きょうは8月にご縁をいただいた「公益社団法人 森と緑の会」さんからお声掛けをいただき、札幌市中央区、JR札幌駅と桑園駅の合間にある「ふきのとう文庫」にてイベントのお手伝いをしてきました。
ふきのとう文庫HP
不勉強で恥ずかしかったのですが、市内中心部、しかもサツエキから徒歩圏内(それでも10分は最低歩きます)に、こういった施設があることに驚きました。
事務員のかたに伺ったところ、まだできて2年ほどとのこと。その前は西区平和に施設があったそうなのですが、個人の敷地を解放し、このような立派な施設を設けたとのお話を聞くことができました。
館内は撮影禁止だったのでイベントの模様しか撮影していませんが、絵本だけではなく、ハリーポッターなどの本格小説なども取り揃えており、白石区役所の新庁舎に出来た絵本図書館とは、また違った趣があります。こちらには一般の図書のほか、布絵本や大活本(大きい活字の本)など、多種多様な図書を揃えていました。大人が見ても心躍るようなラインナップだと感じました。
また心くすぐられたのが「貸出カード」!!!
いまや図書館での貸し出しはバーコード管理ですが、ここでは敢えて貸出カードを使用しているとのこと。個人的にこれは好きで、小学生のころ学校の図書室で借りた本のカードを見ながら「ああ、あの子もこの本読んだんだぁ」と、アホなことを考えていたものです(笑)。
館内は靴を脱いで入るようになっており、施設は「図書館」のスペースと「多目的」スペースとに分かれております。今回のイベントは多目的スペースで行われました。
激務前の静けさ。
有名な「ろまん亭」さんからのおくりものと題し、木のプールやスギックモックで遊んだり、モノづくりワークショップで楽しんだりと、いくつかのアクティビティを用意。
きょうは木育マイスターとしての活動であったため、モノづくりワークショップのお手伝い(というかディレクション)で参加させていただきました。
びっしりです(汗)
午前と午後でそれぞれ造るモノが分かれており、午前が木のおもちゃ。午後が3手に分かれてのモノづくり(マイ箸づくり・しおりづくり・万年暦づくり)となりました。
午前も午後も、たーくさんのご家族連れが来てくださいました。
保護者のかたに伺うと、やはり近所からの来訪が多いらしく、徒歩圏内で来訪できるのが何よりうれしいとのことでした。中央区には中央図書館という施設が中心部から少し離れたところにあり、市電で行くことができるのですが、小さなお子さんを連れていくにはやはり厳しいとのこと。だからすごくありがたいんですよ、という率直な声を聴くことができました。
また、意外、というか、新鮮な反応だったのが、
「木育」関連のイベントに興味があり、チェックできたものについては参加していますという嬉しい声をいただくことができました。そのうえで、どこかで開催情報などを確認することは出来ないでしょうか?という問い合わせも受けました(周りの保護者の方もモノをつくりながら聞き耳を立てててくださっていたのです)。
という訳で、今後のためにもここで「木育」のイベントを知るためにはどうすればいいのか、ということを書いていきます。
きょう質問してくださった保護者のかたにもお伝えしたのですが、北海道から出しているメールマガジンに登録していただくことをおすすめしています。
というのも、木育ということばは北海道(行政)が創った造語であり、その活動の推進役にもなっています。各種団体や企業さまが主催されるイベントももちろんあるのですが、それらをチェックすることも困難であるため、そういった情報を集約し、告知する媒体がこのメルマガになるわけです。
余談ですが北海道が出すメルマガには、移住に関する内容のものもあったりと、情報収集にうってつけのものもあります。効率的に利用していくことで、北海道内、または各市町村での各種活動に関する幅が広がっていくと思います。
では、メルマガの登録方法をご案内。
- 北海道庁のホームページを開いてください
2.画面を下にスクロールしていくと、縦に3列並んでいる項目の一番右側、北海道の広報というバナーのしたに「メールマガジン」という項目がありますので、そこをクリック。
3.別画面が立ち上がります(北海道のメールマガジン)。
4.新規登録の場合は、メールアドレスを2か所入力してください。
5.新規登録というところをクリック。
