つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。

ジレンマ。

あれだけ積もった雪が昨日の暖かさで8割ほど融けてしまいました。

天気が崩れるという今週の予報ですが、今のところ風が強く吹いているのみ。

東京では木枯らし1号が吹いたとの報道が流れていましたね。

融けた雪の下から、色づかないまま重みで落ちてしまった落ち葉の模様を見ることが多かった1日でした。

 

 

 

昨夜は木育関連の酒席に呼ばれ、図らずもガラクタ整理の話で盛り上がり(盛り上がったかな・・・?)、もちろん木育に関しても建設的な意見が飛び交う、とっても実のある時間となりました。

 

 

んで、今日。

 

9月から委託されて行っていた本のオークション販売をひと区切りさせるため、売れ残った、もしくはあまり値段がつかないと判断した本類をダンボール箱に入れ、店舗へ買取してもらいに出かけました。

 

ダンボールの箱数は4箱と少な目でしたが、重量はトータルで30kgは超えていたと思います。加えて、本は運ぶとき、重さを凄く感じるモノのひとつで、ダンボールにぎゅうぎゅうに詰めたとしても、重すぎて持つことができないケースがあったりします。

 

車までこれを運ばなければならないので、重さの調節を測り、ぎっくり腰にならないように気をつけながら運搬。無事怪我もなく店舗へ持っていくことができました。

 

 

 

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たかが4箱。されど4箱。重いものは1箱10kgを越えます(雑誌)。

 

 

 

 

 

なぜ、店舗へ持っていくようなことをしたのでしょうか?

今やネットで申し込み、集荷に来てくれる時代です。そんなアナログなことを何故したのか?

 

 

 

それは単純に、持ち込みでの買い取り価格がUPするというキャンペーンを行っていたからです。

それはおそらくネット店舗でも行っているのですが、ネットを通じての買い取り依頼の場合、買取の対象となる本に制限がかかります。そのため、手元にある本をすべて1か所に売却することができないということになります。

 

 

 

という訳で、ぼくがとった方法は

 

・ネット経由の買取で売却できないもの

⇒店舗に直接持ち込み、キャンペーンクーポンを使用して買取価格をUPさせる。

 

・ネット経由で買取可能なもの

⇒キャンペーンクーポンを使用して買取を依頼し、買取価格をUPさせる。

 

 

の2つでした。

 

 

現時点で、オークションで売却した書籍の数はゆうに100点を越えます。

CDとDVDは80点。こう考えると短期間でよく売りさばいたものです。

 

何度か出品して売れ残ったものの中から読みたいと思ったものを省き、それを箱詰めして準備を行いました。

 

 

 

ガラクタ整理(または断捨離)を教えている人は

 

「なぜ早くそれを捨てないのか」

 

と言及してくるかもしれません。

 

 

 

事実、ぼくも講座受講中に言われました。指摘されました。

 

 

 

その理由は(僕の場合)

「少額でもお金になるから」

でした。

 

 

 

売却ではなくても、寄付というかたちで売却金を充てるという団体もありますし、方途は様々です。

 

 

 

 

 

 

 

ひとはモノを捨てる前に何を考えているかというと

 

これは「まだ」使えるか。

 

 

この「まだ」もしくは「いつか」を過分に使っています。

 

 

 

上記のことばをずうっと使っていくうちに、モノは絶対溜まります。

それも最初は影響がないと思うかもしれません。実際考えていると思います。

そのモノたちが生活スペースをどんどんどんどん占有していき、部屋が「狭く」なっていったとしても、すぐに何かが起きるわけでもない。実害はないからと「そのまま=先延ばし」にしてしまいます。

 

 

恐らく、こういう状態のひとは他人から何か言われても

 

「わかってるんだけどねー」

「いやいや、言われなくてもわかってるから」

 

といったことの返事「だけ」をして、また長い期間そのままにしてしまいます。

 

 

もはや、家族が何を言ってもダメかもしれません。

テレビでそういった人が重い腰を上げてやるのは、演出上のことかもしれませんし、それに合わせてプロを招いているので、タダなら「やってもらおうか」という軽い考えでいたりします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんかね、悲しいというか、虚しいというか。

 

 

 

