つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。このたび不定期更新に切り替えました。

整理棚からひとつかみ。 ジャズ編 その46

【Series Sideman of John Coltrane

 

Cannonball Adderley Quintet In Chicago

 

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UCCU-5032

 

 

1.Limehouse Blues
2.Stars Fell On Arabama
3.Wabash
4.Grand Central
5.You're A Weaver Of Dreams
6.The Sleeper

 


personel


Julian Cannonball Adderley(as)
John Coltrane(ts)
Wynton Kelly(p)
Paul Chambers(b)
Jimmy Cobb(ds)

Rec:Feb 2,1959

 


キャノンボール・アダレイ代表作のひとつ。必ずと言っていいほど「名盤」関連の本にはこの作品は掲載されていると思います。
アダレイもコルトレーンもともにマイルス・デイビスのグループでの演奏を経験しています。
そういった意味ではとても貴重な経験を積んだふたりが織りなす新しい「ジャズ」をここで展開していることを考えると、つい「いいねぇ~」と唸ってしまいます。

アダレイのサックスは、それはもうおブイブイのブリブリです。
これでもかというくらいのアプローチをしてくれます。
コルトレーンもそれに負けないくらいの人なのですが、ここではやはりアダレイが一枚上手といった印象を受けます。


1950年代のジャズは「ハード・バップ」の時代と言われていますが、この作品はそれを象徴するものかもしれません。


とはいえ、このアルバムには「ジャズ」が詰まっていることは、確かなことだと思います。