純に「捨てる」ことが主流でした。

もしくは人に「譲る」こともあったと思います。

 

それがいつしか「リサイクル」に変わり「リユース」が付け加えられました。

 

その流れで、自分の持ち物は、売れば値段がつくのだということを知ることになります。

 

 

 

 

昔は、売って値段がつくというものは骨董品というイメージが強かったのですが、インターネットの普及や、オークションサイトの開設により、売れる商品はどんなものかを事前に知ることができるようになりました。

 

そのためか、自分の持ち物を「安易に」捨てることが出来なくなったように感じます。

 

 

 

 

もともとわたしたちはじぶんの中に

 

 

「もったいない」

 

 

という思考や感情を持っています。

 

 

 

 

純粋に捨てるのはもったいない。

何かに使えるかもしれないから捨てるのはもったいない。

まだまだ使えるし使うかもしれないから捨てるのはもったいない。

捨てなきゃとは思ってるんだけど捨てるのはもったいない。

 

 

などなど、挙げたらきりがないです。

 

 

 

上記のことは、これまでのガラクタ整理の記事でもお伝えしてきたことで、何か特別なことなんてありません。大きなカギは、じぶんのマインドにあるということなのです。

 

 

これを「オークション」に当てはめてみると・・・

 

「売れる」かもしれないから捨てるのはもったいない。

「高く」「売れる」かもしれないから捨てるのはもったいない。

いつか「売れる」かもしれないから捨てるのはもったいない。

いつか「高く」「売れる」かもしれないから捨てるのはもったいない。

 

 

という感じになります。

 

さっさと出品してしまえばいいのですが(汗)高く売れるタイミング等を見計らっていたまま時間だけが過ぎ・・・というのは、個人であればよくあることだと思います。

 

業者や個人事業で行っている「せどり」であれば、そのようなことはしないと思います。

だって仕事ですから、上記のような理由があってもしっかりと「管理」しているはず。ただ何となくでは、売れるものも売れないのが実情です。

 

 

 

 

出品すれば、ある程度の確率で自分のモノは売れる。

もちろん、落札されずに残るものもありますので100%という訳にはいきません。

それでも、どこかに売りに出してスズメの涙程度のお金になるよりは、自分で出品してついた値段で売却した方が納得するかもという、超個人的な(またはこじつけ?)理由で、かつ、1円でも多くの収入を得たいという気持ちで出品に力を入れるようになりました。

 

 

 

また、これはぼくだけの個人的なものかもしれませんが。

 

自分自身で選んで買った以上、手放すときもただ「捨てる」のはどうなんだろうという考えがずっとあります。「お前はもう用無し」という冷めた心境で捨てることはほとんどなく、何かしらの感情移入があるためそう単純に捨てることが出来ないのです。

 

だからこそ、というのはこじつけかもしれないけれど、自分が納得する方法でそのモノを手放そうと考え、決めました。その方法や手順も、決めました。だから、手放すか手放さないかは、かなり真剣に考えます。手放すと決めたモノはそのまま出品することが多いので、必要な処理をしてから出品します。

 

もちろん、出品しても売れないだろうというものもその中には含まれています。その際は感謝をそのモノに伝えてから、ゴミ袋に入れるように心がけています。モノに感謝を伝えるというのは何だかおかしいと思うでしょうか?でも「愛着がわく」ということばがあるように、わたしたちはモノに対して愛情を注ぐという一面を持っています。これまで愛情を注いできたのに捨てる時にはつれない態度というのは、まるで冷めたカップルのようではないでしょうか(汗)それではなんだかかわいそうなので、あまり使うことが出来なかったモノについては素直に謝ってから、ボロボロになるまで使用したモノについては素直に感謝してから手放すようになりました。

 

ここまで来ると、何だか儀式をやっているかのようですね(汗)

 

いまは、それでもいいと思っています。

それで、自分が納得するならば。

 

 

 

 

 

ひとつのモノに対して、ああでもない、こうでもないとぐずぐずしてしまう。

それは何だか、カップルの別れ際の、往生際の悪いオトコみたいです(笑)

 

いや、(笑)とか書いてますが、若い頃は・・・ね(苦笑)

 

 

 

 

それだったら「どうするのか」「やるのか」「やらないのか」をすっぱりしてしまったほうが、メンタルの負担などもなくなります。先延ばしもしなくなりますから、思った以上にすっきりすることは確かです。

 

そう考えると、昔から出品をしていたわたしは、そのような苦行(笑)を通して、すっきりを目指していたのかもしれません。まったくそんな自覚はありませんでしたが(笑)

 

 

 

 

およそ1ヶ月かけて、ひょんなことから首を突っ込んだ知り合いの不用品をオークションに出して利益を得るというお仕事(勝手にやってしまいましたが)に一区切りをつけ、本日その方へ売上金をお渡ししました。

 

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MAXで発送が立て込んでいた時の画。

 

 

予想していた以上の金額(1.5倍)回収することが出来たので、本当によかったです。

こんなことでも役に立てる実感がある。

 

 

 

それは「どうやって稼ぐか」ではなく「何のために仕事をするのか」という、行動の動機の「原点」を図らずも教えてくれました。それを客観的に見た瞬間、ぼくの前には大きな大きな「枠」が見えました。それは「お金」というものに対しての、引っかかりやすい「罠」のようなものでした。

 

 

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