つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。

整理棚からひとつかみ。 ジャズ編 その42

【Series Herbie Hancock

 

 

 

Jammin'With The Herbie Hancock Quintet

 

 

 

 

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Warwick 20ED5067


1.Jammin'With Herbie
2.Herbies Blues
3.Rock Your Soul
4.TCB With Herbie
5.Soul Power
6.Cat Call


personel

Donald Byrd(tp)
Pepper Adams(bs)
Herbie Hancock(p)
Laymon Jackson(b)
Jimmy Cobb(ds)


収録年が1961年ということだけがわかっており、どういうコンセプトで収録されたものなのかがイマイチわかっていない立ち位置の作品だとのこと。
CDで出た当初は本邦初公開の音源で、ちょっとしたレアもの扱いだった。

ライナーを見てみると、この作品ではピアノのハービー・ハンコックの名前が多用されているが実は別作品の別テイク集かも?というのが書かれてある。
その理由は編成と曲目だと思うのですが、そこんところがはっきりしないのが、なんだか乙なところに感じてしまいます。

現在はジャズ・ジャイアンツの一員に数えられているハービーですが、この時はまだ若輩者。
どっちかというと、ドナルド・バードやペッパー・アダムスのほうが光っています。
じゃあどうしてハービーの名前を?となるのですが、当時の意図がわからないまま。

そんな渦の巻いたまま生まれた作品もあったということです。