つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。

先延ばしを止めることは、恩恵を受けることにつながるということをどこかで、自分自身の力(いのち)でわかって欲しいです。

2016年も残り数日。

 

 

 

大掃除(家の掃除)も無事に終わり、年末年始の買い物も行い、年末特番を順調に消化していっています。

 

そんな中、先日終了したオークションの発送準備を行ったのですが、その一連の流れが今年のこころの動きのビフォーアフターを象徴している出来事だと、振り返ってみて感じました。

 

 

 

 

どういうことかと言いますと、オークションをやっていると、梱包に思いのほか時間を取られることがあります。それは商品の性質にもあるのですが、どのように保護し、箱詰めするかというのをある程度考えながら進めていく必要があるからで、場合によっては新たに資材を調達してくる必要があったりもします。

 

 

 

今年最後になった発送のための準備は、梱包にひと工夫を施さなければならないものばかりだったため、少々面倒に感じていたのです(汗)

 

 

 

 

 

理由はかんたん。面倒だし、時間がかかるかもしれないから。

 

 

 

 

とはいえ、荷物は梱包を施し、発送しなければなりません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

結局は梱包を行うことになったのですが、問題は「いつ」やるか。

 

 

実はこれまでは「まとまった時間が出来たらやる(または時間を創る)」という考えでいました。要するに、万全の態勢で臨みたかったということです。

 

 

 

では実際のところどうだったのかと言いますと、

 

 

 

ほんの20~30分ですべての梱包(1次)が終わってしまいました(笑)

 

箱詰めする際に商品を保護するための梱包を施すのですが、箱詰めよりもこちらに時間がかかるため、イメージで「まとまった時間が必要」と考えていたのですが、実際のところはそれを大幅に下回る数十分間で終わってしまいました。

 

 

 

 

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 1次梱包が終わった直後。ほんの20-30分で梱包。

 

 

朝の数十分間というのも、実は出かける予定があったため、それまでの間に出来るところまでやっておこうと思い行動したのですが、まさか全部包んでしまったことに驚き。その光景を確認するとともに、ガラクタ整理などを通して培ってきたことが確実に活きているということを実感しました。その後の時間の使い方にも余裕が出来たのは、もはや言うまでもありません。先延ばしをやめることは、予定をも建設的に書き換えていきます。

 

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これで梱包完了です。

 

 

 

もうちょっと詳細を語りますと、

 

 

 

まとまった時間を創ってからやろう、というのは、ぼくのなかでは代表的な先延ばしの常套句、だったのです。

 

なぜこれが先延ばしになるのか?

 

 

まとまった時間を創る必要が本当にあるの?ということなのです。

言い換えれば、ちょっとでも時間があるならば、その時間をやるべきことに費やせば、後から用意しようと考えていた「まとまった時間」を設ける必要はなくなるのではないか?ということなのです。

 

今できることを、今やらない。

後々やればいいから~と先延ばしをして、実際後から痛い目に遭ったことは、多くの人が経験済みかと思います。

 

 

 

 

 

 

そんなことを経験しても、また同じようなことをやってしまう。

 

どうしてでしょうか?

 

以前痛い目に遭ったはずなのに。

 

 

 

 

不思議ですよね。

 

 

 

 

 

結局、ものごとの「中身」で優先順位を決めてしまっているということになるのではないでしょうか?

 

確かに日常を過ごしていくと、あれもこれもと手を付けていかなくてはならないことはあります。緊急度だったり、重要なものであったりと、基準は様々です。

 

 

 

しかし、そんな基準はあったとしても、それらはすべて「やらなければならないこと」に変わりはありません。

 

それを「いずれ」という魔法を使うことによって、自分で自分の成長や進化を「停滞」させてしまっていることでしかないことに、気がつかないのは本当に不思議です。

 

 

 

 

そうはいっても、ぼくもすべての事に対して先延ばしをやめることが出来たわけではありません。ただ、その割合が大きく減りましたし、減っていったことで時間の使い方が大きく変わった実感があります。それは結局、自分を変えていくことに直結します。

 

そんな身近なところに目を向けず、アサッテの方向を向いてものごとを解決しようとしているひとは、実際にいます。そんな人ほど、他人の意見には耳を傾けず、自身の感覚にのみ信頼を委ねがちです。反省もしているようで、していないでしょう。その人がどのような人生を送っていくかは、まさしくその人自身の問題であり、それこそ責任問題です。ハイヤーセルフだったり、サムシンググレートだったり、大いなる存在は、そうかんたんに自ら手を出すことはしないと思います。ただ気長に「気づく」のを待っているだけではないだろうかと思うほどです。

 

 

捉え方は人それぞれだと思いますが、自分の利益「だけ」にフォーカスを当てた解釈では、本当の理解にはつながらないと、冷え込んだ年の瀬にふと感じました。

 

 

 

 

 

 

きょうまでに読んだ本

 

本田宗一郎 「逆境」を生き抜く力 梶原一明 KKロングセラーズ

 

 

-お知らせ-

 

・オラクルカードリーディングは、3枚セッションが定数に達したため、1枚セッションを含めて一度受付終了としました。

・ガラクタ整理に関するセッションは現在受付停止中です。

・上記により、対面セッションも年内の受付は終了しております。

・コメント欄を再設置しました(承認制)