じぶんに対しての報酬や評価は過分に欲しいという反面、他人に対しての評価や報酬は「最小限」に留めたいという風潮がずっと続いています。そのひとつの仕事で生活ができる、ごはんが食べられるというイメージにつながっておらず、単純に安くあげたいという気持ちでしか行動の動機が生まれません。それは会社での仕事が具体的に、どのようにして売り上げにつながり、じぶんの給与になるかというのを想像できないのと同義だと思っています。

 

 

同業他社がいれば、もちろん価格競争は発生します。

安いところに、人は流れるでしょう。

でも、価格が安くても人は来ないというケースもあります。

結果、お金がすべての判断基準ではない、というのはどこかでわかっているはずなのです。

 

 

 

 

 

 

ガラクタ整理のメニューのカスタムを現在行っていますが、正直不安が出てきています。

 

 

本当は依頼者本人に「整理」をしてもらいたい。

でも、その人は「プロ」に整理をやってもらいたがっている。

または、話は聞く、興味はある。でもやらない。何となくやらない。現状維持万歳。

 

 

そんな「実状」を目の当たりにしています。

 

 

 

 

やっぱり、みんな「苦労」はしたくないということでしょうか。

疲れることは避けたいということでしょうか。

率先してやる苦労もあれば、疲れてもやるということはあるはずなんですが。

 

 

 

 

そう考えると、ガラクタ整理の受け止められ方は「年末の大掃除」と同じ扱いに感じます。

 

それでは、たとえ整理をしたとしても、効果半減です。

 

 

 

ぼくはこのガラクタ整理は「投資」だと伝えたいし、わかってもらいたいです。

モノが減る、収納をカスタマイズできる、だけではなく、物質と人間の「体と心」に対して、ガラクタ整理という「投資」がどのような利益をもたらすのか。

 

ここを伝え続け、届けていくしかないのだろうと、考えています。

 

 

 

 

 

 

ダンボール4箱を店舗へ持っていき、買取を依頼。

時間がかかるというので、インフルエンザの予防接種を受けてきました。

思いのほか早く終わったので、買い物を済ませて買取結果を確認。

 

 

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 これは少ないほう

 

 

自分で詰めた箱の中身ですから、目標金額も微々たるものですが、買取額UP前にその目標はしっかり達成し、クーポンで増額になっていたことはとても嬉しいことでした。

 

それはある意味、ぼく自身の「目利き」がぶれていないことでもあります。オークションに出品する際も、売れるか売れないかというのをひとつずつ手に持って判断します。その中でも売れ残った本はありましたが、書き込みがあった本でもそれを明記して出品したところ、高値がついて売却されたということを経験しましたので、とても貴重な経験になりました。そう考えると、書き込みのある本は売れないという世間の常識は、実は狭い領域内での常識に過ぎなかったということがわかります。そしてそれは、わたしたちの頭の中でも同様に言えることだと思っています。

 

 

 

本を読むこともそうですが、誰かと話をして「声を聴く」というのは、過分な刺激になります。それがあってこそ、ひとはよりよいものを創っていこうという考えと意欲を持ち、提供のときを待っています。

 

多読も1ヶ月が経過しました。ちょっとしか読むことが出来ない日もありますが、現在のところ順調?に読み進めています。読んで気になるところは付箋を貼り、あとからノートに書き写すようにしていますが、読み終わった本は現在15冊。図書館で借りた本は先にノートに書き写してから返却しているので、実質20冊くらいになると思いますが、自分でもよくやってんなーと思っています(汗)なので、年内で読みつくすことを目標とし、年明けからはちょっと本から離れる時間を持とうと思いました。

 

 

 

受動的になっていれば、時間はなくなります。

能動的になっていれば、時間は生まれ、増えていきます。

 

その違いを感じ、考えを変え、佇まいを正したとき。

目の前に見える自分のモノに対する価値観が、180度変わることと思います。

 

 

 

 

きょうまでに読んだ本

 

失われた森 レイチェル・カーソン遺稿集 リンダ・リア編 古草秀子訳 集英社

しずく 西加奈子 光文社

聖なる愛を求めて -魂のパートナーシップ- ジョーン・ガトゥーソ 大内博約 ナチュラルスピリット

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