今回は「書籍」の出品について書いていこうと思います。
書籍とはいっても、いろんな大きさ、種類の書籍があります。
文庫本
単行本
雑誌
と、かなりざっくり分ければ上記の3種にカテゴリ分けが出来ると思います。
値段も様々なので、出品時の設定金額にも気を遣うところではあります。
ぼくが書籍を出品する際に明記しようと心がけているのが
・本の形状
・帯の有無
・初版かそれ以外か
・付属物の有無(CDつきであれば写真も添えて)
・サインもしくは署名入りの場合
といった具合になるでしょうか。
望むべくは「売られていた状態そのまま」の付属物で出品することが望ましいですが、なかなかそうはいかないもの。しっかり確認をしてから出品しないと、後々訂正文を載せる手間が出てきてしまうので注意が必要です。
帯も添えて。
付属物もしっかりと。
続いて、コンディションについての書き方。
コンディションとはその名の通り状態を指します。
つまりは
・汚れ具合
・破れや傷
・書き込みの有無
・水濡れ
・色移り
などになります。
ここは入札する側としてもしっかり明記してもらいたいところなので、出品する際にはしっかりと把握しておく必要があります。
余談ですが、コンディションについて上記のいずれかに該当した場合、入札は入らないのでは?という疑問が湧きます。入札する側も相応のコンディションを求める人も少なくないからです。
ぼくの経験上の範囲で述べさせていただくと、必ずしもそうではないです。
出品時の説明にコンディションを明記しておけば、きれいな状態を望んでいる人からは入札が入らないだけ。仮に「書き込み」があったとしても、入札が入ることもありますし、中には競合する商品もありました。ほんとのところ、実際は売れるかどうかは半信半疑でしたが、コンディションを明記することによってほどなく落札されていった商品の数が多いことに驚かされました。もちろん、コンディションに関する質問は様々飛び交いましたが、都度商品を確認し、状況を明記することで入札につながるということを実感したとき、ぼくの中での「常識」がひとつ崩れ去りました。極論ですが、売れるかどうかは、出品して見ないとわからないという境地ですね。もちろん、すべてがそれに当てはまるわけではありませんが。
次に深く関わってくるのが、CD同様「発送方法」についてです。
書籍の中にはそこそこ重量のあるものが多く、この形状だからこの発送方法でOKとは、一概に言うことはできません。おおよそというくらいの範疇なので、微妙な形状のものであれば、長さを測るものと重さを量るもの、両方を用意した方が確実です。
書籍の発送に関しては
・クリックポスト
↓
・ゆうメール
の順番で対応しています。
書籍の多くは、クリックポストで対応が可能です。(単品発送の場合)
注意しなければならないのが、一冊あたりの「厚み」と「重さ」。
書籍を発送する際、重さはあまり引っかかることはないのですが、クリックポストの規定である「3cm」を超えてしまう書籍は少なくないので、注意が必要です。
また、雑誌やムック本など、比較的広さがある本の発送にも注意が必要です。
クリックポストの場合は、それぞれ箇所の長さに規定があります。そこを超えてしまいますと、サイズオーバーで発送が不可となり、ゆうメールへの切り替えになります。月刊誌やムック本であっても、サイズが大きいものについては事前にサイズを測ってから出品することをオススメします。
ここまで準備や確認をしていざ出品すると、幾つか質問が飛んできます。
それはコンディションに関する質問と、CDのときと同じく「同梱発送」に関しての質問です。
オークションの出品ページではあくまで単品での発送の場合として、発送方法を列記してあります。おおよその予測はつきますが、念のため複数落札した場合の発送方法を確認する必要があります。例えではありますが、文庫本を落札したのであればクリックポストで複数冊同梱のうえ発送が可能なケースもあります。が、セット本(全巻セットなど)については最初から発送方法がゆうメール、もしくはその他の方法での発送方法を明示しておくとよいと思います。
最後に、注意しなければならないのが「梱包」。なぜかといいますと、書籍は「紙」。そのため、最大の天敵は、輸送時の水濡れ被害になります。そのためぼくは発送時に、書店で購入した際に封入される書店のビニール袋や、OPP袋と言われるものを使用して水の浸入を防ぎます。そのうえで封筒に入れてふたたび梱包し、発送となります。
本の出品の際に注意しなければならないのは、頻繁に入札が重なることは意外にも少ないということ。人気商品や絶版になっているものであれば競合しやすい環境はありますが、もともと書籍の売り上げは落ちているものの、出版は毎月確実に行われています。そのため流行り廃りも早いため、さほどの高値で落札されることは少ないように思います。
それでも諦めてはいけません。スタート価格を下げることにより、競合するケースも少なくないからです。出品者側としては「これくらいの値段で売れて欲しい」という願望は常々ありますが、必ずしも願望に沿った値段で売れるとは限りません。その場合は、その金額に少しでも近い価格で落札されることを望みますし、そのためにはどうするかといったことを考えていくと思います。人気作家であったとしても、その人の本が必ず売れるといった保証はありません。しかし、工夫次第では他の人が出品しても落札されなかった商品が、じぶんの場合では落札されたということもあり得ます。これは経験を重ねていくほかないのですが、誠実に、実直に対応をしていくことで、掴めるものは必ずあると思います。
きょうまでに読んだ本
クォンタム・ファミリーズ 東浩紀 新潮社
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