6.画面が分かり、メルマガの購読設定画面に移ります。白い四角の部分にチェックをつけることで、購読の設定となります。木育については「わくわく! 木育(もくいく)通信」になります。
7.画面いちばん下に登録というボタンがありますので、クリックして登録完了となります。
その後週1回のペースでメルマガが届きますので、参考になさってください。
以上、メールマガジンの登録方法でした。
話をイベントに戻しますと。
午前中からすごい数の来訪者がいらっしゃり、人口密度が凄く濃い時間帯が多かったように思います。モノづくりの参加も随時であったため、時間いっぱい使って行うという流れになりました。
万年暦の作成ブース。現場では常に何かが起きています(汗)
午後も同じような流れとなってしまったのですが、閉館数分前に来てくれたお子さんには満足な対応をしてあげることが出来なくて申し訳ない気持ちになりました。閉館5分前、完全に意表を突かれてしまった感じです。これはひとり反省会でした。
午前中は全員が木のおもちゃを担当。
合板を○状に切り、その中身を八角形などに切り抜いたものを木工ボンドで貼りあわせて重ね、中に鈴とビー玉を1個ずつ入れ、フタをします。ふたの部分には穴が開いていたりするものもあったので、自由にお絵かきしてもらいながら、自分仕様に仕上げてもらいました。使用した道具は木工ボンドと紙やすり。紙やすりはささくれ立ったところとかを滑らかにするために使用しました。あとはお絵かき用のマーカーを使用しています。
午後は万年暦を担当。
これもお恥ずかしい話、見本が見本でない状態であったため、最初に訪れたご家族には大変ご迷惑をお掛けしました。
というのも、万年暦には6つのダイス状のブロックを使用し、そこに数字のシールを貼り付けていくのですが、どのようにして貼っていけばいいのかがすぐには出てこなかったのです。
それもでも「どーにかしにゃならん」と思い、担当の方に確認。
臨機応変(かどうかはわからないけど)に対応して、何とか作品の完成までもっていってもらうことができました。
ここでおさらいすると、今回の万年暦は6つのダイス状のブロックを使用しており、それを別パーツで作った土台に載せて使用します。(別パーツは木工ボンドで接着してもらいました)。
この6つのダイスにそれぞれ、必要な数字や字を加えていきます(シール、または手書きで)
1つめ・・・月のみを書く
2つめ・・・日のみを書く
3つめと4つめ・・・各面に数字の0.1.2.3.4.5をそれぞれ書く
5つめと6つめ・・・各面に数字の0.1.2.6.7.8.をそれぞれ書く
※数字の9は、数字の6をひっくり返して代用します
これに、時間がかかってしまいました(汗)
やはり、事前の入念な準備は大切ですね。身に染みました。
イベントに参加してくださったかたの数わからないのですが、とても多くのかたがきてくださったように感じます。これには感謝しかありません。モノづくりを教えるというのもひとつの役割なのですが、何よりお子さんと、保護者のかたの生の声や、作業に向かう姿勢というか、温度を肌で感じ取ることが出来るからです。これに勝る経験はありません。だから現場は凄く大事な学びの場だと感じています。
イベントが終わったときにはフラフラ状態だったので、かなりな充実感と疲労感がありました。ただ、こどもとの接し方に正解はないので、反省すべき点もありました。これは次回に活かしていきたいと強く感じました。
ふきのとう文庫でのイベントは30日まで行われているようです。
木のおもちゃをはじめ、木のプール等も30日まであるようなので、是非一度訪れてみてはいかがでしょうか。
今朝は少し雪が残っていましたが、帰るころには雨が降っていました。
多少暖かく感じる気温ではあったものの、冷たさを感じる季節になってきました。
冬の活動の場は夏に比べて制限されますが、それもひとつの楽しみとして、学びに変えていきたいと思います。
きょうはご縁をたくさんいただきました。
ほんとうにありがとうございました。
きょうまでに読んだ本
十年交差点 新潮文庫 ※アンソロジー作品
成功と幸せを手に入れる瞑想力 宮本辰彦 アスペクト
センス・オブ・ワンダー レイチェル・カーソン 上遠恵子訳 新潮社
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