模様替えやガラクタ整理をする目的は、「わくわく」するためにある。
昨年からいろいろ考えて進めていたことが、ひとつあります。
それはちょっとした「部屋の模様替え」。
とはいっても、パソコンブースを移動させる程度のものです。
これまでは椅子ではなく地べたに座布団を敷いて座り、パソコンを使用していました。
その周りに小机等も置いていたので、小さなオフィスとなっていたのですが、パソコンを置いていた専用の机の老朽化(金属部分の破損)が進んだため、思い切って買い換えようということになったのです。
そのため今回は思い切ってデスク用の椅子も購入し、椅子に座って使用できるようにあれこれと机のタイプを探していました。
そして年が明け、やっと購入。
先日無事に配達されてきました。
机と椅子は自分で組み立てるタイプのもので、両方とも1時間程度で組みあがりました。
商品が到着した時間が遅かったので、この日は組み立てだけに留めておき、翌日に新しいデスクへの物品の移動を行うことにしました。
翌日はまず既存の机にあるパソコン周りの配線を外し、完全に撤去します。
そのまますぐに移動せず、埃の詰まった排熱の穴を掃除。その他簡単に手入れをしたのち、デスク周りを掃除機で、そして昨日組み立てをした場所付近も併せて掃除機をかけました。
次に行ったのは配線に絡まった埃の除去、そして他の線との絡まりの解消、加えて配線を敷いてある壁付近をウェットティッシュで念入りに掃除。これである程度のところまで綺麗にすることができました。
そしていよいよ大移動・・・と行きたかったのですが
机に設置するモノの配置を少し変更することに。
購入した机はデスクトップパソコンが置けるものにしたのですが、パソコンを置く場所の上に1か所、そして足元に1か所、モノを置くスペースが設置されています。パソコンだけではなく、その周辺機器もまとめて置きたかったのです。
その他、机周辺にはネットのモデムやWi-Fiルーターなどの比較的小さなものを棚の上に置いているのですが、そこも効果的に使えそう。
多少思案した結果、プリンターを足元に(比較的重い機器のため)設置し、パソコンの上には外付けのスピーカーと小物入れを設置。現在はまだ少しごちゃっとしていますが、徐々に整理していきます。
パソコン周りには新たにLEDライトを購入して設置しました。
そして別途スライド式のキーボード置きがあるので、そこにキーボードとマウスを置きます。これで上・中・下段の移動が完了。
そして効率の良さを少し上げるため、電話機本体を移動させ、パソコンデスクからほど近い、モデムなどを置いてある棚に設置しました。これで電話がなっても席を立つことなく応対ができるようになります。
その他、前の場所よりも比較的「モノ」を置かないようにしようという気持ちと考えが働きました。そして自然と不要なモノを捨て、シンプルでスッキリな空間づくりをするようになっていました。やってて何だか不思議に感じましたが(笑)
これも模様替えが持つ魔法なのかもしれません。
以前のパソコン周りは、モノを置きすぎました。
ガラクタ整理を覚えてからは出しっぱなしにしないなど注意はしてたものの、それでもやはり置いてしまいます。それが今回の移動で無駄に置くことが出来ないようになりました。なんだか自然とそうなっていたので、ごく自然発生的に整理整頓(ガラクタ整理)を行っていました。
大移動は無事に終わりましたが、まだ周りは少しごちゃごちゃしているので、どうやったら「安定」の音がするかというのは試行錯誤が必要です。新しい場所に移動して、不思議と気持ちも上がり、タイピングも軽く感じています。この勢いに乗って、ひとつでも多く先延ばしにしたことを片づけていきたいと思います。
で。
これまで使っていたパソコンデスクを粗大ごみ(大型ゴミ)に出すべく、収集センターへ電話し、必要な手続きを済ませ、当日すぐに運べるように玄関の外に出して置いておいたのですが、ある日の朝早く、チャイムが鳴りました。
なんだろ?と思い、応対に出るとご近所さん。
なんでも、粗大ごみに出す机を譲って欲しいとのこと。
ほえ?
寝起きだったので頭がうまく回らず、この机は壊れている箇所がありますよと何とか説明。どうやら違う用途にしたいとのことだったので、壊れている箇所はあることを承知で引き取っていただきました。併せて、粗大ごみの手数料を引き取り料として支払ってくださいました。
その後に収集センターへ電話し、キャンセルの連絡を行いました。
こんなことって、あるんですねぇ。
自分にとっては不要のものでも、他の人にとっては必要なものかもしれない。
だからリサイクルというのは、成り立つんですね(汗)
唐突の出来事だったのであれよあれよという感じでしたが、またひと味違うガラクタ整理の充実感を得ていました。
捨てるものがあるから、入ってくるものがある。
これはほかの多くのひとたちが語っていることで、いわば原理原則。
そこから各ケースに当てはめて、応用ではないですがいろんなケースに派生していきます。
単純にモノの出し入れだけではなく、何かをする(起こす)ことで、何かが生まれると考えたとき、前に一歩踏み出す大きな手助けになるかもしれないと改めて感じました。
そして模様替えも無事完了。
心なしか、気持ちが引き締まりました。
「いま、できることを。いま必要なことを。ぼくはやる。」
そう、強く想うことができました。